アジアにおける所得分配と貧困率の分析
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書誌事項
アジアにおける所得分配と貧困率の分析
多賀出版, 1997.1
- タイトル読み
-
アジア ニ オケル ショトク ブンパイ ト ヒンコンリツ ノ ブンセキ
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注記
参考文献: p335-353
人名, 事項索引: p355-364
内容説明・目次
内容説明
第2次世界大戦前のアジアでは「貧困」が最大の社会・経済問題であった。所得分配の平等化は、比較的短時間に貧困問題をある程度解決するのに有効である。しかし、所得分配の変更のみでは、国民を満足させることができない。国民の生活水準の向上には、経済のパイを大きくしなければならず、このためには経済成長が不可欠である。所得分配の平等化で優れた機能を発揮した社会主義経済も、経済成長の基盤である効率的な経済運営には適していないことが逐次明らかになった。経済の成長を維持しながら、所得分配の不平等化をできるだけ制御する施策が要求されるが、これには各国特有の事情を踏まえて進められる必要がある。近年のアジア諸国の経済成長の結果、アジア諸国の経済発展は所得分配の不平等化を伴っているものの、貧困者数は急減している。本書の各論文は、このような現象を支えている社会・経済的な動きを明らかにすることをめざしている。
目次
- 第1部 所得分布、貧困率の決定要因とその国際比較(アジアの所得分配および貧困率の動向—問題の所在と本書の概要;世界的所得分配の推計とアジアの位置;家計の所得分布変動の経済・社会および産業構造的要因—日本の経験 ほか)
- 第2部 アジア各国の所得分布変動と貧困率の動向(日本の所得・資産分布と貧困率;韓国の所得分布・資産分布と貧困率;台湾の所得分布・資産分布と貧困率 ほか)
- 第3部 アジアの所得分布国際比較のためのデータベース(AIDAデータベースの考え方;AIDAデータベースの利用法)
「BOOKデータベース」 より