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検索結果 71 件

  • 1 / 1

  • 分散力とπ/π相互作用

    井川 貴詞 ファルマシア 59 (4), 315_2-315_2, 2023

    ...分散力は、「物理学的な原因によって分類された相互作用」であり、教科書等でも「構造的な特徴に基づいて分類された相互作用(π/π相互作用など)」とごちゃまぜにして説明されてきた(有機分子の分子間力 都築誠二著)。どこかの段階で整理する必要があるのでは?と読者に問いかける内容であるが、導入にはもう少しわかり易いマーガリンの話を用いた。...

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  • 反応化学種の電極表面への吸着による電気化学的応答

    小野田 光宜 電気材料技術雑誌 30 5-14, 2021-12-20

    ...つまり、粉砕や電解処理により、pGr表面にカルボニル基(C=O)、カルボキシ基(-COOH)、エポキシドなどが導入されていると考えられ、酸化還元反応の触媒として作用し、さらにベンゼン環表面のスタッキング、pGrとDAのπ-π相互作用、水素結合などが関与していると考えられる。...

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  • 精密厚さ制御による液体の軟X線透過吸収分光測定

    長坂 将成, 小杉 信博 日本物理学会誌 75 (8), 496-503, 2020-08-05

    ...– π相互作用の特異な温度変化が,炭素K吸収端の軟X線吸収分光測定から調べられている.また,ピリジン環の異なる原子サイトごとの分子間相互作用を,炭素と窒素のK吸収端スペクトルから調べることで,ピリジン水溶液がミクロな領域で不均一であることが示されている....

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  • 電子分光および第一原理計算によるAu(111)表面上picene薄膜の価電子構造の解析

    樋口 貴史, 鈴木 敦, 伊藤 佑次朗, 小板谷 貴典, 青木 優, 首藤 健一, 増田 茂 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2477-2477, 2017

    ...これは主に吸着構造の変化により誘起された分子間のπ-π相互作用が原因である。さらにMAESスペクトルではHe*(23S)準安定分子は低被覆率の領域からペニングイオン化で脱励起することが分かった。これはpicene-Au(111)間の相互作用が弱く、軌道混成が小さいことを示す。講演では、吸着構造や電子状態を第一原理計算と比較し、議論する。</p>...

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  • 導電性探針AFMによるグラファイト上の三脚分子の電気伝導計測の検討

    大塚 洋一, 家 裕隆, 安蘇 芳雄, 松本 卓也 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 87-, 2015

    ...脚部にピレン環を、頭部にフェロセンを有する3Pery-Fcは、脚部とグラファイトのππ相互作用により、グラファイト上での分子ワイヤとしての応用が期待されているが、その電気物性は未解明である。本発表では、本分子は導電性プローブを用いたAFMを用いて、グラファイト上の単一分子の観察と電気伝導性計測を検討したので報告する。...

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  • ゲル化剤や増粘剤の開発とその特徴

    英 謙二 高分子論文集 72 (8), 491-504, 2015

    ...相互作用などの協同的な非共有結合的相互作用であることを述べた.典型的なゲル化剤であるアミノ酸誘導体について言及し,“ゲル化駆動セグメント”という概念の重要性を強調した.ゲル化駆動セグメントからさまざまな官能基を含む機能性ゲル化剤やポリマー型ゲル化剤が容易に合成できることを示した.人工甘味料から合成したシクロ(<small>L</small>-アスパラギニル-<small>L</small>-フェニルアラニル...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献31件

  • オイルゲル化剤の最近の展開と応用

    英 謙二 Oleoscience 13 (2), 67-72, 2013

    ...結晶化もゲル化も原動力は共に水素結合やファンデルワールス力,静電的相互作用,π-π相互作用などの協同的な非共有結合的相互作用であることを述べた。<br/>次に,“ゲル化駆動セグメント” という概念を述べ,官能基を含むゲル化駆動セグメントから様々な機能性ゲル化剤が容易に合成できることを示した。<br/>ポリマーやオリゴマーは分子量分布や屈曲鎖の運動により結晶化しない。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • 芳香族化合物の極性と活性炭表面の酸性官能基が吸着に及ぼす影響

    吉田 博明, 天野 佳正, 町田 基 化学工学論文集 38 (2), 102-109, 2012

    ...相互作用により平面的に吸着していると予想されるが,双極子モーメントの大きい芳香族化合物は,DAOxへの吸着形態がDAOxOGとは異なり,細孔内の酸性官能基上に形成された水クラスターに,置換基を下にして直立に近い状態で吸着すると推測された.擬二次速度定数を比較すると双極子モーメントの大きい芳香族化合物は,小さいものよりもDAOxにおける速度定数が小さいため吸脱着過程において細孔内で拡散しにくいことがわかった...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献73件

