物語からの風
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書誌事項
物語からの風
(五柳叢書, 51)
五柳書院, 1996.12
- タイトル読み
-
モノガタリ カラノ カゼ
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内容説明・目次
内容説明
宮沢賢治、太宰治、高群逸枝、深沢七郎、泉鏡花ら、近代の物語作家たち。作品の生成する現場にやわらかく降り立ちながら、文学と民俗学のあいだを往還する。その交叉する場所には、やがて物語の原型と力が浮かびあがる。
目次
- 風の又三郎考—宮沢賢治
- 津軽、原色の風土—太宰治
- 野辺歩きする散文精神—坂口安吾
- 最後の乞食—山頭火
- 二十七年の軌跡—石川啄木
- 二十四歳のお遍路—高群逸枝
- 『火の鳥』の歴史観—手塚治虫
- ゴジラは、なぜ皇居を踏めないか—三島由紀夫
- 犬神博士、または放尿する稚児—夢野久作
- 異相の習俗、異相の物語—深沢七郎
- 龍潭譚考—泉鏡花
「BOOKデータベース」 より