江戸三国志
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江戸三国志
(吉川英治歴史時代文庫 / 吉川英治著, 5-7)
講談社, 1990.3
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- Title Transcription
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エド サンゴクシ
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Gakushuin University Library史料館
1913.7||914||100685185,
2913.7||914||200685186, 3913.7||914||300685187 -
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Description and Table of Contents
- Volume
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1 ISBN 9784061965058
Description
尾州徳川家の七男坊万太郎の邸から、将軍家拝領の鬼女面をまんまと盗み出したのは、大盗日本左衛門。面箱の底には“御成敗ばてれん口書”も隠されていた。その口書によると、日本で客死した羅馬の貴族ピオの遺品“夜光珠の短剣”には、莫大な富と名誉が秘められているという。その行方をめぐり、万太郎と近待の相良金吾、ころび伴天連の娘お蝶、丹頂のお粂などが入り乱れる伝奇ロマン。
- Volume
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2 ISBN 9784061965065
Description
舞台は主として武州、甲州、相州の三国にまたがって展開する。わけても、武蔵野の北限、人外境の高麗村がこのロマンの発祥地。いま鬼女面が渡っている狛家には、かつてピオが逗留したことがあり、夜光珠の短剣の由縁の地でもある。魑魅魍魎のとぐろを巻く甲府城下。少年次郎の冒険心をそそる薮や沼の女影の迷路。それらは“です”調の文章で詩情豊かに描かれ、読者を無限の空想に浸らせる。
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