Bibliographic Information

なぜオスとメスがあるのか

リチャード・ミコッド著 ; 池田清彦訳

(新潮選書)

新潮社, 1997.1

Other Title

Eros and evolution : a natural philosophy of sex

Title Transcription

ナゼ オス ト メス ガ アルノカ

Note

引用文献: p303-318

Description and Table of Contents

Description

無性と有性を比べてみると、どうしても有性生殖が不利である。無性ならば、それぞれの個体が、好きなときに好きなだけ増えることができるが、有性であると、自分と異なる性の個体をみつけ、一緒になって初めて繁殖が可能になるからだ。そこで、無性生殖から有性生殖が出現するためには、繁殖の面でのこのようなコストを補って余りある有利な点が、何かあったに違いない。それは、なんだったのだろうか?答えはまだ出ていないが、本書の著者は、それが、遺伝子修復のための機構だったと考えている。これは、何十億年も前に起こった出来事に関する、緻密な謎解きに満ちた探求の書である。

Table of Contents

  • 第1章 なぜ性があるのか
  • 第2章 初期のレプリケーター
  • 第3章 アンダーソン夫人の赤ん坊
  • 第4章 性と死
  • 第5章 性は自分の作ったものを元に戻す
  • 第6章 ないものの二倍
  • 第7章 偶然と必然
  • 第8章 プラトンの説
  • 第9章 ダーウィンの力学
  • 第10章 ダーウィンのジレンマ

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1
Details
  • NCID
    BN15964229
  • ISBN
    • 4106005093
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    318p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top