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検索結果 637 件

  • LED光源を用いたUV-B照射によるイチゴうどんこ病およびイチゴ炭疽病の抑制

    内橋 嘉一, 高野 仁, 田中 雅也, 田坂 勝次, 神頭 武嗣 日本植物病理学会報 90 (1), 5-13, 2024-02-25

    ...<p>308 nmをピークとするLED光源(UVL308)と,311 nmをピークとするLED光源(UVL311)によるイチゴうどんこ病および炭疽病の発病抑制を検討した.中発生条件の冬期,秋冬期の試験では,UVL308区のうどんこ病防除価はそれぞれ91.9,86.9と高く,UVL311区の74.8,61.0を大きく上回った.一方,多発生条件の春期の試験では防除価はUVL308区で62.4,UVL311...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • リンゴ品種「ふじ」の葉に発生する,うどんこ病によると考えられる褐色斑点

    仲谷 房治 北日本病害虫研究会報 2022 (73), 85-96, 2022-12-23

    ...で区切られる.どの褐色斑点上にもうどんこ病菌と思われる菌糸組織が存在したが,密度は疎で萎びていた.本菌は初期病徴である退緑斑点上や健全葉面上で繁殖し,分生子を多数形成するが,褐色斑点上では,菌糸の伸長や分生子の形成が阻害されており,褐色斑点は抵抗性反応によって形成されるものと推察された.開花直前と落花期にうどんこ病防除薬剤シフルフェナミド顆粒水和剤を散布すると褐色斑点の発生を抑制できた....

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  • 島根県におけるメロンの育種と普及の歩み

    石津, 文人, 春木, 和久 島根県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Shimane Agricultural Technology Center (49) 41-54, 2022-03

    ...両品種ともつる割病およびうどんこ病に対して抵抗性を有する。4 平成26(2014)年,ブランド力を強化するため,当県が育成した黄皮白肉系の品種・系統を‘ゴールデンパール(R)’として商標の登録を行った。...

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  • 日本における農薬の散布液量実態調査

    藤田, 智紀, 神谷, 昌希, 佐々木, 千潮 農薬調査研究報告 = Research report of agricultural chemicals (13) 29-47, 2022-02

    ...さらに,かぼちゃのうどんこ病を対象として,クロロタロニル(TPN)の効果を評価した。異なる4段階の希釈液を調製し,有効成分投下量が全ての処理区で同等となるよう散布を実施した。この結果,散布液量を最小とした処理区(250倍液,25 L/10a相当を散布)において,最も効果が低かった。保護殺菌剤のような作用性をもつ農薬においては,散布液の付着範囲は効果に影響を及ぼすことが示唆された。...

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  • 育成した一季成り性イチゴ系統「信大SUS-1」の採苗時期の違いが生育および収量に及ぼす影響

    勝見, 莉緒奈, 圓谷, 朱里, 平柳, 賢治, 藤井, 天良, 古谷, 真輝斗, 春日, 重光 19 33-43, 2021-03-31

    ...また、本試験では8月上旬に採苗した試験区で、うどんこ病対策として導入したUV-Bランプの影響とみられる薬害の発生が認められた。以上の結果から、「信大SUS-1」栽培における採苗時期は、7月上旬~8月下旬で可能であると考えられたが、経営の安定化や省力栽培のためには、大苗よりも若い苗を育成することが重要とされていることから、8月下旬が最適であると考えられた。...

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  • 四季成り性イチゴにおける温湯散布のうどんこ病発生抑制効果

    ディナール ミンドラティ ファルダニ, 太田 祐樹, ヌル アクバル アロファトゥラ, アグン ディアン カリスマ, ジャンジラ サティッマンナイタム, 七夕 小百合, 荻原 勲, アニ ウィディアストゥティ, 佐藤 達雄 農作業研究 56 (1), 29-38, 2021-03-20

    ...<p>イチゴうどんこ病に対するステロール脱メチル化阻害殺菌剤(DMI剤)の過剰使用はDMI材耐性菌出現の原因となっている.本研究では,DMI剤耐性菌が優占する四季成り性イチゴの生産圃場において,牽引式温湯散布装置による温湯散布がうどんこ病感染防止に及ぼす効果を調査した.四季成り性品種「なつあかり」に対し54℃±1℃で20秒間,温湯を噴霧したところ,うどんこ病に対する全身抵抗性の誘導条件である葉温50...

    DOI Web Site Web Site 参考文献14件

  • 四季成り性イチゴ新品種‘長・野53号’の育成とその特性

    江原, 靖博, 山口, 秀和, 矢ケ崎, 和弘, 小澤, 智美 長野県野菜花き試験場報告 (17) 26-32, 2021-03

    ...‘サマープリンセス’より収量性と果実品質に優れ,うどんこ病に強い夏秋イチゴの新品種を育成するため,2012年に長野県野菜花き試験場で‘サマーアミーゴ’と‘サマープリンセス’を交配した。得られた実生を選抜し,2015年に系統名‘長・野53号’を付し,2018年4月に‘サマーリリカル’として品種登録出願を行った。...

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  • 促成栽培用イチゴ新品種‘にこにこベリー’の育成と栽培特性

    高山, 詩織, 近藤, 誠, 鹿野, 弘, 今野, 誠, 尾形, 和磨, 高野, 岩雄, 小野寺, 康子, 柴田, 昌人 宮城県農業・園芸総合研究所研究報告 (88) 1-14, 2021-03

    ...‘にこにこベリー’のうどんこ病・炭疽病・萎黄病に対する耐病性を‘もういっこ’および‘とちおとめ’と相対比較したところ,うどんこ病に対しては‘とちおとめ’より強く‘もういっこ’と同等か強い傾向が認められ,炭疽病および萎黄病に対しては‘もういっこ’および‘とちおとめ’と同等であった。...

    日本農学文献記事索引

  • 紫外光(UV-B)照射によるナスうどんこ病の発病抑制効果

    山崎, 淳紀, 林, 一沙, 矢野, 和孝 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (30) 7-13, 2021-03

    ...UV-B照射によるナスうどんこ病の防除効果を検討した。UV-Bの夜間1時間(午前1時~午前2時)照射では,UV-Bランプから成長点までの距離を60cm以上確保することで,葉に障害が発生することなく,高い防除効果を得ることができた。夜間3時間(午後11時~午前2時)照射では,高い防除効果が認められたが,上位葉に顕著な障害が発生した。夜間30分間および15分間照射では,防除効果は低かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • クラッスラに発生したうどんこ病(新称)

    佐藤 衛 関東東山病害虫研究会報 67 (1), 17-18, 2020-12-01

    <p>Powdery mildew of campfire crassula (<i>Crassula capitella</i> subsp. <i>thyrsifolia</i>) occurred in Ibaraki prefecture in March 2014. We analyzed pathogenic-ity, morphological characteristics …

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  • ウルシ実生苗の生産を阻害するうどんこ病

    田端 雅進, 升屋 勇人, 安藤 裕萌 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 302-, 2020-05-25

    ...最近、二戸市のウルシ林でウルシ果実にうどんこ病の発生が確認され、病原菌の種類等が一部明らかになっているものの、ウルシ林や苗畑で発生している病原菌や被害実態について十分には明らかになっていない。そこで、二戸市のウルシ林や苗畑におけるウドンコ病菌の種類を特定し、被害実態を明らかにすることを目的に研究を行った。...

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  • イチゴの高設栽培における籾殻燻炭の利用が育成系統「SUS-1」の生育・収量に及ぼす影響

    樋川, 瑠美, 太田, 岳志, 野田, 泰良, 畑, 亮太郎, 平嶋, 千寛, 春日, 重光 信州大学農学部AFC報告 18 1-11, 2020-03-31

    ...また、モミ殻区は6g未満果実数、奇形果実数およびうどんこ病発生果実数が少なかったため、収穫果実数に占める良果実数の割合が高かった。糖酸比は同程度であったものの、果実糖度はモミ殻区がわずかに高かった。これらの結果から、‘モミ殻燻炭’培地の利用は、収量および品質向上に効果的である可能性が示唆された。...

