三味線放浪記
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書誌事項
三味線放浪記
ニライ社 , 新日本教育図書(発売), 1996.12
- タイトル読み
-
シャミセン ホウロウキ
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注記
校閲:東恩納寛惇
内容説明・目次
内容説明
家庭の貧困から心ならずも十三歳で辻遊郭に売られた山入端つる。芸を身につけ、そこを出奔。三味線片手に宮古、大阪、奄美、東京など、捨て身で渡った人生行路。常に芸能の神の見守られて沖縄舞踊の地方(じかた)に徹し、その地位向上・発展に心血をそそぐ…。
目次
- 序 浮草のように
- 屋部の巻 山原の貧農に生まれて
- 辻の巻 十三で身売り芸の道へ
- 放浪の巻 職を転々荒波の渡世
- 子育ての巻 戦時下に希望を求めて
- 疎開の巻 にわか百姓奮戦す
- 芸能保存会の巻 三味線片手に東奔西走
- 「颱風」の巻 東京砂漠に沖縄の灯ともす
- 顧みて 大海原に漂う小舟のように
「BOOKデータベース」 より