たかが信長されど信長
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書誌事項
たかが信長されど信長
(文春文庫)
文芸春秋, 1995.9
- タイトル読み
-
タカガ ノブナガ サレド ノブナガ
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内容説明・目次
内容説明
語り尽くされたかに見えるヒーロー・信長。しかし掘り出せば、まだまだ疑問は出てくる。彼はひょっとして天皇との権威争奪戦に敗れてはいなかったか。剛直な仮面の下にマザコン男の顔が見え隠れしないか。カミソリ頭脳ゆえに大ポカはしなかったか。いずれ劣らぬ信長研究家とともに肉迫する、信長の「急所」はここだ。斬新な信長像を打ち出した注目の対論集。
目次
- 今さら、なぜ信長か—ブームを斬る(津本陽;江坂彰)
- 信長は天皇に勝ったか—権威と権力の暗闘(今谷明;山室恭子)
- 『武功夜話』に見るマザコン男の孤独—前野一族と信長・秀吉(吉田蒼生雄;高橋千劒破;藤田昌司)
- あなたは信長の部下になりたいか—「水の人間」の魅力と欠陥(尾崎秀樹)
- こんな英雄はいらない—大ポカをするゴリゴリの合理主義者(会田雄次)
- でもやっぱり、信長は偉い?作家はなぜ歴史小説を書こうとするのか—書く側の論理(辻邦生)
「BOOKデータベース」 より