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  • 一季成り性イチゴ系統‘SUS-1’における果房あたり適正着果数の検討

    牧野, 早希, 小林, 樹生, 齋藤, 菜月, 佐藤, 実栞, 関, 千奈美, 向井, 時生, 春日, 重光 信州大学農学部AFC報告 17 7-12, 2019-03-22

    ...1果房あたりの着果数を3果、4果および5果に調整した時の、収穫果実数、奇形果実割合、1果実重、6g 未満果実数割合およびうどんこ病発生割合等を調査した。その結果、奇形果実は3月に最も多発したこと、1果実重は2月から5月にかけて漸漸減したこと、6g 未満果実は収穫後期に多く発生したこと、うどんこ病発生果実は5月に多発したことが明らかになった。...

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  • トマト育苗場における温湯散布―うどんこ病に対する予防効果とその機作―

    アロファトゥラ ヌル アクバル, ウィディアストゥティ アニ, チンタ ユフィタ ドゥイ, 小林 智之, 七夕 小百合, 佐藤 達雄 農作業研究 54 (1), 15-23, 2019-03-20

    ...が抑制された.さらに,熱ショックは全身的に抵抗性を誘導することが知られており,植物体全体を目的温度で加熱する必要はない.これらの結果から温湯散布はトマト育苗場でのうどんこ病防除に効果的である可能性が示唆された....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献7件

  • 早生、短稈で多収な味噌用裸麦新品種「長崎御島」の育成

    段口, 貴大, 下山, 伸幸, 土谷, 大輔, 吉岡, 藤治, 高橋, 飛鳥, 柳沢, 貴司, 長嶺, 敬 長崎県農林技術開発センター研究報告 (9) 1-19, 2019-03

    ...3)播性は‘V’の秋播性で,赤かび病には‘やや強’の同程度で,うどんこ病には‘中’で劣る。4)75%搗精時間はやや短く,砕粒率はやや高く,SKCS硬度はやや低い。5)味噌の官能評価は組成が年次によりやや低いが,色,香り,味および総合評価は同等である。...

    日本農学文献記事索引

  • フランスパン加工適性に優れた暖地・温暖地向け準強力小麦新品種「さちかおり」の育成

    松中 仁, 中村 和弘, 藤田 雅也, 八田 浩一, 河田 尚之, 関 昌子, 久保 堅司, 乙部(桐淵) 千雅子, 池田 達哉, 塔野岡 卓司, 石川 直幸, 高田 兼則, 谷中 美貴子, 小田 俊介 農研機構研究報告 九州沖縄農業研究センター = Bulletin of the NARO, Agricultural Research for Kyushu Okinawa Region 68 58-73, 2019-03

    A new hard wheat cultivar ‘Sachikaori’ registered in 2014 was jointly developed by three NARO Institutes including National Institute of Crop Science, Western Region Agricultural Research Center and …

    DOI 機関リポジトリ

  • キュウリおよびトマト苗におけるUV-B照射によるうどんこ病の防除

    小林 智之, 伊東 かおる, 横田 祐未, 佐藤 達雄, 山田 真 園芸学研究 18 (1), 65-71, 2019

    ...<p>紫外光のうち280~315 nmの波長域であるUV-Bは,様々な病害に対し抵抗性を誘導するとされている.そこで,本研究では,キュウリおよびトマトの育苗期におけるうどんこ病抑制に効果的なUV-B照射条件を検討した.キュウリおよびトマト苗に対し,1日2時間連日の50 mW・m<sup>–2</sup>ならびに100 mW・m<sup>–2</sup>の放射照度では,化学農薬による慣行防除と同等のうどんこ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献18件

  • 宮城県におけるキュウリ地上部病害に対する各技術を組み合わせた防除の検証

    近藤 誠 北日本病害虫研究会報 2018 (69), 13-19, 2018-12-21

    ...<p>キュウリ施設栽培では,発生する病害が多く,薬剤防除の散布回数が多くなるため,薬剤耐性菌の発生リスクが高く,化学合成農薬だけに頼らない環境負荷を軽減した防除対策の構築が求められている.宮城県において循環扇,成分カウントされない農薬,褐斑病耐病性品種を組合せた防除体系により,うどんこ病および褐斑病の発病抑制効果を検証したところ,安定した発病抑制効果は得られなかったが,循環扇と硫黄くん煙処理の組み合...

    DOI

  • 宮城県におけるキュウリ地上部病害に対する各技術を組み合わせた防除の検証

    近藤, 誠 北日本病害虫研究会報 (69) 13-19, 2018-12

    ...宮城県において循環扇,成分カウントされない農薬,褐斑病耐病性品種を組合せた防除体系により,うどんこ病および褐斑病の発病抑制効果を検証したところ,安定した発病抑制効果は得られなかったが,循環扇と硫黄くん煙処理の組み合わせや,褐斑病耐病性品種を活用することで,成分カウントされない農薬の利用により化学合成農薬を節減した防除体系を構築しうる可能性が示された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴ新品種‘華かがり’

    菊井, 裕人, 松尾, 尚典, 近藤, 俊文, 今井, 啓司 岐阜県農業技術センター研究報告 (18) 1-5, 2018-03

    ...炭そ病,萎黄病,うどんこ病に対する抵抗性はない。果実の収穫期は育成地では12月上旬であり,「美濃娘」よりやや早い。平均果重は20.8gで果実は大きく,極大果の発生も多い。乱形果,奇形果等の発生が少なく秀品率が高い。果肉の硬度は硬く,「美濃娘」とほぼ同等である。果皮色は赤,果実の光沢は強,果肉色は白である。果実内の空洞は無い。糖度,酸度ともに「美濃娘」よりやや低い。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • UV-B照射と反射資材を併用したイチゴのハダニ類に対する密度抑制効果

    鈴木, 香深, 関根, 崇行, 大場, 淳司, 高山, 詩織 宮城県農業・園芸総合研究所研究報告 (86) 62-68, 2018-03

    ...イチゴのうどんこ病対策として使用されている紫外線(以下,UV-B)照射によるハダニ類の密度抑制効果を検討した。イチゴ圃場において行ったリーフディスク法試験では,雌成虫へのUV-B照射による産卵数の減少および殺卵効果が確認され,UV-B照射のハダニ類に対する密度抑制効果が確認された。...

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  • オーチャードグラスの新品種「まきばたろう」の育成とその特性

    内山 和宏, 荒川 明, 水野 和彦, 杉田 紳一, 小松 敏憲, 矢萩 久嗣, 廣井 清貞, 水上 優子, 神戸 三智雄 農研機構研究報告 畜産研究部門 = Bulletin of the NARO, Livestock and Grassland Science 18 1-16, 2018-03

    ...そのうち雲形病・うどんこ病・黒さび病等主要病害抵抗性の中生品種として1981年に育成された「マキバミドリ」は育成後20年以上経過し,黒さび病における新たなレースの出現や新たに発生した黄さび病によりさび病に対する罹病化がみられていた。...

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか1件

  • 製パン適性に優れる寒冷地向け強力小麦新品種「夏黄金」の育成

    池永 幸子, 谷口 義則, 伊藤 裕之, 平 将人, 中村 和弘, 吉川 亮, 前島 秀和, 中村 俊樹, 石川 吾郎, 池田 達哉, 伊藤 美環子, 齋藤 美香, 氷見 英子 農研機構研究報告 東北農業研究センター = Bulletin of the NARO, Agricultural Research for Tohoku Region 120 1-20, 2018-03

    ...縞萎縮病抵抗性は“強”、うどんこ病抵抗性と赤さび病抵抗性は“中”、赤かび病抵抗性は「ゆきちから」より強い“中”、穂発芽性は“難”である。A new hard winter wheat cultivar, "Natsukogane," was developed at Tohoku Agricultural Research Center, NARO in 2016....

    DOI 機関リポジトリ

  • 新たな化学合成農薬を用いたホップべと病およびうどんこ病の新防除体系

    菅 広和, 大友 令史 北日本病害虫研究会報 2017 (68), 17-20, 2017-12-22

    ...<p>ホップ栽培における重要病害であるべと病およびうどんこ病に対して,数種の化学合成農薬を用いた新たな防除体系の効果を検討した.その結果,べと病に対しては重点防除時期である梅雨期(6月下旬および7月中旬)にマンジプロパミド水和剤を散布する防除体系により,従来の防除体系より高い防除効果が得られた.うどんこ病に対しては重点防除時期である毛花開花期~毬花期にテブコナゾール水和剤およびピラクロストロビン・ボスカリド...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴうどんこ病に対する高濃度炭酸ガスの処理効果

    菅野 英二 北日本病害虫研究会報 2017 (68), 97-101, 2017-12-22

    ...<p>高濃度炭酸ガスのくん蒸による害虫防除法は,薬剤抵抗性害虫対策や薬剤防除の労力削減につながっているが,病害防除における利用の可能性を探るため,定植前のイチゴ苗を用いて,イチゴうどんこ病に対する防除効果を検討した.イチゴのナミハダニに農薬登録がある炭酸ガス濃度60%, 24時間,温度30°C 処理条件で,うどんこ病菌接種前後にイチゴ苗を処理した結果,うどんこ病菌の接種1日後,5日後および発病初期となった...

