書誌事項

監獄裏の詩人たち

伊藤信吉著

新潮社, 1996.10

タイトル読み

カンゴクウラ ノ シジン タチ

大学図書館所蔵 件 / 49

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

利根川河畔に長塁を連ねる赤い煉瓦塀の前橋監獄。明治21年開設以来幾多の風雨に耐え、世間を隔てて、今も残る煉瓦塀。詩人たちは窺い知れない、その塀の中への哀切の思いを、歌に詩に絵画に刻んだ。秩父事件、破獄、文学者と監獄との関わり、囚人の仕事等々。書かずにいられなかった1世紀に亘るこの異域の挿話を文学的に実証的に掘り起こす。

目次

  • 「監獄裏の林」にて—萩原朔太郎作品と秩父事件死刑囚
  • 「監獄の横」の画家—中川一政の巣鴨・前橋監獄作品
  • さくら刻印の囚人煉瓦—その魅力に憑かれて30余年
  • 前橋市宇甫分甲309—囚人印刷・製作の詩歌誌・詩歌集
  • 監獄のほとりで—エピソード数珠つなぎ七篇
  • 河畔囚獄の年代誌—煉瓦塀をめぐる百余年の風雨

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN15471323
  • ISBN
    • 4103019034
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    257p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