  • トリアジン骨格を有する新規トリスニトロキシドラジカルの合成、構造と磁気的性質

    佐藤 翔矢, 秋田 素子, 西原 禎文, 井上 克也 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 1P30-1P30, 2011

    ...これらのラジカルは、環骨格の違いにより分子の平面性やπ-π相互作用等に違いが現れると考えられ、その構造および磁気的性質について検討を行った。また、中心骨格をベンゼン環に変えたもの、ニトロキシドラジカルの導入位置を変えたものについても合成し、比較検討を行った。...

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  • ビスポルフィリンクレフトとトリニトロフルオレノン間のホスト-ゲスト相互作用を駆動力とした超分子ポリマー

    大下 智子, 渡邉 亮英, 池田 俊明, 灰野 岳晴 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 3P89-3P89, 2011

    ...我々は、2つのポルフィリン環を有するクレフト型ホスト分子が電荷移動相互作用およびπ-π相互作用を駆動力とし、トリニトロフルオレノンを包接することを報告している。このホストおよびゲスト部位を有する分子をデザインし、その挙動をNMR、UV、AFM、DOSYなどを用いて測定したところ、集合体の形成が示唆されたので報告する。...

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  • アントラセン積層オリゴマーおよびポリマー

    森崎 泰弘, 澤村 敏行, 中條 善樹 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 3P25-3P25, 2011

    本研究では、置換基の導入が容易で剛直な構造を有するキサンテン骨格を土台分子として用い、アントラセン化合物をキサンテン骨格の4-,5-位に置換することで、アントラセン環が積層した芳香環積層オリゴマーならびにポリマーの合成を行ったので、その物性とあわせて詳細に紹介する。

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  • シクロパラフェニレンによるフラーレンとのサイズ選択的包接

    山子 茂, 岩本 貴寛, 渡邉 由樹, 貞廣 達也, 灰野 岳晴 ホスト・ゲスト化学シンポジウム講演要旨集 2011 (0), 12-12, 2011

    シクロパラフェニレンはパラフェニレンが環状に結合した共役分子である。今回、シクロパラフェニレンがフラーレンのホストとなる可能性について検討したところ、[10]シクロパラフェニレンが選択的にC60を内包することを明らかにした。

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  • ジイニレンおよびジエニレン基を含む棒状分子のダイマー型液晶

    宮田 涼平, 下垣 知代, 佐藤 絵理子, 松本 章一 日本液晶学会討論会講演予稿集 2011 (0), 114-114, 2011

    ...<B><I>m</I>PhDA</B>は水素結合により二量体を形成し、さらにπ-π相互作用により集積し、ディスク状のメソゲンとなりディスコチック液晶を示した。一方、<B><I>m</I>PhDE</B>, <B><I>m</I>DE</B>はネマチック液晶を示した。これらの化合物で発現する液晶では、液晶相の種類や温度範囲がメソゲンの構造に応じて変化した。...

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  • 活性炭表面の酸性官能基が燃料油中に存在する4,6-ジメチルジベンゾチオフェンの吸着に及ぼす影響

    小野 勇次, 西山 毅, 天野 佳正, 町田 基 化学工学論文集 37 (5), 388-393, 2011

    ...相互作用するCpサイトのほかに,酸性官能基導入により発現したC–O Complexサイトの存在を示した.Bi-Langmuir式より算出した吸着親和力はC–O ComplexサイトのほうがCpサイトと比べて2.5倍大きい値を示した.溶媒に非極性溶媒と極性溶媒を用いて4,6-ジメチルジベンゾチオフェンの吸着を行った.非極性溶媒中では酸性官能基を含む活性炭でより吸着量が多かったが,極性溶媒中では低くなった...

    DOI DOI Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献30件

  • [2.2]パラシクロファンを用いた光誘起電荷移動分子の合成

    宮? 隆聡, 藤重 準一, 五島 健太, 新名主 輝男 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 267-267, 2011

    ...本研究は、強い渡環π-π相互作用を示す[2.2]パラシクロファンを架橋鎖Bとしたドナー(D)-B-アクセプター(A)型分子ワイヤーを開発し、その光誘起電荷移動の検証を目的とする。純粋に渡環π-π相互作用を評価するため、また、合成の容易さから、DとAをそれぞれBと非共役系であるメチレン鎖でつないだ分子を合成ターゲットとして、研究を進めており、得られた結果に続いて報告する。...

