シンガポールのユニオンジャック
著者
書誌事項
シンガポールのユニオンジャック
集英社, 1996.12
- タイトル別名
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The Union Jack revived in Singapore
- タイトル読み
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シンガポール ノ ユニオン ジャック
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内容説明・目次
内容説明
シドニー湾に浮かぶＫｒａｉｔ号は英連邦軍の秘密作戦に使われた日本漁船幸福丸だった。瀬戸内海からオーストラリア、そしてシンガポールへ、幸福丸の航跡を求めて出会った日英の将兵たちの物語。日本軍に妻子を奪われたイギリス人将校イバン・ライアンは、英連邦軍の秘密部隊と共に小さな船でシンガポール港に潜入、日本軍鑑船を爆沈する。２度目のゲリラ戦は失敗し、生き残った兵士は捕われたが、彼らの運命は？１隻の漁船に秘められた男たとの名誉と戦いのドラマ。第２次世界大戦下英領シンガポールに日本軍が侵攻。ユニオンジャックは再び甦るのか！ゲリラ作戦に命を賭けた英連邦軍兵士と、彼らの志に感じ公正な裁判を行った日本軍将校の内のなる友情…。
目次
- 第１部 シンガポールに翻る「日の丸」（シドニーの黒船—「幸福丸」の航跡；復讐が決意される時—シンガポール陥落；引きさかれた家族—「ナンキン」号の受難 ほか）
- 第２部 甦った「ユニオンジャック」（国旗と軍刀—ワイルドが辿った道；奇妙な墓—掘り起こされた事実；悲しき友情—古田通訳とペイジ大尉 ほか）
「BOOKデータベース」 より