五左衛門坂の敵討
著者
書誌事項
五左衛門坂の敵討
(角川文庫)
角川書店, 1996.4
- タイトル読み
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ゴザエモンザカ ノ アダウチ
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収録内容
- 五左衛門坂の敵討
- 白坂宿の驟雨
- 竜ノ口の美少年
- 伊吹山の忠臣
内容説明・目次
内容説明
第一回中山義秀文学賞受賞作。文久三年九月、天誅組の動向を見定めるため南大和を訪れた会津藩の松坂三内と平向熊吉は、大和郡山藩柳沢家の軍奉行の誤解から無念の死を遂げる。理不尽な殺傷を赦せなかった松坂家では、三内の息子鯛二が敵討の道を選んだ—表題作「五左衛門坂の敵討」のほか、維新後、元会津藩士の田辺軍次が決死の旅を続け、戊辰東北戦争で白河城陥落を招いた内通者の討伐をめざす「白坂宿の驟雨」、戦国時代の宇喜多家に仕えた異色の家臣の働きを活写した「龍ノ口の美少年」と「伊吹山の忠臣」を収載。時代の大波の陰に秘められた志ある男たちの姿を、丹念な考証をもとに描いた歴史小説集。
「BOOKデータベース」 より