書誌事項

ウィーンの茶番劇

ネストロイ研究会訳

同学社, 1996.10

タイトル読み

ウィーン ノ チャバンゲキ

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注記

ウィーン革命年表: p309-312

収録内容

  • 偽のプリマドンナ / アードルフ・ボイエルレ [著]
  • クレーヴィンケルの自由 / ヨーハン・ネストロイ [著]
  • ユーディットとホロフェルネス / ヨーハン・ネストロイ [著]

内容説明・目次

内容説明

「騒乱劇」とは、そのような偏狭固陋な人々の住む、閉ざされた空想上の社会に、あるアウトサイダーが侵入して、彼の存在そのものや、行為によって、その社会と軋轢を起こし、社会を揺るがすこと、現実には起こりそうもないこと、夢や奇跡が成就される喜劇の形式である。そのような形式は逆に現実の社会の矛盾や葛藤を効果的に暴き、笑うことができる、つまり起爆力を持つ風刺劇の枠組みになる。この騒乱劇のウィーン民衆劇における展開を、ボイエルレとネストロイの両作品において辿ることによって、ネストロイの茶番劇がいかにウィーン民衆劇の伝統に根ざしているか、またその独自性はどこにあるのかを明らかにすること、これが本書の第一の狙いである。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN15441286
  • ISBN
    • 4810200973
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    322p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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