国際通貨問題の課題
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国際通貨問題の課題
(SERIES現代経済分析, 6)
批評社, 1996.9
- タイトル読み
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コクサイ ツウカ モンダイ ノ カダイ
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注記
文献: p221-229
内容説明・目次
内容説明
国際通貨問題は、サミットやG7において毎年妥協が繰り返されているように、「福祉国家」的政策のもとでは両立困難な国民経済の安定化と国際協調によってしか維持できない不安定な管理通貨制(変動相場制)に象徴される。この宿命的不安定性は金本位制の崩壊後、世界経済の変化と発展を縦軸に、国際通貨をめぐる国民国家と世界市場のせめぎあいを横軸とする両者の絡み合いに源泉する。資本主義にとって最も解決の困難な課題である国際通貨問題を戦間期を含む国際通貨史を通して実証的に解読した現代資本主義論の新展開。
目次
- 序章 国際通貨の何が問題か
- 第1章 国際通貨ポンドの安定
- 第2章 過渡期としての戦間期
- 第3章 ブレトンウッズ協定の現実
- 第4章 変動相場制とその限界
「BOOKデータベース」 より