HIROI Kei
,
TAENAKA Yuzo
,
NAKAYAMA Masaya
,
YOKOYAMA Hitoshi
,
NAKATANI Tsuyoshi
,
MISUMI Ryohei
,
SUNAHARA Hideki
雨量計や気象レーダから観測される降水量の観測値は水害の気象現象,被災状況の把握に役立ち被害の軽減に繋がると期待される.しかしこれらの観測値には,(1)観測点以外の地点における降水量の即時性と精度に欠け,(2)提供される観測値から実際の水害の危険度合いを推定することが困難であるという問題をもつ.そのため専門的な知識をもたない一般の人々が災害対応に活用することが難しい.そこで既存の気象観測網から得られ …