司馬遷
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司馬遷
(徳間文庫)
徳間書店, 1988.10
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シバ セン
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注記
李長之自訂年譜・作品編年:p365〜374
内容説明・目次
内容説明
現実主義、合理主義、自由思想の人と言われながら、本質は浪漫であり、情感である—「史記」を著した前漢の歴史家司馬遷。匈奴征討に失敗した将軍李陵を弁護して武帝の怒りに触れ、宮刑の恥辱の底から、透徹した批評精神に裏打ちされた「史記」を完成し、その史観、陰影に富む人物像はいまだ我々を魅了してやむことはない。激動の中国現代史を生きた著者が大胆に仮説を提起、遷の実像に肉薄する長篇評伝。
目次
- 第1章 司馬遷と時代精神
- 第2章 司馬遷の父
- 第3章 司馬遷と孔子
- 第4章 無限の象徴
- 第5章 必然の悲劇
- 第6章 浪漫的自然主義
- 第7章 文学史上の司馬遷
- 付 司馬遷の生年について
「BOOKデータベース」 より