医薬品情報学
著者
書誌事項
医薬品情報学
東京大学出版会, 1996.12
- タイトル読み
-
イヤクヒン ジョウホウガク
大学図書館所蔵 件 / 全56件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
薬学教育においては、これまで医薬品を適正に管理し、使用するために必要な教育・研究が万全であったとはいいがたい。特に、医薬品の適正使用に最も重要である医薬品情報の収集、伝達、活用、評価については、これまでに教育・研究の対象として取り上げられたことはほとんどなかったといってよい。本書は、これからの医療を支える薬学の役割のなかで、ますます重要性を増すであろう医薬品情報に関するすべてを薬学領域におけるひとつの学問分野としてとらえ、教育研究の素材として最も適当なかたちを考え、編集されたものである。これまでにも医薬品情報に関して書かれた成書はあるが、本書の特徴は、その視点を現場における情報の取り扱いに限局することなく、情報の収集に関わる企業での研究開発の段階から、医療関係者そして患者への情報の伝達と活用、さらには評価からフィードバックにまで広げたところにある。
目次
- 序論 医薬品の適正使用に向けて医薬品情報はいかにあるべきか
- 第1部 総論(医薬品情報の発生と伝達;医薬品の適正使用と医薬品情報)
- 第2部 医療分野における医薬品情報(薬務行政と医薬品情報;製薬企業と医薬品情報 ほか)
- 第3部 医薬品情報の手法と活用(医薬品情報調査の手法;医薬品情報の伝達・提供の手法 ほか)
- 第4部 医薬品の情報源(医薬品情報とデータベース;医薬品の情報源)
「BOOKデータベース」 より