ヴェネツィア人の不思議な妻 : ルネッサンスの探検家とコンピューターと化身をめぐる官能の物語
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ヴェネツィア人の不思議な妻 : ルネッサンスの探検家とコンピューターと化身をめぐる官能の物語
河出書房新社, 1996.9
- タイトル別名
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The Venetian's wife
- タイトル読み
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ヴェネツィアジン ノ フシギ ナ ツマ : ルネッサンス ノ タンケンカ ト コンピューター ト ケシン オ メグル カンノウ ノ モノガタリ
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注記
The Venetian's wife.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
仕事に疲れ、変化を求める、平凡な女性のもとに届いた謎の男からのメッセージ。それが、不思議な冒険のはじまりだった…パソコン通信を使って、コンピューターに届いた手紙(電子メール)の奇妙な申し入れに好奇心をそそられたサラ・ウルフは、送り主のコンティの誘いにのり、美術品探しの仕事をはじめた。数奇な運命をたどるエロティックで魅力的なインドの神々の四十八体の彫像—ルネッサンスの探検家ニッコロ・コンティが収集したこのコレクションの内、行方不明の四体を探し出す。それが彼女の仕事だった。決して姿を現さない依頼主、先祖の探検家と同名のニッコロ・コンティの不可解な行動。探検家コンティが出会ったというプレスター・ジョンの伝説。いくつもの謎に困惑させられながら、彫像を探し続けるサラを、コレクションの不思議な力がとらえ、彼女の心にゆっくりと変化を与えていく…物語は、サラのコンピューターの画面上で繰り広げられ—サラの綴る日記、コンティとのパソコンによる郵便(電子メール)でのやりとり—現代の機械の中に、十五世紀の伝説がよみがえる!『不思議な文通』の作者が描く、神秘的な謎解きと恋の物語。
「BOOKデータベース」 より