田山花袋の詩と評論
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田山花袋の詩と評論
(ちゅうせき叢書, 25)
沖積舎, 1996.11
- タイトル読み
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タヤマ カタイ ノ シ ト ヒョウロン
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内容説明・目次
内容説明
『近松秋江私論』に続く田山花袋の論集。戦後の名著『風俗小説論』(中村光夫)『芸術と実生活』(平野謙)を生んだ問題作「蒲団」によって日本の近代文学を拓いた文豪の文学思想を“読む”—明治・大正・昭和三代にわたり書き表した詩と評論を多角的方法によって問い直した。
目次
- 花袋の詩歌(花袋の伝統意識;歌集『松楓集』と花袋;『抒情詩』と「詠歌十訓」)
- 花袋の評論(明治期の評論—花袋の科学観と戦後の評論家;大正期の評論—転生の問題;昭和期の評論—晩年の問題)
- 花袋年譜考(明治二十年代前半の花袋年譜考—再上京から文壇進出まで;旧派桂園の問題—柳田国男と短歌;佐佐木高美と明治会学館—花袋の東京英語学校在学説 ほか)
「BOOKデータベース」 より