Shindo Yuta
,
Takasaki Shin
,
Takaki Naoyuki
,
Matsumoto Tetsuo
,
Tominaga Masanao
,
Ishijima Zenzo
軽水炉炉心溶融時に溶融燃料の空隙に適度な水が存在する大きなデブリ領域が形成されると再臨界が起こる可能性がある。再臨界の予防にはホウ酸水を注入する方法があるが、デブリの外側にしか存在できないため、ホウ酸水が中性子を吸収することによる再臨界予防効果は小さい。しかもホウ酸水濃度はその後の注水により薄まるため、補い続ける必要がある。そこで筆者らは前報において、水に浮く中空ボロン粒子を事故発生直後に炉内に投 …
J-STAGE