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  • ペリレンビスイミドを導入したトリス(フェニルイソオキサゾリル)ベンゼンの集積挙動と光物性

    池田 俊明, 増田 哲也, 灰野 岳晴 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 3P86-3P86, 2011

    ...トリス(フェニルイソオキサゾリル)ベンゼンはイソオキサゾール環由来の局所的双極子―双極子相互作用とππ相互作用により積層し,キラルな超分子らせん集積体を形成する。本研究では,トリス(フェニルイソオキサゾリル)ベンゼンに光機能性の置換基としてペリレンビスイミドを導入した。この化合物は溶液中で集積し,顕著な光変調を示すことを明らかにした。...

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  • アンカー部位として両末端に硫黄官能基を有する完全被覆型オリゴチオフェンの合成と物性

    遠藤 克, 家  裕隆, 安蘇 芳雄 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 2P46-2P46, 2011

    ...しかし、理想的な単分子電気伝導測定のためには拡張したπ電子系に由来する強い分子間π-π相互作用の制御が不可欠である。本発表では、すべてのチオフェン環上に被覆部位としてスピロに置換した2,7-ジオクチルフルオレンを有する、両末端に硫黄官能基を導入したオリゴチオフェンの合成と物性を報告する。...

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  • ピリダジン縮環TTFのゲル‐結晶転移から得られる多様な構造とその制御

    井上 亮太, 長谷川 真士, 真崎 康博 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 6-6, 2011

    ...ピリダジンジオール縮環TTFは水素結合と比較的強いπ-π相互作用により、溶媒・温度・濃度等に依存した様々な集合体を作る。これまでに長いアルキル基を持つ誘導体がファイバーを形成することを報告した。今回、メチルチオ基を有する誘導体<B>1</B>がヒドラジン存在下でジメチルスルホキシド-メタノール溶液から準安定なゲルを形成し、そのゲルが結晶へと転移することを見出した。...

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  • <b>ゾル- ゲル/光硬化2 元架橋による有機無機ハイブリッドの開発 </b>

    松川 公洋 Journal of Network Polymer,Japan 31 (4), 201-207, 2010

    ...通常,有機無機ハイブリッドは,ゾル- ゲル反応中に有機ポリマーを分散させる,あるいは,ゾル- ゲル反応中でポリマーを重合させることで作製できるが,それらの形成には金属アルコキシドとの共有結合<sup>2)-6)</sup>,水素結合<sup>7), 8)</sup>,π- π相互作用<sup>9)</sup>等の化学的な結合が必要である<sup>2)</sup>。...

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  • <b>新しい増粘剤およびゲル化剤の開発 </b>

    英 謙二, 星沢 裕子 Journal of Network Polymer,Japan 31 (6), 308-317, 2010

    ...増粘化やゲル化の原動力は水素結合,静電相互作用,ファンデルワールス力,ππ相互作用などの非共有結合である。ゲル化が起きるときは水素結合やπ-πスタッキング,ファンデルワールス力などを通してゲル化剤分子が自己集合し高分子様の会合体を形成する。結晶化とゲル化は親密な関係にあることを述べ,その類似点と相違点を詳述した。...

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  • 液晶状態におけるチューブ状構造の構築

    岸川 圭希, 猪坂 美幸, 高橋 正洋, 幸本 重男 日本液晶学会討論会講演予稿集 2010 (0), PA35-PA35, 2010

    ...カルボキシル基間の水素結合で形成されたドーナツ状6量体が、アミド基間の水素結合とππ相互作用によって、縦軸方向に積み重なり、チューブ状構造が構築できると期待される。それらの液晶相の同定及び中空構造の調査は、偏光顕微鏡、示差走査熱量測定、温度可変IR、X線回折測定により行った。...

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  • 長鎖アルキル基を有する環状トリフェニレン三量体の合成と自己会合挙動

    花井 美実, 山川 純, ラハマン モハマド・ジャリル, 高瀬 雅祥, 西長 亨, 伊与田 正彦 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2009 (0), 176-176, 2009

    ...平面構造を有するこの分子はNMRスペクトルや、電子スペクトルの測定結果からππ相互作用による自己会合挙動が明らかとなった。さらに高次構造へのモルフォロジー変化を調査したところ、ナノ構造体の構築に成功したため、それについて詳細な検討を行った。...

