潰し屋
著者
書誌事項
潰し屋
(カドカワノベルズ)
角川書店, 1996.8
- タイトル読み
-
ツブシヤ
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内容説明・目次
内容説明
真夏の夜。千本木創は暗い路上で血まみれの男に抱きつかれる。男はほどなく死に、駆けつけた制服警官は千本木を犯人あつかいするが、機動捜査隊の隊員たちは知っていた。千本木が二年前まで東京地検特捜部の検事だったということを—。千本木は大物政財界人たちの絡む大がかりな贈収賄事件の捜査に当たっている時期、複数の刺客に襲われ、逆に相手の男たちに大怪我を負わせてしまう。実刑こそ免れたものの、傷害罪で起訴された千本木は退官に追い込まれてしまった。それ以来、法律コンサルタントとして、細々と暮らしているが、しかし、それは表の顔にすぎない。その素顔は、悪人どもから巨額の金を脅し取り、私的に裁く、凄腕の潰し屋なのだった。書き下ろしピカレスク・ハードサスペンス。
「BOOKデータベース」 より