TAKI Reiko
,
MATSUMURA Yumi
,
TANIOKA Miki
,
KORE-EDA Satoshi
,
ISHIKAWA Takayuki
,
MIYACHI Yoshiki
症例1:60歳代,男性。初診の2年前に顔面および背部に多数の暗褐色斑が出現した。左鼠径部リンパ節の腫脹がある。皮膚およびリンパ節の生検標本において多クローン性の形質細胞の浸潤を認めた。IgG は 2,702mg/dl に上昇した。自覚症状や他臓器病変はなく経過を観察してきたが,初診の2年後にプレドニゾロン 15mg/日の投与を開始した。経過中,発熱や全身倦怠感を伴わなかった。経過とともに乳酸脱水素 …