十九世紀イギリス小説の技法

書誌事項

十九世紀イギリス小説の技法

廣野由美子著

英宝社, 1996.11

タイトル別名

19世紀イギリス小説の技法

タイトル読み

ジュウキュウセイキ イギリス ショウセツ ノ ギホウ

注記

著者の博士論文「十九世紀イギリス小説の技法」(平成6年2月 神戸大学)に修正を加えたもの

内容説明・目次

内容説明

十九世紀のイギリス小説に、「技法」という側面から徹底的に切り込み、内容の核心に迫る斬新な小説論。七人の主要作家を中心に、各々の独創的技法を克明に分析し、作品の芸術的価値を再評価する力作。“第四回福原賞受賞”。

目次

  • 序章 十九世紀イギリスの小説理論
  • 第1章 『高慢と偏見』—ジェイン・オースティンの会話技法
  • 第2章 『ジェイン・エア』—シャーロット・ブロンテの語りの色調
  • 第3章 『嵐が丘』—エミリー・ブロンテの構成方法
  • 第4章 『虚栄の市』—サッカレーの断片構成法
  • 第5章 『大いなる遺産』—ディケンズのプロット構成
  • 第6章 『ミドルマーチ』—ジョージ・エリオットの叙述
  • 第7章 『ダーバヴィル家のテス』—ハーディの小説の映像性
  • 終章 結び

「BOOKデータベース」 より

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