Bibliographic Information

宮本武蔵

笹沢左保著

(文春文庫)

文芸春秋, 1996.10-1997.1

  • 1 : 天の巻
  • 2 : 地の巻
  • 3 : 水の巻
  • 4 : 火の巻
  • 5 : 風の巻
  • 6 : 空の巻
  • 7 : 霊の巻
  • 8 : 玄の巻

Title Transcription

ミヤモト ムサシ

Available at  / 5 libraries

Description and Table of Contents

Volume

1 : 天の巻 ISBN 9784167238148

Description

「やつに勝てる武芸者はおらぬか」紀州藩は藩をあげ躍起になっていた。選ばれたのは弓の達人。強弓対二刀流。武蔵は知謀のかぎりを尽すが…。乱世に一筋の生きかたを貫き、心技体の頂点を極めた剣聖の修練と思索の日々。その果てに待ちうけるものは…奇想、奸計、死闘、英知にあふれる連作読みきり大河。渾身の第一巻。
Volume

2 : 地の巻 ISBN 9784167238155

Description

前代未聞の腑抜け、腰抜け、未熟者よ。金沢の城下で突如、批難の火の手があがる。恋なかの若き男女を暗闇で斬り捨てた武蔵。兵法者として、一生の不覚をとったのか…。悪罵の渦中にも信念は揺るがない。巌流島の決闘の後、剣聖は何をめざし、いかなる道を拓いていったのか。新解釈で描く連作読みきり大河。入魂の第二巻。
Volume

3 : 水の巻 ISBN 9784167238162

Description

あ奴めか!姦淫、殺生、偸盗。悪の限りを日常茶飯とする三河の悪党三鬼。その頭目があろうことか武蔵が親しく稽古をつけていた男だったとは。鳥が翼を失えば地に落ちるほかない。兵法者が教えを誤れば…。死に場所をもとめ、一雑兵として大坂冬の陣に加わった武蔵であったが…。武蔵の荒ぶる魂の彷徨を描く充実の第三巻。
Volume

4 : 火の巻 ISBN 9784167238179

Description

「哀れよなあ」。もう五十日を数えようとしていた。安芸、周防、豊前…。伊賀の女忍が武蔵をつけ回している。一家を武蔵に討たれた女忍は敵討ちを挑む。孤立無援の私闘。いずれ、はぐれ忍者は組織から処刑されるであろう。惻隠の情に揺れる武蔵。兵法者の修錬か人としての理性か。相克に悩む武蔵の境涯を綴る白熱の第四巻。
Volume

7 : 霊の巻 ISBN 9784167238209

Description

「今度ばかりは皆目、見当もつかぬ」。天竜川の舟止めで同宿となった旅人のなかに謎の刺客が紛れ込んでいた。自らを野に還そう。漂泊の旅こそが成長の糧。そう信じ、尾張藩主徳川義直のもとを去った武蔵であったが、自ら窮地に陥るとは…。己を恃む姿。険しきを求める精神。その大いなる不撓をたどり、いよいよ佳境の第七巻。
Volume

8 : 玄の巻 ISBN 9784167238216

Description

不死身の武蔵に入寂の時が訪れた。わが人生とは何だったのか。島原の乱に出征後、胸に深く無常観を抱いた覚者は熊本・霊巌洞に参籠。一代で会得した悟りの全てを開陳する五輪書の完成に全力を傾ける。そして死去。生涯の幕を閉じた時、武蔵の最期の言葉が、雷鳴とともに天に響き渡った。著者畢生の読み切り剣豪巨篇、ついに完結。

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BN15798833
  • ISBN
    • 4167238144
    • 4167238152
    • 4167238160
    • 4167238179
    • 4167238187
    • 4167238195
    • 4167238209
    • 4167238217
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    8冊
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
Page Top