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  • 夏秋キュウリ,ナスの有機栽培で上物収量を高めるための整枝法

    赤池 一彦, 五味 敬子, 長谷川 茂人, 中村 知聖 有機農業研究 9 (1), 46-55, 2017-09-30

    ...</p><p>夏秋ナスは,主枝から発生する1次側枝を花直上で摘心するとともに,果実の収穫時に切り戻し整枝(側枝更新剪定)を行う.また古葉や病葉は積極的に摘除する.この整枝法により,新梢や新葉が常時棚に展開する状態となり,側枝更新剪定や摘葉を行わない場合と比べて総上物収量,特に生育後半期の収量が増大し,上物率も向上した.病害虫は,うどんこ病による被害が軽減した....

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  • 早生で穂発芽に強い日本めん用小麦新品種 「ふくあかり」 の育成

    小田 俊介, 乙部(桐淵) 千雅子, 関 昌子, 小島 久代, 松中 仁, 藤田 雅也, 吉岡 藤治, 栁澤 貴司, 吉田 久 農研機構研究報告 次世代作物開発研究センター = Bulletin of the NARO, Crop Science 1 15-32, 2017-07-31

    “Fukuakari” was registered as a new wheat cultivar in 2010. It was bred by the bulk method at the NARO Institute of Crop Science, Tsukuba, Ibaraki, Japan, from a cross made in 1998 between “Tanikei …

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  • 製パン性に優れ多収の硬質小麦新品種「せときらら」の育成

    高田 兼則, 谷中 美貴子, 石川 直幸, 池田 達哉, 船附 稚子 農研機構研究報告 西日本農業研究センター = Bulletin of the NARO, Agricultural Research for Western Region 17 13-30, 2017-03-31

    ...交配によって選抜・育成した 小麦品種である.2012 年 11 月に品種登録出願し,2014年5月2日に品種登録された(登録番号第23408 号).播性の程度はIの春播型で,出穂期は「ふくほのか」より1日早く,成熟期は1日遅い“やや早”で,穂発芽性は“難”,赤かび病抵抗性は“中”で「ふくほのか」や「農林61号」と同程度である.縞萎縮病抵抗性は“中”で「ふくほのか」と同程度で「農林61 号」より強い.うどんこ...

    DOI 機関リポジトリ

  • 施設内湿度制御によるナス黒枯病およびうどんこ病防除の検討

    岡田, 知之, 工藤, りか, 山本, 敬司 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (26) 25-29, 2017-03

    ...ヒートポンプ空調機による湿度制御がナスの黒枯病およびうどんこ病の発生に与える影響を調査した。同じ形状の農業用ハウス2棟(1.1a)を用い,一方のハウスでは相対湿度90%以上の時ヒートポンプ空調機により除湿を行った。その結果,無制御ハウスと比較して黒枯病の発生はおよそ20%に抑えられたが,うどんこ病の発生には大きな差がなかった。...

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  • UV-B照射によるパセリーうどんこ病の防除効果

    西村 文宏, 森 充隆, 佐藤 衛 関西病虫害研究会報 59 (0), 15-20, 2017

    ...うどんこ病の感染圧が一定以上あるとUV-Bだけでは防除しきれないが,脂肪酸グリセリド乳剤と炭酸水素ナトリウム・銅水和剤の3週連続混用散布の併用により,効果的に防除することができた。</p>...

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  • L-メチオニンはトマトに対してうどんこ病抵抗性を誘導する

    齋藤 まどか, 山本 優紀, 中島 雅己, 阿久津 克己 日本植物病理学会報 83 (4), 251-256, 2017

    ...明らかとなった.さらに接種2日後のトマト葉における<i>PR</i>遺伝子の発現を解析した結果,<i>O. neolycopersici</i>接種によって誘導される<i>PR</i>遺伝子の発現が,L-メチオニン前処理によって増強されることが確認された.以上のことから,L-メチオニンはトマトに<i>O. neolycopersici</i>に対する抵抗性を誘導し,うどんこ病の発病を抑制することが示唆...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 寒冷地向け超強力小麦新品種「こしちから」の育成

    谷口 義則, 伊藤 裕之, 池永 幸子, 中村 俊樹, 石川 吾郎, 吉川 亮, 中村 和弘, 平 将人, 八田 浩一, 前島 秀和, 伊藤 美環子, 中村 洋, 伊藤 誠治 東北農業研究センター研究報告 = Bulletin of TOHOKU Agricultural Research Center 118 1-19, 2016-03-31

    ...縞萎縮病抵抗性は“強”、赤かび病と赤さび病抵抗性は“中”、うどんこ病抵抗性は“やや弱”である。栽培適地は東北・北陸地域の根雪期間80日以下の平坦部で、パン・中華麺用およびブレンド用としての普及が期待される。...

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか1件

  • リンゴうどんこ病における果実感染の発生推移

    雪田 金助 北日本病害虫研究会報 2016 (67), 146-149, 2016

    ...<p>近年,青森県の一部地域で発生が目立っているリンゴうどんこ病の果実感染,特に果柄における被害の発生時期や症状の推移などを調査した.調査品種「ふじ」の中心果,側果のいずれにおいても,落花15~20 日後頃に果柄を一周するような鉢巻き状の白色,粉状の菌叢が認められた.このような病斑は頂部,中央部.基部など果柄の部位に関係なくほぼ一様に認められた.発生初期の菌叢は明瞭で容易に識別できたが,7~8 月の...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 焼酎醸造特性が優れ大粒で多収の二条大麦新品種「煌二条」

    河田 尚之, 小田 俊介, 藤田 雅也, 八田 浩一, 久保 堅司, 土井 芳憲, 田谷 省三, 佐々木 昭博, 塔野岡 卓司, 堤 忠宏, 谷口 義則, 関 昌子, 波多野 哲也, 平 将人 九州沖縄農業研究センター報告 = Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center 64 21-40, 2015-10-22

    Kirameki-Nijo is a two-rowed, hulled, spring barley (Hordeum vulgare L.) for Japanese spirits, shochu, that was developed at the Kyushu Okinawa Agricultural Research Center in 2007 and registered as …

    DOI 機関リポジトリ

  • オオムギうどんこ病菌の新たな菌株の病原性の解析

    香口, 智宏, 和原, 未季, 菅井, 維之, 山岡, 直人, 八丈野, 孝 愛媛大学農学部紀要 = Memoirs of the College of Agriculture, Ehime University (60) 1-6, 2015-09

    ...オオムギうどんこ病菌は,病原性因子であるエフェクターを分泌して宿主の防御反応を抑制し,感染する。本研究では,新規分離株であるOU14株の形態および病原性の解析を行った。その結果,形態形成については既存のRace I株と比べて違いは見られなかった。しかしながら,OU14株はRace I株とは異なるエフェクター遺伝子を持つことが明らかとなった。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 四季成り性イチゴ新品種「なつおとめ」の育成

    小林, 泰弘, 植木, 正明, 須永, 哲央, 直井, 昌彦, 癸生川, 真也, 稲葉, 幸雄, 家中, 達広, 岡村, 昭子, 重野, 貴, 畠山, 昭嗣, 永嶋, 麻美, 豊田, 明奈 栃木県農業試験場研究報告 (73) 77-84, 2015-03

    ...イチゴの重要病害である炭疽病・萎黄病に対する耐病性はとちひとみより強く,うどんこ病の発生も少ない。栃木県内の標高200mから800m程度の地域における適応性はとちひとみより高い。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 極大果イチゴ品種「栃木i27号」の育成

