「赤ずきん」はなぜ愛くるしいか

Bibliographic Information

「赤ずきん」はなぜ愛くるしいか

金成陽一著

(ハヤカワ文庫, NF208)

早川書房, 1996.10

Title Transcription

アカズキン ワ ナゼ アイクルシイカ

Available at  / 13 libraries

Note

「誰が「赤ずきん」を解放したか」(大和書房 1989年刊)の改題

Description and Table of Contents

Description

数ある名作童話の中でも、「赤ずきん」ほど、世界中の人々に愛され続けている物語も珍しい。しかし、民間伝承の物語から始まり、フランス人のペロー、ドイツ人のティーク、グリムと、いくつもの「赤ずきん」が書き継がれてきたことは、実はあまり知られていない。時代とともにさまざまな表情を見せる「赤ずきん」について、それぞれの物語を紹介しながら、その尽きせぬ魅力の現代的意味を分析してゆく斬新なメルヒェン論。

Table of Contents

  • 1‐1 愛くるしい「赤ずきん」のいる風景
  • 1‐2 ペローからティークへ
  • 1‐3 「赤ずきん」の周辺
  • 1‐4 ベヒシュタインの「赤ずきん」
  • 1‐5 狼の観念的世界
  • 2‐1 愛くるしさの解放
  • 2‐2 「赤ずきん」を考察する
  • 3 パロディ「赤ずきん」

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Details

  • NCID
    BN1566443X
  • ISBN
    • 4150502080
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    276p
  • Size
    16cm
  • Parent Bibliography ID
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