ベッカリーアとイタリア啓蒙

書誌事項

ベッカリーアとイタリア啓蒙

堀田誠三著

名古屋大学出版会, 1996.11

タイトル読み

ベッカリーア ト イタリア ケイモウ

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注記

参照文献目録: 巻末p5-26

内容説明・目次

内容説明

ベッカリーアは近代刑法学と死刑廃止論の先駆者として知られているが、本書では、『犯罪と刑罰』から『文体論』と『公共経済学』へという彼の社会思想の性格を明らかにするとともに、18世紀イタリア思想史に位置づけることによって、イタリア啓蒙の見取図と特質を浮彫りにする。

目次

  • 序章 国権主義から啓蒙へ
  • 第1章 ムラトーリとイタリア啓蒙の課題
  • 第2章 ジェノヴェージの封建制批判
  • 第3章 ジュノヴェージと啓蒙的改革
  • 第4章 知識人の孤立と犯罪者の反抗
  • 第5章 ヴェッリ『政治経済学』の基本性格
  • 第6章 ベッカリーア『犯罪と刑罰』の社会思想
  • 第7章 ベッカリーアにおける道徳感情とレトリック
  • 第8章 ベッカリーアにおける経済学の形成
  • 終章 経済学とイタリア啓蒙

「BOOKデータベース」 より

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