    重野, 貴, 直井, 昌彦, 植木, 正明, 家中, 達広, 岡村, 昭子, 須永, 哲央, 小林, 泰弘, 永嶋, 麻美, 稲葉, 幸雄, 畠山, 昭嗣, 癸生川, 真也, 豊田, 明奈, 中西, 達郎 栃木県農業試験場研究報告 (73) 85-99, 2015-03

    ...炭疽病,萎黄病,うどんこ病に対してある程度の耐病性を有している。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • エンドウうどんこ病菌の感染によるスナップエンドウ莢の 斑点症状「ごま症」の発生とその防除

    樋口 康一, 長友 誠, 中島 純 九州病害虫研究会報 61 (0), 7-15, 2015

    ...「ごま症」発症莢からは高頻度でエンドウうどんこ病菌が検出され,接種試験によって「ごま症」の症状である褐色小斑点が再現された。殺菌剤散布によるモデル防除では,茎葉でのうどんこ病の発生と莢の斑点症状の発生が同時に低減された。露地栽培における秋まき長期どり作型の場合,うどんこ病は1段目の開花期以降に下位葉で発生し,その後は上位に進展して収穫後期になって莢に斑点症状が認められることが明らかとなった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 四季成り性イチゴ新品種‘サマーアミーゴ’の育成

    林, 純二, 新居, 智 徳島県立農林水産総合技術支援センター研究報告 = Bulletin of Tokushima Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center (1) 19-28, 2014-12

    ...うどんこ病には‘サマーフェアリー’より耐病性がある。果形は円錐で形状が良く,果皮色は赤で,果肉色は橙赤である。果心は淡赤で,果実の光沢は強い。果実は‘サマーフェアリー’よりやや大きく,果実の空洞は無~極小である。糖度がやや高く,酸度が低いため食味が良く,果実の香りは比較的強い。果実が硬く,日持ち性および輸送性が良いため山間地域での業務用の夏秋どりイチゴに適する。...

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  • 紫外光照射(UV-B)によるイチゴ病害抑制効果

    関根 崇行, 近藤 誠, 伊藤 博祐, 辻 英明, 山田 真 北日本病害虫研究会報 (65) 93-97, 2014-12

    ...イチゴうどんこ病に対して抑制効果を持つUV-B照射装置の有効利用に関する知見を得るために,その照射時間帯及び照射強度,育苗期照射による本圃でのうどんこ病抑制効果について検討した。その結果,照射時間帯は深夜23~2時の3時間,照射強度は10~20μW/cm2で高い抑制効果が認められたが,育苗期のUV-B照射は本圃で発生したうどんこ病には影響を与えなかった。...

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  • 作物栽培におけるカニ殻を混合した牛糞堆肥添加の影響

    笹木, 教隆, 鈴木, 康世 福井県畜産試験場研究報告 (27) 37-43, 2014-11

    ...キュウリ苗にうどんこ病原菌を接種したところ、本葉1枚目はすべて発症し、2枚目の段階でカニ殻堆肥0.2%区は他の区に比べ発症面積が少なかった(P<0.05)。コマツナ、ホウレンソウ栽培試験では、カニ殻堆肥区の直根の太さは他の試験区に比べ太く(P<0.05)、葉重も他の試験区に比べ1.5~12倍重い。二十日ダイコンにおいても他の試験区に比べ根重が1.7~3倍、根径が太く、根長が長い(P<0.05)。...

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  • ビール大麦新品種「はるみやび」 の育成

    馬場, 孝秀, 古庄, 雅彦, 山口, 修, 甲斐, 浩臣, 高田, 衣子, 塚崎, 守啓, 内村, 要介 福岡県農業総合試験場研究報告 (33) 8-12, 2014-03

    ...うどんこ病にも抵抗性である。麦芽品質は,麦芽粗蛋白質,可溶性窒素及びコールバッハ数が適正値で,ジアスターゼ力及び総合評点は同程度に優れる。適地は関東,近畿,中国,九州地方の平坦地帯である。「はるみやび」という品種名は,綺麗で優美なビール大麦であることを表す。...

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  • 紫外光照射(UV-B)によるイチゴ病害抑制効果

    関根 崇行, 近藤 誠, 伊藤 博祐, 辻 英明, 山田 真 北日本病害虫研究会報 2014 (65), 93-97, 2014

    ...<p>イチゴうどんこ病に対して抑制効果を持つUV-B 照射装置の有効利用に関する知見を得るために,その照射時間帯及び照射強度,育苗期照射による本圃でのうどんこ病抑制効果について検討した.その結果,照射時間帯は深夜23~2 時の3 時間,照射強度は10~20μW/cm<sup>2 </sup>で高い抑制効果が認められたが,育苗期のUV-B 照射は本圃で発生したうどんこ病には影響を与えなかった.また,イチゴ...

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  • イチゴうどんこ病の苗での越夏

    稲田 稔 九州病害虫研究会報 60 (0), 30-36, 2014

    ...イチゴ本圃でのうどんこ病の効率的な防除技術を確立するため,育苗期の苗における本病の発生実態を調査した。本病の標徴は,葉裏に盛り上がった菌叢を伴う進展型と,菌叢が消失し葉裏の表面に菌糸のみが認められる停止型の二種類に類別された。進展型標徴には分生子が豊富に形成されているが,時間の経過とともに菌叢が消失し停止型標徴に移行した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 地域住民による公共緑化空間の病害虫管理の意識と可能性

    山田 麻亜子, 三島 孔明, 岩崎 寛 日本緑化工学会誌 40 (1), 239-242, 2014

    ...その結果,行政は病害虫の早期発見は望むが地域住民が参加することによる情報の混乱が発生するのではないかと懸念を抱いていること,また地域住民においても街の景観保全のために病虫害管理に参加への意識は高いが,病虫害に対する知識不足による不安があること,また視覚的判断調査よりウドンコ病においては正答率が 75 % と高いのに対して花腐菌核菌病,てんぐ巣病においては正答率が低いことが明らかとなった。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • ビール大麦(二条大麦)「アスカゴールデン」の育成

    大関, 美香, 五月女, 敏範, 加藤, 常夫, 渡邉, 浩久, 粂川, 晃伸, 長嶺, 敬, 春山, 直人, 関和, 孝博, 山口, 昌宏, 鈴木, 恵美子, 大野, かおり, 沖山, 毅, 高山, 敏之, 渡邊, 修孝, 谷口, 義則, 大塚, 勝, 小田, 俊介, 常見, 譲史, 飯田, 貴子, 鈴木, 康夫, 薄井, 雅夫 栃木県農業試験場研究報告 (71) 1-25, 2013-03

    ...「アスカゴールデン」の品種特性は,主導品種の「スカイゴールデン」と同様にオオムギ縞萎縮病抵抗性遺伝子rym3とrym5を集積しオオムギ縞萎縮ウイルス系統I~V型に抵抗性で,かつうどんこ病に抵抗性と耐病性に優れ,早生種で,子実重,整粒重は「サチホゴールデン」並みの多収品種である。被害粒の発生程度は,「サチホゴールデン」,「スカイゴールデン」よりも少ない。...

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  • 機能性蛋白質β-コングリシニンに富む大豆新品種‘ななほまれ’の育成とその特性

    矢ケ崎, 和弘, 坂元, 秀彦, 山田, 直弘, 関, 功介, 袖山, 栄次, 高松, 光生, 谷口, 岳志, 高橋, 信夫, 重盛, 勲, 牛山, 智彦, 田中, 進久 長野県野菜花き試験場報告 (15) 1-15, 2013-03

    ...ダイズシストセンチュウ抵抗性は“弱”,黒根腐病抵抗性は“やや弱”,紫斑病抵抗性は“強”,うどんこ病抵抗性は“強”である。子実収量は“中”で,‘タマホマレ'並である。低蛋白質で貯蔵蛋白質グリシニンのサブユニットの大部分を欠失しているため豆腐の凝固性には劣るが,機能性蛋白質β-コングリシニンを多く含み,機能性食品原料としての利用が期待される。3....

