もしインターネットが世界を変えるとしたら

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もしインターネットが世界を変えるとしたら

粉川哲夫著

晶文社, 1996.10

タイトル読み

モシ インターネット ガ セカイ オ カエル ト シタラ

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内容説明・目次

内容説明

インターネットはマスメディアでもミニコミでもない。無数の「私」がつくるメディアが相互にリンクしあって世界を覆う。「私」のいるローカルな場が、物理的な距離をこえたトランスローカルな場に一挙に変容してしまう。それが、インターネットなのである。国家による暗号技術の独占など、こうした変容を阻む強大な力に抗して、はたしてそれは、いまある世界を、もっと風とおしのよいものに変えることができるのだろうか?私たちのコミュニケーションを意味あるものにするのは量やサイズの大きさではない。肝心なのは質や差異なのだ。90年代のコンピューターやインターネットと徹底的につきあいつづけた著者による、7年ぶりのラディカルなメディア論集。

目次

  • 電子個人主義の先へ
  • 異質な場を多重にリンクする
  • もしインターネットが世界を変えるとしたら
  • デジタロン物語—ある二十世紀研究家の手配
  • 日常のインターフェース
  • 電子と身体のはざまで
  • テクノロジーと「純粋」自然
  • ラジオ・アート
  • 身体のヴァーチャリズム

「BOOKデータベース」 より

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