鬼火
著者
書誌事項
鬼火
(ふしぎ文学館)
出版芸術社, 1993.10
- タイトル読み
-
オニビ
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注記
横溝正史年譜:p241〜250
収録内容
- 面影双紙
- 鬼火
- 蔵の中
- 貝殻館綺譚
- 蝋人
- 舌
- 丹夫人の化粧台
- 面
- 孔雀屏風
- かいやぐら物語
- 巻末エッセイ
内容説明・目次
内容説明
漆山万造と漆山代助。従兄弟同士でありながら、お互いに憎みあい、呪いあって育ったこの二人の画家は、今また妖婦・お銀を巡って対立する。愛憎渦巻く凄惨な地獄絵図の結末は…?闘病生活のかたわら一日一枚ずつ書き継いだといわれる鏤骨の名篇「鬼火」のほか、美少年の妄執を浮彫りにして、谷崎に伍す、と評された傑作「蔵の中」、月光が語る幻想文学の佳品「かいやぐら物語」など、人間心理の深奥を抉り、耽美の限りをつくした巨匠・横溝正史のふしぎ小説全10篇。
「BOOKデータベース」 より