顔のない肖像画
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顔のない肖像画
(新潮文庫, れ-1-15)
新潮社, 1996.9
- タイトル読み
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カオ ノ ナイ ショウゾウガ
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内容説明・目次
内容説明
『顔のない肖像画』—それを描いたのは、戦後画壇に彗星のごとく現われ、10年間の精力的な活動の後に死した孤高の画家、荻生仙太郎だった。その絵が個展から忽然と消えた後、彼の作品のオークションが開催されるが、競売は奇妙な展開を見せてゆく…。美術品をめぐる人間心理の綾を描く表題作をはじめ、緻密な構成と巧妙な筆致で男女の微妙に揺れ動く感情を綴る短編7編を収録。
「BOOKデータベース」 より