中南欧諸国の憲法
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書誌事項
中南欧諸国の憲法
(SBC学術文庫, . 比較憲法研究||ヒカク ケンポウ ケンキュウ ; 3)
信山社, 1997.2
- タイトル読み
-
チュウナンオウ ショコク ノ ケンポウ
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内容説明・目次
内容説明
本書の内容は、フランス・スペイン・ハンガリー・イタリアにわたっています。第2次世界大戦に際し、レジスタンスを完遂してパリを解放し、祖国を累卵の危機から救出したフランスの、その結果、1789年大革命の所産たる「人権宣言」の神話を今にして光輝あらしめたフランス第4・第五共和制憲法、国民主権を原理とし、労働に基礎を置く社会国家たることを目指す西欧型民主的共和国として生まれ変わったイタリア共和国憲法、社会的かつ民主的な法治国家として存立し、国民主権を国家権力の源泉とし、政治形態は議会君主制たることを明示するスペイン憲法、1989年、ハンガリー中央委員会指導部が「新たな政治・経済モデル」として、民主的社会主義、法治主義、複数政党制に基づく議会制民主主義、社会的所有が決定的役割を果たす市場経済という改革4原則を根幹として制定したハンガリーの4カ国憲法に限定することとしました。
目次
- 第1章 フランス憲法200年の歩み(フランク王国の興亡;フランス王国の興亡 ほか)
- 第2章 スペイン憲法—その沿革と現状(スペイン憲法史;スペイン国の創生 ほか)
- 第3章 ハンガリー・1989年の快挙(今、なぜハンガリーなのか;国家的創成期—アールパード家の支配 ほか)
- 第4章 イタリア憲法史(イタリア王国憲法;ファシズム体制 ほか)
「BOOKデータベース」 より