Tanaka Rie
,
Nagami Keiko
,
Wachi Shigemi
,
Bonno Motoki
,
Gonno Saori
,
Fujishiro Tomoko
,
Fujiwara Kyoko
本研究の目的は,早産児を出産した母親が,母乳育児を通して母親としての自己を形成していく過程を明らかにすることである。在胎週数25〜28週の早産児を出産した母親6名に半構成的面接法を実施し,面接内容を質的帰納的に分析した。その結果,母親は,早産にも関わらず【母乳が出る自己と出会う】ことで搾乳を開始し,母乳へのこだわりから【母乳を出し続けなければならない自己と格闘する】。直接母乳ができるようになると【 …
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