保田與重郎
著者
書誌事項
保田與重郎
(講談社学術文庫, [1261])
講談社, 1996.12
- タイトル別名
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保田与重郎
- タイトル読み
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ヤスダ ヨジュウロウ
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注記
底本: 新潮社刊, 1983
保田與重郎の肖像あり
付: 解説
内容説明・目次
内容説明
近代日本の文明開化を徹底批判し、戦後は好戦的文士として公職追放を受けた保田与重郎。著者は、厖大な資料を駆使して、保田の戦時中の歩みだけでなく、戦後三十数年に及ぶ思想の一貫性を確認。戦時下の保田があれだけ若者を魅きつけたのは、日本主義や好戦思想のためではなく、「死」を真に意味づけうるものが、その真摯な思索の中にあったからだと説く。復古派文人・保田与重郎の批評精神の軌跡。
目次
- 1 偉大なる敗北の歌—戦前(戦後の受難;『やぽん・まるち』;ロマン的イロニイとレアリズムの意識 ほか)
- 2 紙なければ、空にも書かん—戦後(敗戦期;永遠の日本の暮し;絶対平和論 ほか)
「BOOKデータベース」 より