魔女の論理
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魔女の論理
(女性文庫)
学陽書房, 1996.9
- タイトル読み
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マジョ ノ ロンリ
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内容説明・目次
内容説明
女は男の物と化してはいないか、男女間に真のエロスは存在するのか、強姦は許されたる犯罪か、女は果たして人類だろうか、智恵子は精神に異常をきたした…森鴎外、夏目漱石、高村光太郎、永井荷風、五木寛之等の作品を女の視点から読み直した衝撃の女性論。女性解放を考えるうえで欠かせないバイブルともいわれる本。
目次
- エロスへの渇望—男女間に真のエロスは存在するのか
- 娼婦と妻の世界—女は男の物と化してはいないか
- 妻には近代はなかった—性差別についての一考察
- 許されたる犯罪・強姦—強姦のメカニズムの追求
- 誇示ニケーションと強姦思想—女が女について考えたこと・断章
- 男の世界、男だけの世界—現代の英雄 石原慎太郎、五木寛之
- 『智恵子抄』は光太郎の贖罪のうた—智恵子は精神に異常をきたした
- 仮面紳士の告白—太田豊太郎(鴎外『舞姫』の主人公)の末裔
- 断腸のゆくえ—女性論の宝庫としての荷風文学
- 女たちへのまなざし—主従関係の中での愛を拒否した吉屋信子
「BOOKデータベース」 より