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  • 液晶状態におけるチューブ状構造の構築

    岸川 圭希, 猪坂 美幸, 幸本 重男 日本液晶学会討論会講演予稿集 2009 (0), 203-203, 2009

    ...この分子は、分子間水素結合してドーナツ状となり、アミド基間での水素結合、及びππ相互作用によって、分子が縦軸方向に積み重なり、チューブ状構造が構築できると期待できる。また、液晶相の同定及び中空構造の調査は、偏光顕微鏡、示差走査熱量測定、温度可変IR、X線回折測定により行った。...

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  • 展望・解説: 芳香族ダイマーラジカルカチオンの放射線化学

    岡本 一将, 田川 精一 放射線化学 88 (0), 9-, 2009

    ...芳香族分子のπ-π相互作用は多くの分野で興味をもたれている。ベンゼン環間の相互作用に関する研究は,最もシンプルなモデルであり,その解明が重要である。芳香族の中性の分子とラジカルカチオンがπ-π相互作用に基づく電荷共鳴によって安定化し,ダイマーラジカルカチオンが形成されることが知られている。...

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  • 3層および4層[3.3]パラシクロファンの合成,構造および渡環π-π相互作用

    芝原 雅彦, 渡辺 源規, 岩永 哲夫, 松本 泰昌, 出田 圭子, 新名主 輝男 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2008 (0), 221-221, 2008

    ...3層および4層[3.3]パラシクロファンをEbsMIC法を鍵反応として合成し,それらのNMR,X線構造解析,電子スペクトル,電荷移動相互作用および電気化学測定を行い,渡環ππ相互作用についての評価を行った。...

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  • 被覆型オリゴチオフェンの開発と被覆効果の化学的評価

    遠藤 克, 韓 愛鴻, 家 裕隆, 安蘇 芳雄 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 37 (0), 6-6, 2007

    ...しかし、長鎖オリゴチオフェンには強い分子間π-π相互作用が生じるため、単一分子の電子的特性を明らかにすることは困難であった。この観点から我々はπ共役骨格を完全に被覆したオリゴマーの開発を行っている1)。本発表ではスピロ置換フルオレン、および嵩高いケイ素置換基で被覆されたチオフェンオリゴマーの合成、物性および酸化状態におけるππ相互作用の阻害効果を報告する。...

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  • ジベンゾシクロオクタテトラエン骨格を有するピンセット型ホスト分子の性質とゲスト包接能

    西内 智彦, 田中 慶太, 桑谷 善之, 西長 亨, 伊与田 正彦 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 37 (0), 50-50, 2007

    我々はこれまでにジベンゾシクロオクタテトラエン(DBCOT)骨格を分子内に二つ縮環した化合物を合成している。これらの化合物はCOT骨格の環反転によって溶液中ではanti体及びsyn体の配座異性体の平衡混合物として存在し、またCOT骨格に置換基を導入することで異性化の活性化エネルギーが上昇して室温のNMRスペクトルにおいてanti体とsyn体を別々のスペクトルで観ることができる。 …

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  • アルコキシチオフェンを挿入した融合型TTFオリゴマーの合成と性質

    柴山 聡, 岡田 佐栄子, 長谷川 真士, 宮本 久一, 御崎 洋二 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 37 (0), 196-196, 2007

    ...合成したドナー分子は、side-by-sideやπ-π相互作用に基づく集積構造によって三次元的な分子配列を形成することが期待される。本研究では、これらの合成の詳細と、電気化学特性について報告する。...

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  • テトラアリールエチレン系両親媒性分子によるリオトロピック液晶相の発現

    三谷 育恵, 樋口 博紀, 菊池 裕嗣 日本液晶学会討論会講演予稿集 2007 (0), 164-164, 2007

    ...テトラアリールエチレンは平面性を保った構造を有する分子で、アルキル側鎖を連結した誘導体は芳香環の間に働くπ-π相互作用によりディスコチックカラムナ―相を発現する。この骨格に親水性と疎水性の側鎖を連結した両親媒性分子と溶媒との混合系では、溶媒に対する分子構造内の親和性の差が駆動力となってリオトロピック液晶相が発現する。本研究では、テトラアリール系両親媒性分子のリオトロピック液晶相の評価を試みた。...

