遍路国往還記
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遍路国往還記
(朝日文芸文庫, [は16-1])
朝日新聞社, 1996.12
- タイトル読み
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ヘンロコク オウカンキ
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内容説明・目次
内容説明
四国=“死国”。そこに行って死にたい場所、そしてよみがえりたい“再生”の場所—愛媛の遍路みちの家に生まれ育ち故郷に格別の思いを寄せる著者が、空海、ジョン万次郎を始め、龍馬、子規、漱石、幸徳秋水、高群逸枝、吉井勇、池田勇人など四国を往還した人々の生と死を簡潔な筆致で描き上げる。
目次
- 日本の鎖国の扉を開いた一漁師—ジョン万次郎
- 松山には子規という文学の産婆がいた—夏目漱石
- 漂泊の俳人、小豆島に果てる—尾崎放哉
- 女性を愛し徳島の土となるポルトガル詩人—モラエス
- 田舎天才から江戸の“ミケランジェロ”へ—平賀源内
- 病床で泣き叫びながら俳句革命—正岡子規
- 姉は命かけて、弟を脱藩させた—坂本龍馬
- 六百億円を蕩尽したバロン、徳島に眠る—薩摩治郎八
- ライト兄弟より早く、夢の翼を飛ばす—二宮忠八
- 長崎の混血児は女医となった—おらんだ・おイネ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より