青果劇のこころ : 現代史劇の巨星
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青果劇のこころ : 現代史劇の巨星
(オリエントブックス)
木耳社, 1989.4
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セイカ ゲキ ノ ココロ : ゲンダイシゲキ ノ キョセイ
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青果劇のこころ : 現代史劇の巨星
1989
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青果劇のこころ : 現代史劇の巨星
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真山青果の肖像あり
Description and Table of Contents
Description
昭和劇文壇に重きをなし、自然主義小説家として正宗白鳥と並び称された真山青果は、作品以外には自分を語らなかった。彼は常に矛盾撞着に悩みつづけ、そのこころを劇中に託し求めた人であった。青果劇の真髄は、人間の深層心理を追求した「人間史劇」のおもしろさにある。
Table of Contents
- 青果劇の特色(詳細な世相描写;深刻な心理描写;雄渾、緊密、格調のある台詞;史実に忠実なト書)
- 青果の人間史劇(愛憎一如の友情—「玄朴と長英」;理解されないなげき—「平将門」;二人富岡—「富岡先生」;勝者と敗者—「江戸城総攻」;自分を失った男—「大塩平八郎」;二人白浪—「鼠小僧次郎吉」;本性裁判—「名君行状記」;罪と芸—「桃中軒雲右衛門」;政治のからくり—「償金四十万弗」;先駆者の孤独—「坂本龍馬」 ほか)
- 芸術それからそれ(青果の演劇排斥論;罪ほろぼしから生れたもの)
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