子ギツネたちのゆくえ

Author(s)
    • Morpurgo,Michael.
    • 沢登,君恵 サワノボリ,キミエ
Bibliographic Information

子ギツネたちのゆくえ

マイクル・モーパーゴ作 ; 沢登君恵訳

(心の児童文学館シリーズ)

ぬぷん児童図書出版, 1988.9

Title Transcription

コギツネタチ ノ ユクエ

Description and Table of Contents

Description

冬のある寒い朝、ひとりの赤ちゃんがカーネーションにくるまれて、警察に届けられた。ビリーと名付けられた赤ちゃんは、孤児院で育てられた。でもビリーは、孤児院でもはみ出しっ子だった。里子に出されても、いつもまた孤児院に送りかえされた。そんなビリーが、メリーおばさんの家だけからは追い出されたくないと思った。その家の近くに荒れ地があり、白鳥やキツネたちと仲よしになり、生まれてはじめてビリーは、愛することの喜びを知ったからだ。でもビリーの愛したキツネたちは町の人に殺されてしまった。一匹だけ残った子ギツネの命を守るため、ビリーと子ギツネの旅がはじまる。どこかにいるビリーの本当のお母さんのやさしい思いのように白鳥はいつもビリーを見守ってくれている。生長した子ギツネは自分のしあわせを求め、野性にかえっていこうとする。子ギツネと別れる日、愛することと愛されることの喜びと悲しみを知ったビリーに、やがてすばらしい幸せが訪れる。

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Details
  • NCID
    BN1558327X
  • ISBN
    • 4889751386
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    横浜
  • Pages/Volumes
    222p
  • Size
    22cm
  • Parent Bibliography ID
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