    日本農学文献記事索引

  • 促成イチゴにおける温湯散布を利用した化学合成農薬の使用量削減

    小河原, 孝司, 小西, 博郷, 山邉, あずさ, 島本, 桂介, 佐藤, 達雄, 菊地, 麻里, 金田, 真人, 冨田, 恭範, 鹿島, 哲郎 茨城県農業総合センター園芸研究所研究報告 = Bulletin of the Horticultural Institute, Ibaraki Agricultural Center (19) 39-46, 2012-03

    ...その結果,うどんこ病,アブラムシ類およびオンシツコナジラミに対する効果が高かった。炭疽病やハダニ類に対する効果は低かったものの,イチゴ栽培期間中に発生する病害虫に対し,温湯散布や化学合成農薬としてカウントされない農薬等を組み合わせることで,化学合成農薬の使用回数を3分の1程度まで削減できると考えられた。...

    日本農学文献記事索引

  • 北陸研究センターで発生するオオムギうどんこ病のレースと抵抗性遺伝資源

    伊藤 誠治, 山口 修 北陸作物学会報 47 (0), 84-86, 2012

    ...北陸研究センターで発生するオオムギうどんこ病はレースIXと考えられた.国内で育成された106品種・地方番号系統のうち,26品種・系統が抵抗性であった.また,オオムギ雲形病抵抗性とされる外国品種の中で3品種が抵抗性であり,これらを利用することにより北陸向けのうどんこ病・雲形病複合抵抗性品種の育成が容易になると考えられる....

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  • セイヨウタンポポに発生したうどんこ病 (新称)

    佐藤 衛, 築尾 嘉章, 松下 陽介 関東東山病害虫研究会報 2012 (59), 77-78, 2012

    Powdery mildew of dandelion (<i>Taraxacum officinale</i>) occurred in Ibaraki Prefecture in June 2010. The powdery mildew already had been known as a disease of the plant. However, this disease had …

    DOI 参考文献11件

  • 早生で製麺性の優れた硬質小麦新品種「あおばの恋」の育成

    乙部, 千雅子, 関, 昌子, 松中, 仁, 藤田, 雅也, 吉岡, 藤治, 柳沢, 貴司, 吉田, 久, 山口, 勲夫, 牛山, 智彦, 天野, 洋一, 瀬古, 秀文 作物研究所研究報告 (12) 1-14, 2011-08

    ...4) 縞萎縮病に強く、うどんこ病と赤かび病にやや弱い。穂発芽耐性は優れる。5) 硬質で製粉歩留が高く、60%粉の色はやや劣る。6) やや低アミロース含量でゆで麺の粘弾性が優れ、ゆで麺の色は同程度だが総合評点は優る。栽培適地は南東北及び関東以西の平坦地である。宮城県において、製麺性が優れ早生で縞萎縮病抵抗性をもつことが評価され、2008年に奨励品種に採用された。...

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  • 二条大麦新品種「とちのいぶき」の育成

    渡髙山, 敏之, 五月女, 敏範, 大関, 美香, 春山, 直人, 山口, 昌宏, 沖山, 毅, 長嶺, 敬, 加藤, 常夫, 渡邉, 浩久, 大野, かおり, 粂川, 晃伸, 鈴木, 恵美子, 関和, 孝博, 渡邊, 修孝, 谷口, 義則, 大塚, 勝, 小田, 俊介, 常見, 讓史, 加島, 典子, 仲田, 聡, 河田, 尚之, 石川, 直幸, 小玉, 雅晴, 野沢, 清一, 福田, 暎, 佐藤, 圭一, 早乙女, 和彦, 徳江, 紀子 栃木県農業試験場研究報告 (66) 53-66, 2011-03

    ...うどんこ病には罹病するが,オオムギ縞萎縮病にはスカイゴールデンと同様にオオムギ縞萎縮病抵抗性遺伝子rym3とrym5を持ち,オオムギ縞萎縮ウイルスⅠ~Ⅴ型に抵抗性である。55%搗精時間はやや長いが,精麦白度は高く,砕粒が少ない。ポリフェノール含量は低く,プロアントシアニジンとカテキン含量は極めて少なく,加熱後の褐変がほとんどない。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 春まきコムギ新品種「はるきらり」の育成

    中道, 浩司, 佐藤, 導謙, 吉村, 康弘, 小林, 聡, 西村, 努, 池永, 充伸, 足利, 奈奈, 荒木, 和哉, 柳沢, 朗, 今, 友親, 吉田, 俊幸, 土屋, 俊雄, 白井, 滋久, 鈴木, 孝子, 白井, 和栄, 奥村, 理 北海道立総合研究機構農業試験場集報 = Bulletin of Hokkaido Research Organization Agricultural Experiment Stations (95) 25-37, 2011-03

    ...赤さび病抵抗性は「ハルユタカ」,「春よ恋」より優れるが,うどんこ病抵抗性は「ハルユタカ」より劣る。赤かび病抵抗性は「ハルユタカ」より優れ,「春よ恋」並である。赤かび病発生時の子実のデオキシニバレノール蓄積が「ハルユタカ」,「春よ恋」より少ない。穂発芽耐性は明らかに優れる。製粉性は「ハルユタカ」よりやや劣る。原粒蛋白含量はやや低く,生地特性,製パン適性は「ハルユタカ」より優れ,「春よ恋」に近い。...

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  • 促成キュウリの褐斑病およびカッピング症の発生を抑制する新たな温度管理法

    大木 浩, 大泉 利勝, 川城 英夫, 牛尾 進吾 関東東山病害虫研究会報 2011 (58), 39-41, 2011

    ...それにもかかわらず,褐斑病,べと病およびうどんこ病の発生が抑制された。この温度管理法では,カルシウム欠乏症であるカッピング症の発生も減少した。収量については,薬剤散布を適宜行ったため,温度管理法による差はなかった。新たな温度管理法は,促成栽培キュウリの主な病害およびカッピング症の発生を抑制する実用的な方法であると考えられた。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 四季成り性イチゴ新品種‘なつあかり’,‘デコルージュ’の育成とその特性

    沖村 誠, 岡本 潔, 本城 正憲, 由比 進, 松永 啓, 石井 孝典, 五十嵐 勇, 藤野 雅丈, 片岡 園, 川頭 洋一 園芸学研究 10 (1), 121-126, 2011

    ...‘デコルージュ’は,一季成り性品種‘Pajaro’と四季成り性系統‘盛岡26号’の交雑実生から育成された四季成り性イチゴ品種である.果実が硬く,日持ち性が優れる.また,果実の光沢と揃いが良く,果肉色が鮮やかで食味も良いため,ケーキ用としての利用が期待される.さらに,重要病害であるうどんこ病に対して高い抵抗性を示すことから,寒冷地・高冷地の夏秋どり栽培に適する.<br>...

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献7件

  • うどんこ病菌感染確立における宿主アクチンの動的機能解析

    稲田 のりこ, 桧垣 匠, 馳澤 盛一郎, セイボリー エリザベス, ティアン ミアオイン, デイ ブラッド 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0446-0446, 2011

    ...カビ真菌の病原体であるうどんこ病菌は、穀物・野菜・観葉植物など数多くの植物に感染し、毎年多大な被害を及ぼしている重要な病害である。うどんこ病菌は、宿主組織表皮細胞の細胞壁と細胞膜との間に吸器と呼ばれる器官を形成し、エフェクター因子の送り込みによる宿主免疫応答の抑制、宿主細胞からの栄養分の吸収を行う。しかしながら、この吸器を介したうどんこ病菌感染確立の分子機構はこれまで未解明のまま残されていた。...

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  • <I>Brasiliomyces</I>属うどんこ病菌にみられる(亜)熱帯地域への新規適応戦略

    高松 進, Meeboon Jamjan, To-anun Chaiwat 日本菌学会大会講演要旨集 55 (0), 89-89, 2011

    ...うどんこ病菌の分布中心は北半球温帯地域で,熱帯,亜熱帯地域のうどんこ病菌は温帯地域から移動してきたと推察される.温帯地域ではうどんこ病菌は通常anamorphとteleomorphの両方を形成するが,熱帯地域ではanamorphのみを形成し,teleomorphを形成しないことが多い.これは越冬器官として機能するteleomorphが熱帯地域では必要ないためと考えられる.うどんこ病菌の1属<I>Brasiliomyces...

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  • TGNに局在するSYP4(Qa-SNARE)グループが関与する高次機能の解析

    植村 知博, 齊藤 知恵子, 庄田 恵子, 海老根 一生, 上田 貴志, Schulze-Lefert Paul, 中野 明彦 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0229-0229, 2011

    ...その結果,シロイヌナズナを宿主とするうどんこ病菌(<I>Golovinomyces orontii</I>に対する抵抗性が高くなることが明らかとなった。本大会では,TGNと病原菌抵抗性の関係について議論したい。...

