夕顔
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書誌事項
夕顔
(新潮文庫, し-20-3)
新潮社, 1997.3
- タイトル読み
-
ユウガオ
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内容説明・目次
内容説明
明治、大正、昭和、平成—四代を経てますます優雅に最先端を生きる人生の達人が、庭の草木を慈しみ、吉田健一や小林秀雄を偲び、愛する骨董を語り、生と死に思いをめぐらせる。対象の核心を射ぬく小気味よい文章は、自ずと、まやかしの横行する現代の風潮への批判ともなっている。植物の感情をテーマにした表題作等、ホンモノを知る厳しいまなざしにとらえられた日常の感懐57篇。
目次
- 観ること・聴くこと
- 私の自然観
- 夕顔
- 緑に想う
- 鮎だより
- 初秋の花
- 十三夜によせる
- 永井さんの『くるるの音』
- 今は昔 文士気質
- 松田正平さんのこと〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より