「赤ずきん」はなぜ愛くるしいか
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「赤ずきん」はなぜ愛くるしいか
(ハヤカワ文庫, NF208)
早川書房, 1996.10
- タイトル読み
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アカズキン ワ ナゼ アイクルシイカ
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注記
「誰が「赤ずきん」を解放したか」(大和書房 1989年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
数ある名作童話の中でも、「赤ずきん」ほど、世界中の人々に愛され続けている物語も珍しい。しかし、民間伝承の物語から始まり、フランス人のペロー、ドイツ人のティーク、グリムと、いくつもの「赤ずきん」が書き継がれてきたことは、実はあまり知られていない。時代とともにさまざまな表情を見せる「赤ずきん」について、それぞれの物語を紹介しながら、その尽きせぬ魅力の現代的意味を分析してゆく斬新なメルヒェン論。
目次
- 1‐1 愛くるしい「赤ずきん」のいる風景
- 1‐2 ペローからティークへ
- 1‐3 「赤ずきん」の周辺
- 1‐4 ベヒシュタインの「赤ずきん」
- 1‐5 狼の観念的世界
- 2‐1 愛くるしさの解放
- 2‐2 「赤ずきん」を考察する
- 3 パロディ「赤ずきん」
「BOOKデータベース」 より