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  • 紫外光(UV-B)照射による施設野菜の病害防除

    岡, 久美子, 山田, 真, 石渡, 正紀, 岡田, 清嗣 近畿中国四国農業研究 (16) 9-14, 2010-03

    ...1.発病前からUV-B照射した施設野菜(ナス・トマト・キュウリ)における各種病害の防除効果を調査した結果、ナス灰色かび病、トマト灰色かび病、トマト葉かび病およびキュウリうどんこ病において防除効果を示した。2.UV-B放射照度10μW/cm2以下では各病原菌の胞子発芽はほとんど阻害されず、菌叢の発達も認められた。3.UV-B照射したトマト葉において病害抵抗性関連遺伝子の発現が確認された。...

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  • イチゴ新品種‘C19’の育成経過と特性

    田中, 寿弥, 西森, 裕夫, 東, 卓弥 和歌山県農林水産総合技術センター研究報告 (11) 9-15, 2010-03

    ...7.特定の病害に対する抵抗性は有さず、炭疽病は‘さちのか’、‘紅ほっぺ’と同等に弱く、うどんこ病は‘さがほのか’と同等に弱い。また‘紅ほっぺ’と同様に、心止まり株の発生がみられる。...

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  • ニガウリうどんこ病の薬剤防除

    尾松, 直志, 新屋敷, 生男 鹿児島県農業開発総合センター研究報告. 耕種部門 (4) 11-16, 2010-03

    ...2004年から2007年にニガウリに使用できる8薬剤を供試して、ニガウリうどんこ病に対する防除効果と薬害の有無を検討した。使用頻度の高いキノキサリン系水和剤の防除効果は高かったが、アゾキシストロビン水和剤とクレソキシムメチル水和剤の防除効果は低く、ストロビルリン系薬剤の感受性低下が確認された。...

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  • 小麦新品種「さとのそら」の育成

    高橋, 利和, 大澤, 実, 折茂, 佐重樹, 成塚, 彰久, 斎藤, 幸雄 群馬県農業技術センター研究報告 (7) 1-12, 2010-03

    ...1993年度(1994年4月、以下播種年度で示す)に早生、多収、加工適性の向上を育種目標に中生系統の母親「東山25号(後 の「しゅんよう」)」 に早生系統の父親「西海168号(後の「きぬいろは」)」 のF1を母親として、うどんこ病等の諸病害に強い早生多収品種の父親「ニシカゼコムギ」を交配した。...

    日本農学文献記事索引

  • ビール用二条大麦「サチホゴールデン」の大分県における特性

    大成, 忍, 安井, 利昭, 壽福, 和子, 白石, 真貴夫, 永元, 良知, 二宮, 淑恵, 長谷川, 航 大分県農林水産研究センター研究報告. 農業編 = Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center, Agriculture Section (4) 33-44, 2010-03

    ...この状況を打開するため,早生でオオムギ縞萎縮ウイルスI~III型系統に抵抗性を有し,うどんこ病に強く, やや多収,大粒で外観品質および検査等級に優れる「サチホゴールデン」を選定した。本品種は2010年1月に大分県の認定品種に採用された。「サチホゴールデン」の導入により,かつての産地規模約500ha以上の回復が期待できる。...

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  • 異なった温度で作製したコンポストティーのうどんこ病抑制に関する考察

    立田 真文, 久々江 康晴, YOUNGCHUL KIM, 佐藤 幸生 日本水処理生物学会誌 46 (1), 17-24, 2010

    ...そこで本研究では、コンポストティーの作製温度の変化によって、コンポストティーの抗菌作用にどのような影響を与えるのかを、うどんこ病を用いて考察を行った。実験結果から、コンポストティー作製の温度は、その抗菌作用に大きく影響することが明らかになり、30-40℃の作製温度がもっともコンポストティーの抗菌作用を高めることが分った。また、温度により、別の抗菌作用が存在することも示唆された。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献18件

  • 紫外線を利用した植物病害防除

    山田 真, 石渡 正紀, 神頭 武嗣, 松浦 克成, 宇佐見 俊行, 雨宮 良幹 照明学会 全国大会講演論文集 43 (0), 148-148, 2010

    ...紫外線照射により,いちごうどんこ病の発病を大幅に抑制でき,化学農薬の使用を軽減し,環境負荷を少なくする病害防除システムを開発した。開発技術の効果検証として,最初に遺伝子解析により,いちごにおける病害抵抗性に関与する遺伝子として,PR-たんぱく質の一つであるキチナーゼ遺伝子の発現を確認した。また得られた結果を元に,室内におけるいちごうどんこ病の防除効果の検証し,有効性を確認した。...

    DOI

  • 緑肉ネットメロン新品種「FG14」の育成

    八木, 亮治, 地子, 立, 堀内, 優貴, 中野, 雅章, 田中, 静幸 北海道立農業試験場集報 (94) 31-40, 2009-10

    ...メロンの主要な病害であるうどんこ病に対し、「G-08」より強い抵抗性を有することから農薬散布回数を削減した栽培が可能である。また、つる割病(レース0、レース2)に対しても抵抗性を有する。これらのことから「FG14」はメロンの減農薬栽培にも寄与しうる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 東北農業研究センターたより 第28号

    東北農業研究センターたより 28 1-10, 2009-07-01

    ...・地域を活性化する農村女性起業の育成支援策 〈TOPICS〉 ・1.5年プロ、始まる ・平成21年度農林水産省委託プロジェクト 省資源プロに参画 ・「西日本食品産業創造展」 〈新規採用者からのメッセージ〉 〈受賞記〉 ・うどんこ病抵抗性"きゅうり中間母本農5号"の育成とその特性 ・東北地域のキク栽培における開花および品質の不安定要因となる温度条件の解明 ・コムギの澱粉変異の遺伝的解析及びその育種的利用...

    DOI Web Site

  • 小麦新品種「トワイズミ」の育成

    小田 俊介, 河田 尚之, 藤田 雅也, 八田 浩一, 氏原 和人, 佐々木 昭博, 田谷 省三, 堤 忠宏, 谷口 義則, 関 昌子, 塔野岡 卓司, 平 将人, 波多野 哲也, 坂 智広 九州沖縄農業研究センター報告 = Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center 51 19-39, 2009-03-31

    A new soft red wheat cultivar "Towaizumi" developed by National Agricultural Research Center for Kyushu Okinawa Region, Chikugo, Fukuoka, Japan, was selected from the cross Saikai 171 / Akakabikei …

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか1件 被引用文献1件

  • 製パン適性をもつ温暖地向け硬質小麦新品種「ユメシホウ」の育成

    乙部, 千雅子, 関, 昌子, 松中, 仁, 吉岡, 藤治, 藤田, 雅也, 柳澤, 貴司, 吉田, 久 作物研究所研究報告 (10) 75-88, 2009-03

    ...4)穂発芽耐性は劣り、赤さび病、縞萎縮病にはやや強く、赤かび病、うどんこ病には弱い。5)硬質で製粉歩留が高く、60%粉の色はやや劣る。6)ファリノグラムの吸水率は高く、バロリメーターバリュウはやや高い。7)高分子量グルテニンサブユニット5+10をもち、製パン適性がある。パンの官能評価の合計点は「ニシノカオリ」(61.1点)より高い。3. 栽培適地は温暖地の平坦地である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • イチゴ新品種「山口ST9号」の育成

    岡藤, 由美子, 山本, 雄慈, 金重, 英昭, 松本, 理, 片川, 聖, 藤井, 宏栄, 鶴山, 浄真, 内藤, 雅浩, 刀祢, 茂弘, 西田, 美沙子 山口県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Yamaguchi Agricultural Experiment Station (57) 50-58, 2009-03

    ...1.うどんこ病に強く、果実が硬く、食味がよい「山口ST9号」を育成した。主な特性は次のとおりである。(1)うどんこ病に強い。(2)果皮、果肉が硬い。(3)糖酸比が高く、食味が良い。(4)草姿は立性である。(5)促成栽培中の腋芽やランナーの発生が少ない。(6)頂果房の着果数は「とよのか」、「さちのか」より少ない。(7)果実の形は長円錐で、平均1果重は「とよのか」並かやや重い。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 温水散布によるイチゴうどんこ病の防除

