陸軍良識派の研究 : 見落とされた昭和人物伝
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陸軍良識派の研究 : 見落とされた昭和人物伝
光人社, 1996.9
- タイトル読み
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リクグン リョウシキハ ノ ケンキュウ : ミオトサレタ ショウワ ジンブツデン
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内容説明・目次
内容説明
天皇に忠誠を誓う軍隊という組織にあって、己れの生命を国家に捧げることを本義とする職業軍人たち—その反理性、反知性たる枠組の中に身を置きながら、時代状況、国際的位置、軍事的能力等々を客観的に捉え、見きわめ、時流に抗してもみずからの信条にしたがって、使命遂行に奔命した男たちの戦い。理性的にして知性的な軍人たちの系譜をたどるとともに、それぞれの実像に迫る記念碑的労作。
目次
- 第1部 陸軍良識派の意味とその系譜(良識派の軍人像を考える;参謀本部の作戦参謀を検証する)
- 第2部 良識派軍人の実像とその発想(石原莞爾—日中戦争時の第一部長;武藤章—日米開戦時の軍務局長;今村均—自らに責任を課した軍人 ほか)
- 第3部 昭和陸軍の実像をどう伝えるか(一木支隊の兵士とその現在;戦後の宰相・吉田茂が見た昭和陸軍論)
「BOOKデータベース」 より