角鹿の蟹
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角鹿の蟹
(講談社文芸文庫, . 現代日本のエッセイ||ゲンダイ ニホン ノ エッセイ)
講談社, 1996.8
- タイトル読み
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ツヌガ ノ カニ
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注記
年譜・著書目録--稲垣達郎 石崎等ほか共編:p314〜328
内容説明・目次
内容説明
岩本素白を論じ、「世間に目立つようなことの一切を好まれなかった」(「素白随筆二則」)と評した著者も亦、素白その人であった。美術に造詣深く、文章極めて豊潤。論考の底流には自ら文学作品が存在する。先学、友人等との交流や身辺の様々、折々の随想を綴った「南禅寺の山門」「外村繁」「水引の花」「会津八一先生」ほか五十三篇収録。表題の「角鹿(つぬが)」は著者の故郷「敦賀」の古名。
目次
- 亀
- 草花
- 三女
- 帰省
- 時計
- 故郷
- 小学運動会
- 京都
- 湖南の春
- 「新近江八景」というもの
- 記念事業と寄附
- ミミイのはなしなど
- ルイ
- お経
- 南禅寺の山門
- 湯ヶ島風景
- 外村繁
- 水引の花
- 加藤健児
- 柳田泉さん
- 木下尚江先生
- 訪鏡花先生記
- 天衣無縫
- 逍遙先生
- 山口剛先生
- 会津八一先生
- 岩本素白先生
- 石割さん
- 服部さん
- 小さい青野さん
- 兼常さん
- 松原純一さん
- 川端さんとの一日
- 石井さん
- 川副国基を喪う
- 尾崎一雄
- 評釈伊勢物語
- 日本都市風景
- 荒野の呼び声
- 菊がさね
- 先生の匂い
- 「種蒔く人」とわたくし
- 稀書複製
- 異版
- いい薬になった著書
- メイチョ一巻
- 誤植でないことば
- 作家の真筆
- 藤村の手紙
- 時評ふたつ
- 素人の本造り
- 雑談中野重治
- 人と作品(石崎等;大屋幸世;中島国彦;新見正彰)
- 年譜
- 著書目録
「BOOKデータベース」 より