歴史の現象学
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書誌事項
歴史の現象学
(Phaenomenologica)
世界書院, 1996.9
- タイトル読み
-
レキシ ノ ゲンショウガク
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内容説明・目次
内容説明
本書の構成は、三つの部門に分けられている。第一部は、西洋哲学の大きな流れの到りついた大状況の中で、「歴史」はいかにして構成されうるか。それゆえに第一部は、『歴史の現象学』の本質論。第二部は歴史と自然との交叉がいかにして可能か。それゆえに第二部は、『歴史の現象学』の問題論。第三部は、最新流行の「歴史の物語論」を批判的に検討。それゆえに第三部は、物語行為に取り組むがゆえに、『歴史の現象学』の遂行論。
目次
- 未知の世界としての歴史—歴史的同一性と四つの歴史哲学的問題
- 過去の実在—歴史理論に現象学はいまいかに貢献しうるか
- ハイデガーと歴史性—初期フライブルク講義から見た『存在と時間』第二編第五章
- 自然と歴史—生と世界の現象学的考古学
- 否定的歴史哲学と自然
- 歴史の物語としてのヘーゲル歴史哲学
- 物語理論と脱構築
- 歴史の現象学とヒストーリクの現在
「BOOKデータベース」 より