    山岸 菜穂, 江口 直樹, 徳竹 浩文, 杵淵 真也 関東東山病害虫研究会報 2009 (56), 39-41, 2009

    ...温水散布によるイチゴうどんこ病抑制効果を検討した。病斑形成に影響する温水の温度域を検討するため,病斑の生じている葉を温水に約1秒間浸漬した後,恒温庫にて20℃,7日間培養し,病斑の形成を調査した結果,53.6℃以上の温水への浸漬で病斑の形成が抑制された。59.1℃の温水では高温障害と考えられる葉の褐変が認められた。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • <I>LIC1</I>遺伝子は非宿主抵抗反応における細胞死制御に関与している

    小野澤 真理子, 十亀 美穂, 斉藤 宏昌, 寺内 良平, 奥野 哲郎, 高野 義孝 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0235-0235, 2009

    ...シロイヌナズナの<I>PEN2</I>は、うどんこ病菌への非宿主抵抗性に必要な遺伝子として分離されたが、本遺伝子は、炭疽病菌を含む他の病原菌への抵抗性にも関与する。本研究では、非宿主抵抗性に関わる新たな因子を単離するため、シロイヌナズナを宿主としない炭疽病菌(不適応型)の接種により壊死斑を形成する<I>lic</I>変異体を探索した。...

    DOI

  • EDR1はPEN2に依存しない非宿主抵抗反応を正に制御している

    晝間 敬, 西内 巧, 加藤 智朗, 浅野 智哉, 奥野 哲郎, 高野 義孝 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0236-0236, 2009

    ...<I>edr1</I>変異体においては、サリチル酸経路が過剰に活性化し、適応型うどんこ病菌への抵抗性が増大することが報告されている。一方、不適応型の炭疽病菌を<I>edr1</I>変異体に接種した場合、野生型植物においては見られない壊死斑の形成が観察された。...

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  • 穂いもち抵抗性遺伝子Pb1下流の防御応答シグナル伝達の解析

    井上 晴彦, 林 長生, 松下 茜, 中山 明, 菅野 正治, 姜 昌杰, 高辻 博志 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0342-0342, 2009

    ...Pb1と同様のCC-NB-LRR構造をもつオオムギのうどんこ病抵抗性Rタンパク質MLAは、感染認識後に細胞質から核に移行し、CC領域を介してWRKY転写因子と相互作用することが報告され、タンパク質間相互作用により病害応答シグナル伝達が行われることが示唆された。...

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  • rDNAの塩基配列によって推察されるうどんこ病菌<I>Neoerysiphe</I>属の系統関係

    原田 守, 高松 進, Vasyl Heluta, Svitlana Voytyuk 日本菌学会大会講演要旨集 53 (0), 12-12, 2009

    ...うどんこ病の分子時計により, キク科の各連に寄生するグループは1000万年前以降に分化していることが示された. キク科植物はおよそ3800万年~2000万年前にキク科の各連に分化していることから, <I>Neoerysiphe</I>属のキク科宿主の各連への分散はhost-jumpingによるものである可能性が高い....

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  • 日本で初めて完全世代が確認された数種うどんこ病菌および新寄主植物の記録

    藤岡 佳代子, 高松 進, 野村 幸彦 日本菌学会大会講演要旨集 53 (0), 15-15, 2009

    ....; 2)Yotsukaido-shi)   キランソウ・ナガミノツルケマン・リュウキンカ・アカネ・オタカラコウ・ウラジロマタタビに本邦で初めてうどんこ病菌の完全世代を確認した.カンサイタンポポは新寄主植物・ガガイモ・ノブドウうどんこ病菌は日本で初めて形態の記載を行った.1)キランソウ 鳥取県大山町で’08年10月初旬に採集,菌叢を葉の両面に形成し,付属糸は菌糸状,子嚢は1個,子嚢胞子は8個.Podosphaera...

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  • 秋田県の山野におけるうどんこ病菌宿主植物・菌の分布と発病を助長する主要因としての土壌Ca

    内藤 秀樹, 菊地 義人, 三浦 杏菜, 冨岡 慎太郎, 藤田 学, 藤 晋一, 古屋 廣光, 佐藤 幸生 日本植物病理学会報 75 (1), 9-20, 2009

    ...2001~2006年に秋田県の7地域の山地においてうどんこ病菌の宿主植物,そこに寄生しているうどんこ病菌属種の種類,分布,およびうどんこ病の発病を左右する要因について調査を行ったのでその結果について報告する.うどんこ病菌の宿主植物は秋田県の調査地域全体と調査地に行く途中の秋田市や大仙市で見つけられたものを含め48科126種が認められた.この宿主植物で最も多くの種が採集された科は秋田県北部地域ではスイカズラ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献1件

  • 日本新産うどんこ病菌3 種と完全世代形成確認種1 種

    藤岡 佳代子, 高松 進, 山本 秀夫, 野村 幸彦 日本菌学会会報 49 (1), n/a-, 2008-06-01

    ...<i>Erysiphe liquidambaris</i>,<i>E. euphorbiae</i> および<i>P. euphorbiae</i> の3 種 は日本新産種である.フウは日本の新寄主植物,モミジ バフウは世界で初めて記録されたうどんこ病菌寄主植物 である.</p>...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献13件

  • 弱酸性電解水によるキュウリうどんこ病防除に関する研究

    福田, 富幸, 勝山, 直樹, 成田, 久夫, 鈴木, 隆志, 越川, 兼行 岐阜県農業技術センター研究報告 (8) 14-21, 2008-03

    ...弱酸性電解水(pH5.8~6.2、有効塩素濃度25~35mg/l)のキュウリうどんこ病に対する防除効果及び有効な利用方法を検討した。弱酸性電解水は、強酸性電解水(pH2.7~2.9、有効塩素濃度35~75mg/l)より効果が劣るものの防除効果を示し、散布障害(葉焼け症状)はわずかであった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ビール大麦の主要形質DNAマーカーの開発・評価と育種利用上の問題点

    長嶺, 敬, 天谷, 正行, 池田, 達哉, 大関, 美香, 春山, 直人, 加藤, 常夫, 五月女, 敏範 栃木県農業試験場研究報告 (59) 45-54, 2008-03

    ...また、麦芽蛋白質分解に関わるセリンプロテアーゼ(Cxp1)、縞萎縮病抵抗性(rym5)、うどんこ病抵抗性(mlo)、凍霜害の回避に有用な秋播性(Vrn-H2)については、外国品種を用いた研究報告のあるDNAマーカーについて、日本品種への適用性を評価した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • イチゴ本圃における総合防除体系

    小野, 元治, 大久保, 裕行, 岡崎, 真一郎, 石松, 敏樹, 宇留嶋, 美奈, 吉松, 英明, 加藤, 徳弘 大分県農林水産研究センター研究報告. 農業編 = Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center, Agriculture Section (2) 11-39, 2008-03

    ...1.灰色かび病に対して、サンクリスタル乳剤およびジーファイン水和剤の散布、ボトキラー水和剤のダクト散布が有効であり、うどんこ病に対しては、硫黄くん煙およびボトキラー水和剤のダクト散布に防除効果が認められた。...

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  • 日本ではじめて完全世代が確認された数種うどんこ病

    藤岡 佳代子, 高松 進, 山本 秀夫, 野村 幸彦 日本菌学会大会講演要旨集 52 (0), 44-44, 2008

    ...イブキシモツケ・ツルアジサイ・コバノミツバツツジ・ヒメヨツバハギ・ホトケノザ・ヤエムグラ・アテツマンサクに本邦で初めてうどんこ病菌の完全世代を確認した.1)イブキシモツケ 岡山県新見市で’07年11月初旬に採集した.菌叢は葉の両面に形成され,付属糸は短く,先端は4回規則的に二叉分岐し,子嚢は1個,子嚢胞子は8個であった.Podosphaera clandestina var. clandestina...

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  • ライラックうどんこ病菌は最近東アジアからヨーロッパへ侵入した

    高松 進, 瀬古 夕介 日本菌学会大会講演要旨集 52 (0), 14-14, 2008

    ...から採集したライラックうどんこ病標本のrDNA ITS領域の塩基配列を解析した結果、それらの標本は2つの異なるITS タイプ (SタイプとKタイプ)に分かれた.しかし,両タイプ間の形態的な区別は困難であった.新大陸、ヨーロッパ、ロシア、日本で1977-2003年の間に採集されたライラック属、イボタノキ属うどんこ病菌137標本についてPCR-RFLPによりITS タイプを決定した。...

