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  • <性>と<病>の系譜 : 源氏/非源氏の<性の言説>と<言説の性>(<特集><非源氏的なもの>の系譜)

    大胡 太郎 日本文学 57 (5), 22-30, 2008

    ...<性>と<病>の接点として<いろごのみ>を取り上げ、それが平安朝の性愛体制の中で系譜をなすこと、および<性の言説>を語る<言説の性>としての男性によって「矯正」されており、そのため、物語の語るレイプには、男性としての言説編制によってあらかじめ当事者<被害者・生存者>の声が奪われており、このような言説の植民地的状況そのものが<非源氏的なもの>の頂点をなすことを論じた。...

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  • モラルと市と<いろごのみ>(<特集>モラル)

    大胡 太郎 日本文学 46 (6), 23-30, 1997

    ...「モラル」に<悪><盗人>と<いろごのみ>とを対置し、二項を対立しているかのように構造化する文学の主題のありようを「市(いち)」を媒介にして辿ることを試みた。<いろごのみ>は「風流」の原義にてらしてみれば、それは物語の外部に理念化された<いろごのみ>の者に憑依されたかのように登場する。<絶対悪>という主題が可能かという問題を文学に投影すると、現在という状況が必然的に立ち現われることになる。...

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