現代民主主義の病理 : 戦後日本をどう見るか
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書誌事項
現代民主主義の病理 : 戦後日本をどう見るか
(NHKブックス, 788)
日本放送出版協会, 1997.1
- タイトル読み
-
ゲンダイ ミンシュ シュギ ノ ビョウリ : センゴ ニホン オ ドウ ミルカ
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内容説明・目次
内容説明
社会を支えていたはずの政治・経済・教育・家庭といった基盤が、崩壊の危機に瀕している現代日本。アメリカが強く掲げ、戦後日本が導入した「デモクラシー」とは、壮大なるフィクションだったのであろうか。敗戦から半世紀、わたしたちは「戦後民主主義」の名のもとに、「自由」「平等」という言葉の内に潜む危うさを意識的に回避してきたのではなかったのか。社会に「共有の価値」が失われたとき、「自由なる個人」は、一体どこへ行くのか。経済思想、社会思想の研究から現代文明批判、社会批判へと展開を広げる著者が、現代日本の病理を描き、戦後民主主義五十年の大いなる錯誤を突く。
目次
- 序 無魂無才の不幸—日本人の「精神」はどこへ
- 1 戦後五十年、アメリカ化の五十年
- 2 「西欧文明」と日本の知識人たち—戦後思想と丸山真男
- 3 デモクラシーは「責任」をとれるか—不透明な時代の責任論
- 4 サブカルチャー化する現代日本
- 5 「市民社会」の崩壊
- 終 「信頼」と民主主義
「BOOKデータベース」 より