明治日米貿易事始 : 直輸の志士・新井領一郎とその時代

書誌事項

明治日米貿易事始 : 直輸の志士・新井領一郎とその時代

阪田安雄著

(豊明選書)

東京堂出版, 1996.9

タイトル読み

メイジ ニチベイ ボウエキ コトハジメ : ジカユ ノ シシ アライ リョウイチロウ ト ソノ ジダイ

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内容説明・目次

内容説明

明治9(一八七六)年3月、日米民間貿易の振興のために、六人の若者が汽船オーシャニック号で横浜を旅立った。佐藤百太郎と彼が引率する五人の商法実習生をオーシャニック・グループと呼ぶ。ニューヨークを拠点として彼らはそれぞれに直輸出の販路開拓に尽力するが、その成果は悲喜こもごもで生糸貿易の新井領一郎と雑貨(のちに陶器)の森村豊の二人のみが成功を勝ちとる。本書は、特に新井領一郎の足跡を主軸に、親友森村豊との協力関係、先駆者佐藤百太郎の足跡にも言及して、知られざる明治日米交流史の一側面を明らかにしていく。

目次

  • 第1章 米利堅に渡った直輸の志士
  • 第2章 産業都市パターソン
  • 第3章 「挫折者」の実歴
  • 第4章 夢に賭ける星野一族
  • 第5章 日本産生糸の販路開拓—いばらの道
  • 第6章 一直線の便路
  • 第7章 すれ違いの一七年

「BOOKデータベース」 より

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