地中海終末論の誘惑
著者
書誌事項
地中海終末論の誘惑
(UP選書, 273)
東京大学出版会, 1996.9
- タイトル別名
-
地中海 : 終末論の誘惑
The Mediterranean Sea : the fascination of eschatology
- タイトル読み
-
チチュウカイ シュウマツロン ノ ユウワク
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注記
内容: 序章: 歴史のなかの地中海, I: 終末論と預言(第1章「古代黙示文学の終末論」-第5章「コロンブスと終末論」), II: イスラームの鏡(第6章「イスラーム暦千年を迎えるオスマン社会」-第8章「イスラーム・スペインの終わらない終末」), III: 海からの光(第9章「この世は恥辱と悪徳に満ち満ちているか」-第13章「終末の太陽」), 対談: 現代日本の終末論と地中海, あとがき(山内昌之), 執筆者紹介
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻主催で1995年11月11日に行われたシンポジウムをもとにしたもの
収録内容
- 歴史のなかの地中海 : ブローデルの文明論によせて / 山内昌之 [執筆]
- 古代黙示文学の終末論 : 自然科学と終末予言 / 大貫隆 [執筆]
- フィオーレのヨアキムの千年王国説 / 池上俊一 [執筆]
- 黙示録図像の変遷 / 小池寿子 [執筆]
- ビザンティン思想における終末論 / 秋山学 [執筆]
- コロンブスと終末論 / 斎藤文子 [執筆]
- イスラーム暦千年を迎えるオスマン社会 / 鈴木董 [執筆]
- 天路歴程譚の系譜 : イスラーム世界とダンテ / 杉田英明 [執筆]
- イスラーム・スペインの終わらない終末 : モリスコの予言とスペイン・キリスト教社会 / 宮崎和夫 [執筆]
- この世は恥辱と悪徳に満ち満ちているか : 古代地中海社会の世界観モデル / 本村凌二 [執筆]
- 地中海の曙光 : ニーチェの最後の港 / 臼井隆一郎 [執筆]
- 欲望の磁場 : 新婚旅行という「紋切型」について / 宮下志朗 [執筆]
- 「東方」よ、勝ち誇れる「東方」よ : シュルレアリスムと反=地中海の神話 / 鈴木雅雄 [執筆]
- 終末の太陽 : 二篇のフランス小説をめぐって / 石井洋二郎 [執筆]
- 現代日本の終末論と地中海 : 対談 / 蓮實重彦, 山内昌之 [述]
内容説明・目次
内容説明
期待と幻滅の交錯する「白い海」—この開かれた内海から、なぜ終末の預言が発せられたのか?諸文明が交流し、衝突をくり返してきた地中海世界を通して、世紀末の現代を読みとく。
目次
- 序章 歴史のなかの地中海
- 第2章 古代黙示文学の終末論
- 第2章 フィオーレのヨアキムの千年王国説
- 第3章 黙示録図像の変遷
- 第4章 ビザンティン思想における終末論
- 第5章 コロンブスと終末論
- 第6章 イスラーム暦千年を迎えるオスマン社会
- 第7章 天路歴程譚の系譜
- 第8章 イスラーム・スペインの終わらない終末
- 第9章 この世は恥辱と悪徳に満ち満ちているか
- 第10章 地中海の曙光
- 第11章 欲望の磁場
- 第12章 「東方」よ、勝ち誇れる「東方」よ
- 第13章 終末の太陽
「BOOKデータベース」 より