地の果てからの生還 : 女囚メアリー・ブライアントの波乱の生涯
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書誌事項
地の果てからの生還 : 女囚メアリー・ブライアントの波乱の生涯
徳間書店, 1996.7
- タイトル別名
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To brave every danger.
- タイトル読み
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チ ノ ハテ カラ ノ セイカン : ジョシュウ メアリー ブライアント ノ ハラン ノ ショウガイ
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注記
To brave every danger.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
経済が破綻し、政治腐敗がはびこり、罪のない人々がどん底の生活を強いられていた18世紀末のイギリス。二十歳で街道強盗をはたらき、絞首刑の宣告を受けたメアリーは、やがて減刑され流刑囚として、オーストラリア大陸のボタニー湾へと送られる。だがそこは、厳しい自然と飢えだけが待つ、死の海岸だった。メアリーは、夫とともに二人の幼子を連れ、命がけの脱走を試みる。それは、ボートひとつで、海図のない海に漕ぎだすという、海洋史上最も無謀で、最も危険な航海だった…。流刑地ボタニー湾から自由を求めてチモール島へ若き女囚が企てた、奇跡の脱走記録。
目次
- 第1部 コーンウォール—時代の悲劇に巻き込まれた女(一八世紀、そのつらく危険な時代;小さな漁村、フォイ;うららかな少女時代 ほか)
- 第2部 死の海岸—流刑地ボタニー湾での過酷な日々(荒海での出産;囚人漁師との結婚;飢えゆく植民地 ほか)
- 第3部 ロンドン—ニューゲイト監獄で死刑判決を待つ(弁護士ジェイムズ・ボズウェル;「ボタニー湾からの女」;恩赦への道;釈放、そして故郷へ)
「BOOKデータベース」 より