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  • ピリジニウムとベンゼンの相互作用:高精度 ab initio 分子軌道法による解析

    都築 誠二, 三上 益弘, 山田 眞二 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 37 (0), 69-69, 2007

    ピリジニウム、N-メチルピリジウムのベンゼンクラスターの安定構造、相互作用エネルギーを高精度の ab initio 分子軌道法で解析し、中性のベンゼンーピリジンクラスター、ベンゼン二量体と比較した。ピリジニウム、N-メチルピリジウムのベンゼンとの相互作用では、静電力、誘起力の寄与が非常に大きく、ピリジンとベンゼンの相互作用やベンゼン二量体の相互作用と比べ、はるかに強いことが分かった。また、ベンゼ…

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  • 多層[3.3]メタシクロファンの合成と構造

    芝原 雅彦, 渡辺 源規, 岩永 哲夫, 新名主 輝男 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 11-11, 2006

    6層までの[3.3]メタシクロファンの合成を行い,各種スペクトル測定を行った。3層および4層シクロファンについてはX線結晶解析についても報告する。

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  • 多層[3.3]パラシクロファンの合成と構造

    芝原 雅彦, 渡辺 源規, 岩永 哲夫, 新名主 輝男 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 126-126, 2006

    3層および4層[3.3]パラシクロファンの合成を行い,3層においては光学分割を行い絶対配置を決定した。また,各種スペクトル測定を行った。

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  • 三次元中空構造を有するリオトロピック液晶の開発

    中津 文彦, 上川 裕子, 劉 洪波, BARANOFF Etienne, 守山 雅也, 熊澤 和久, 吉沢 道人, 藤田 誠, 加藤 隆史 日本液晶学会討論会講演予稿集 2005 (0), 180-180, 2005

    ...配位結合・π-π相互作用などの分子間相互作用により水中で自己組織的に形成される三次元中空構造体の液晶化について検討した。親水性のオリゴエチレンオキシド鎖を有するトリフェニレン誘導体を設計・合成し、中空構造体との複合化を行った。その結果、トリフェニレン誘導体と中空構造体は電荷移動相互作用により複合体を形成した。この複合体は、少量の水存在下リオトロピック液晶となることが分かった。...

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  • 低分子化合物による溶媒の増粘とゲル化

    英 謙二 Oleoscience 5 (5), 219-228, 2005

    ...増粘現象やゲル化の原動力はともに水素結合や静電相互作用, ファンデルワールスカ, π-π相互作用などの非共有結合である。<BR>昏たとえば, トリ3, 7-ジメチルオクチル1, 3, 5-ベンゼントリカルボキサミドはシクロヘキサンを増粘し, 30gL1の濃度では20℃で20,000cPになる。...

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  • 大環状オリゴ(チオフェン・エチニレン)およびその関連化合物の合成と性質

    中尾 香積, 沖村 慶一, 三宅 由寛, 桑谷 善之, 伊与田 正彦 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 88-88, 2004

    新規大環状化合物として、アセチレン拡張型の大環状オリゴチオフェン<b>1</b>の合成を検討した。各末端にホルミル基を持つオリゴ(2,5-チオフェン・エチニレン)誘導体<b>2</b>のMcMurryカップリング反応により環状前駆体<b>3</b>を合成した。また<b>3</b>の二重結合部位に対する臭素化・脱臭化水素化により非常に対称性の高い<b>1</b>への変換に成功した。<br>新規大環…

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  • フッ化物イオンによるπ-π相互作用に基づく会合状態の解離効果

    杉浦 健一, 山根 倫, 宮坂 等, 山下 正廣 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 16 (0), 1043-1043, 2002

    Synthesis and properties of porphyrin-pyrene conjugated system connected by acetyleneπ-Expanded porpyrin oligomers have been attracting much attention from the viewpoint of creating novel electronic …

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  • face-to-face型ππ相互作用を利用した超分子構築

    林 直人, 塚本 直樹, 松本 澄 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 16 (0), 1073-1073, 2002

    We here report crystal engineering using face-to-face pi-pi interaction of anthracene moieties. Its interaction energy is estimated about 8 kcal/mol, which is comparative to that of hydrogen bond. …

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  • 光誘起スピン転移を発現するFe`III´錯体の開発

    佐藤 治, 速水 真也, 顧 忠沢 日本物理学会誌 56 (2), 115-118, 2001

    ...光照射によって物性をスイッチングできる固体物質の開発が盛んに行われている.最近我々は,分子間相互作用を導入し協同効果を強めることが,光によって生じた準安定状態をトラップするために重要であることを見出している.本稿では,π-π相互作用を設計することで初めて実現できたFe<SUP>III</SUP>錯体の光スピン転移現象について報告する.こうした材料設計は,光スピン転移のみならず,様々な光スイッチング物質...

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