書誌事項

ユイスマンス伝

ロバート・バルディック著 ; 岡谷公二訳

学習研究社, 1996.11

タイトル別名

La vie de J.K. Huysmans

The life of J.-K. Huysmans

タイトル読み

ユイスマンス デン

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注記

英語原著 (Oxford : At the Clarendon Press, 1955) の仏訳増補決定版 (traduit de L'anglais par Marcel Thomas. Éditions Denoël, 1958) の全訳

著者の博士論文をもとにしたもの

ユイスマンスの肖像あり

年譜: p574-579. 参考文献: pi-xi. 人名索引: 巻末

内容説明・目次

内容説明

奇書『さかしま』を経て、錬金術、薔薇十字、悪魔礼拝に傾斜。その後カトリックに回心、『出発』『大伽藍』へと至った19世紀末の仏作家ユイスマンス「謎の人生」を、膨大な「書簡・日記」を駆使して再現した、世界初の画期的評伝。

目次

  • 見捨てられた子供
  • 恋する学生
  • 気ままな兵士
  • 波瀾の新人作家—『薬味箱』『マルト ある娼婦の物語』
  • ゾラの弟子—『ヴァタール姉妹』
  • 戦うジャーナリスト—「背嚢をしょって」『パリ・スケッチ』
  • 筋金入りのペシミスト—『世帯』『流れのままに』
  • 稀代の美術批評家—『近代芸術』
  • デカダンス運動の火付人—『さかしま』
  • 田舎嫌いの田舎の住人—『仮泊』〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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