私の小さな美術館
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私の小さな美術館
文芸春秋, 1996.7
- タイトル読み
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ワタクシ ノ チイサナ ビジュツカン
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内容説明・目次
内容説明
蒐集は、生きるあかしだ。ジャン・コクトー、安藤忠雄の絵から、マン・レイのオブジェ、吉行淳之介の手紙まで、新井満が蒐めたコレクションの数々。その蒐集にまつわる涙とスリルと冷汗に満ちた、２４の物語。
目次
- 天の蛇行—富岡惣一郎「雪・信濃川」
- 赤い鼻緒の木履はいて—屠龍山人笠原〓「新潟旧万代橋」
- 安吾とサティと—司修「海辺の生活」
- 仮面の誘惑—新谷〓紀「アライマンのライフマスク」他
- ドストエフスキーの帰還—グラーノフ「グリバエドフ運河あたり」
- 紫陽花昇天—ミールダム「フィヨルドの皿」
- 花子と月子—藤原新也「フラワードッグ」
- イカロスの墜落—横尾忠則「青の墜落」
- 遙かなる鳥海山—森敦「浄土」
- イヴ・モンタンの遺言—Ｊ・Ｊ・ベネックス「ＩＰ５」
- レセプション—ラウル・デュフィ「レセプション」
- サン＝テグジュペリの消息—Ｊ・Ｆ・ドゥマルヌ「陽のあたる場所」
- 超絶難漢字—吉行淳之介「原稿用紙に書かれた手紙」
- 大仏の微笑—須田剋太「東大寺雪」
- 満月に叢雲—市野豊治「白丹波窯変徳利花入」
- ツィオルコフスキーの夢—ガルキン「ツィオルコフスキーの夢」
- ラオスから来た少女—作者不詳「チベットの曼陀羅」
- Ｇ線上に出る月—スウィングル・シンガーズ「サイン入りのパンフレット」
- アルプスの鐘—安藤光雅「アルプスの鐘」
- 住吉のカッパドキア—安藤忠雄「カッパドキアの夜」
- マリリン・モンローの尻—ジョージ・シーガル「尻と手」
- ジャン・コクトーの帽子—ジャン・コクトー「竪琴をひく若者」
- 棘の生えた贈り物—マン・レイ「贈り物」
- ソフィアの歌—アヤシェンコ「夕暮れ」
「BOOKデータベース」 より