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  • 北海道におけるピーマンうどんこ病の発生および収量に及ぼす影響

    西脇 由恵, 堀田 治邦 北日本病害虫研究会報 2008 (59), 60-62, 2008

    2005年8月北海道滝川市のハウス栽培ピーマンにおいて, 葉裏を主体に白色粉状物が形成され, 葉表が退色した斑紋を生じる症状が多発した. 粉状物は分生子であり, 本菌を接種したとのろ原病徴が再現された. 病原菌は分生子の形態から<I>Odiopsis sicula</I>と同定し, 北海道におけるピーマンうどんの病の発生を確認した. うどんの病の発生量とピーマン収量との関係を検討したとのろ, …

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  • 秋まきコムギ新品種「きたほなみ」の育成

    柳沢, 朗, 吉村, 康弘, 天野, 洋一, 小林, 聡, 西村, 努, 中道, 浩司, 荒木, 和哉, 谷藤, 健, 田引, 正, 三上, 浩輝, 池永, 充伸, 佐藤, 奈奈 北海道立農業試験場集報 (91) 1-13, 2007-10

    ...子実重は「ホクシン」対比114%と多収で、各種雪腐病抵抗性、うどんこ病抵抗性は「ホクシン」と同程度であるが、赤さび病抵抗性、穂発芽耐性は「ホクシン」より優れ、赤かび病抵抗性、コムギ縞萎縮病抵抗性はやや優れる。灰分含量が低く、製粉性が優れ、蛋白含量は「ホクシン」よりやや低く、製めん適性(ゆでうどんの官能検査)はめん色が優れ、粘弾性は同程度であり、めん総点は「ホクシン」より優れる。...

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  • 無機銀を含有する水溶性ガラスの病害抑制効果

    関根, 崇行, 岩崎, 泰永, 山本, 則幸, 太田, 喜章 宮城県農業・園芸総合研究所研究報告 (77) 1-9, 2007-07

    ...また,銀ガラスはハクサイ根こぶ病,イチゴ萎黄病及びうどんこ病に対しても抑制効果が認められたことから,今後も銀ガラス組成や処理方法の改良を行っていくことで,幅広い殺菌スペクトルを有する殺菌剤の開発が期待できる。...

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  • 二条大麦新品種「サチホゴールデン」の育成(二条大麦農林22号)

    加藤, 常夫, 長嶺, 敬, 粂川, 晃伸, 山口, 恵美子, 大野, かおり, 渡辺, 浩久, 大関, 美香, 関和, 孝博, 渡邊, 修孝, 谷口, 義則, 山口, 昌宏, 大塚, 勝, 小田, 俊介, 常見, 譲史, 五月女, 敏範, 加島, 典子, 仲田, 聡, 河田, 尚之, 石川, 直幸, 小玉, 雅晴, 野沢, 清一, 福田, 暎, 佐藤, 圭一, 早乙女, 和彦, 徳江, 紀子, 宮川, 三郎, 神永, 明 栃木県農業試験場研究報告 (58) 59-77, 2007-02

    ...また、うどんこ病にも抵抗性である。ミカモゴールデンと比較して、出穂期で4日早く、成熟期は同程度の早生である。稈長は短く、穂長は長く、穂数は少ない。耐到伏性は優れ、千粒重が大きく、整粒歩合が高く、整粒重は約20%高い。外観品質はやや優れるが、側面裂皮粒の発生がやや多い。発芽勢及び水感受性は同程度であり、麦芽エキスは極めて高く、ジアスターゼ力は高い。麦汁β-グルカンは低く、最終発酵度は同程度である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件

  • 収量性および製粉性が改善されたもち性小麦新品種「うららもち」の育成

    藤田, 雅也, 乙部, 千雅子, 松中, 仁, 関, 昌子, 吉岡, 藤治, 柳澤, 貴司, 吉田, 久, 長嶺, 敬, 山口, 勲夫 作物研究所研究報告 (8) 109-129, 2007-02

    ...4)縞萎縮病と赤さび病に強く、赤かび病とうどんこ病には同程度、穂発芽性は難である。5)もち性のためアミロース含量は極少で、60%粉の白さ、明るさは低い。6)ファリノグラムの吸水率はかなり高く、エキステンソグラムの生地の伸張抵抗は弱い。アミログラムの最高粘度はやや大きく、ブレークダウンはかなり大きい。4. 栽培適地は温暖地の平坦地である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • アカシデの落枝上で見つかった新種うどんこ病

    高松 進, 升屋 勇人, Rangsi Divarangkoon, 野村 幸彦 日本菌学会大会講演要旨集 51 (0), 72-72, 2007

    ...2003年3月に栃木県佐野市みかも山公園内の落葉樹林床でアカシデと思われる落枝上にうどんこ病菌に似た閉子嚢殻が発見された.そこで,2006年6月から12月にかけて継続的に同公園内において本菌の発生状況を調査するとともに,菌の形態を記録した.本菌は9月末にはアカシデ葉裏面の葉脈を中心に白色の菌叢を形成した.菌叢下の葉脈はやや褐変し,一部には葉のゆがみを生じた.菌叢上に未熟な閉子嚢殻が形成され,分生子の...

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  • ニガウリうどんこ病菌に対する各種薬剤の防除効果

    尾松 直志, 新屋敷 生男, 内川 敬介, 川越 洋二 九州病害虫研究会報 53 14-17, 2007

    ...ニガウリうどんこ病および野菜類うどんこ病に登録のある各種薬剤について,その防除効果を検討した。ニガウリうどんこ病に登録のあるアゾキシストロビン水和剤とクレソキシムメチル水和剤は,防除効果を示さない事例が認められた。また,キノキサリン系水和剤の効果は高いものの,葉に黄色斑点を形成する薬害が発生した。...

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  • 日本で初めて完全世代が確認された数種ウドンコ病

    藤岡 佳代子, 高松 進, 山本 秀夫, 野村 幸彦 日本菌学会大会講演要旨集 51 (0), 18-18, 2007

    ...タイワンフウ・ナガバギシギシ・フヨウ・オオニシキソウに本邦で初めてうどんこ病菌の完全世代を確認した.オオニシキソウでは1個体上に2種の異なる菌の閉子嚢殻を確認した.1)タイワンフウ 2004年10月に岡山市で発生が確認された.葉の両面に明瞭な白色の菌叢を生じ,気中菌糸とともに菌叢中に閉子嚢殻が形成された.閉子嚢殻は偏球形,径163~220μm.付属糸は長短2種類あり、長い型は赤道面付近から30~50...

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  • イチゴ新品種「もういっこ」のうどんこ病, 萎黄病, 炭疽病の発病程度

    関根 崇行, 鹿野 弘, 高野 岩雄, 永野 敏光, 高橋 智恵子 北日本病害虫研究会報 2007 (58), 60-63, 2007

    ...イチゴの主要病害であるうどんこ病, 萎黄病および炭疽病に対する本品種の発病程度を他品種と比較したところ, うどんこ病および萎黄病に対して, 「とちおとめ」, 「さちのか」よりも発病程度が低い傾向を示した. 一方, 炭疽病に対しては「さちのか」と比較すると発病程度が低く, 「とちおとめ」と比較すると発病が同程度かやや高い傾向を示した....

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  • 焼酎用二条大麦新品種‘はるしずく'の育成

    古庄, 雅彦, 山口, 修, 内村, 要介, 塚崎, 守啓, 甲斐, 浩臣, 馬場, 孝秀, 吉川, 亮, 水田, 一枝, 吉野, 稔 福岡県農業総合試験場研究報告 (25) 11-15, 2006-03

    ...‘はるしずく’は福岡県農業総合試験場において、早生、多収、高ビール醸造品質、オオムギ縞萎縮病抵抗性およびうどんこ病抵抗性をもったビール大麦品種の育成を目標に、‘九州二条11号’を母、‘栃系225’を父とした組合せに由来する。‘はるしずく’は本県における食糧用二条大麦の標準品種である‘ニシノチカラ’と比較して、出穂期は1日早く、成熟期は同じ早生である。稈長および穂長は短く、穂数は多い。...

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