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検索結果 2,810 件

  • 高山帯の生態系におけるセイヨウタンポポの影響の評価と駆除方法の探索 ―外来タンポポ研究グループ―

    名波 哲, 徳岡 純平, 松山 周平, 伊東 明 自然保護助成基金助成成果報告書 33 (0), 51-58, 2024-05-30

    ...<p>外来植物であるセイヨウタンポポに関する研究は,人間の活動が活発な都市部やその近郊で行われてきた.しかし近年,人間の影響が小さいはずの高山帯でもセイヨウタンポポの侵入が報告されている.本研究では,伊吹山,白山,後立山連峰の3つの高山帯において,セイヨウタンポポおよびセイヨウタンポポと日本在来タンポポとの雑種タンポポの定着状況を調べた.いずれの高山帯においてもセイヨウタンポポと雑種タンポポは,駐車場...

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  • 銅濃淡電池を用いた活量学習教材の開発に関する研究

    小池 守, 仲松 駿, 櫛引 ゆず, 金沢 翔太, 倉山 智春, 山際 清史 帝京科学大学教育・教職研究 9 35-51, 2023-12-25

    大学生の活量に関する理解を深めるため,銅濃淡電池を用いて,モル濃度比及び活量比と起電力の実測値の関係を示すグラフの傾きから活量が実効濃度であることを学ぶ実験教材を開発した.教員養成系学部学生を対象に検証授業を行い学習教材の有用性を検証した結果,以下の2点が明らかになった.1) 学生は,銅濃淡電池の起電力がモル濃度比ではなく活量比で表した方が良いことを確認したため,活量を実効濃度として理解していた…

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  • 超短パルスレーザ誘起内部変質によるダイヤモンドスライス加工

    徳永 大二郎, 佐藤 正隆, 伊東 翔, 比田井 洋史, 尾松 孝茂, 松坂 壮太 砥粒加工学会誌 67 (6), 347-352, 2023-06-01

    <p>ダイヤモンドは優れた物性を有しているため広く利用されているが,難加工材料であり,効率的な加工手法は確立されていない.本研究はダイヤモンドの成形加工を目的として,超短パルスレ-ザをダイヤモンド内部で集光することで生成される黒色の変質と周囲の亀裂を利用したスライス加工手法を開発した.具体的にはダイヤモンド内部にピコ秒レ-ザを集光し照射することで,焦点近傍が黒色に変質する.この変質ではダイヤモン…

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  • 細胞接着の定量計測に基づく細胞組織の機能解明

    松﨑 賢寿, 吉川 洋史 化学と生物 61 (6), 269-273, 2023-06-01

    ...<p>細胞接着は,多細胞が関わる組織形成の開始点となる重要なプロセスの一つである<sup>(1)</sup>.その機構の解明を目指して,生物的な相互作用を担うタンパク質が多数同定され,その種類や量が蛍光顕微鏡で精密計測されてきた.しかし,蛍光観察では可視化できない物理的な相互作用(図1a,静電相互作用や疎水性相互作用など)が生きた細胞組織の形成や機能にどう影響するかは未解明な点が多い.そこで本稿では...

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  • 腹腔鏡下胆囊摘出術後に総胆管内クリップ迷入を発見した1例

    古賀 大輝, 山内 麻央, 服部 陽 日本腹部救急医学会雑誌 43 (4), 749-752, 2023-05-31

    <p>症例は82歳,女性。総胆管結石性胆管炎に対し内視鏡的乳頭切開術・胆管ドレナージを施行,待機的に根治目的の腹腔鏡下胆囊摘出術(laparoscopic cholecystectomy:以下,LC)を施行した。胆囊管は非吸収性ポリマークリップ(Hem-o-lok)で処理して術後4日目に退院となった。以降無症状で経過し,術後47日目に胆管プラスチックステント抜去を予定した。その際に下部胆管に8 …

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  • 仏教とヒンドゥー教の入門儀礼――<i>Bhūtaḍāmaratantra</i>におけるmaṇḍalapraveśaとdīkṣā――

    藤井 明 印度學佛教學研究 71 (3), 1065-1070, 2023-03-25

    ...結果,BBTからHBTを編纂した改変者は仏教特有の術語を避けながらHBTを編纂したと推測される.即ち,仏教の教理や概念というものを理解していた者による編纂であった可能性が挙げられる.一方で,編纂者が単に理解出来ない術語を用いなかったという可能性もあるが,これを断定することは困難である.本論文で提示してきたBBTとHBTの対応関係が示すように,タントラ仏教におけるmaṇḍalapraveśaとヒンドゥータントリズム...

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  • 不凍タンパク質の構造と機能

    津田 栄, 新井 達也 低温科学 81 51-60, 2023-03-20

    我々が普段目にする氷は無数の単結晶氷の融合物,即ち多結晶氷である.単結晶氷は規則的に配列した水分子でできているが,これと同じ規則性をもつ水分子が不凍タンパク質(Antifreeze Protein,AFP)の分子表面にも存在することが最近の研究から分かって来た.即ち,AFPは小さな氷結晶を表面にまとったタンパク質と言うことができる.この様な物質が水中に存在するとき,その水を0℃以下に冷やすとどの…

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  • 昆虫由来不凍タンパク質の氷結晶結合機能と細胞保護機能

    山内 彩加林, 津田 栄 低温科学 81 37-49, 2023-03-20

    一部の生物は氷点下にもなる低温環境に生息し,凍結や低体温のリスクに晒されるにも関わらず,生命活動を維持することができる.なぜこれらの生物は凍結障害や低温障害を受けずに生命活動を維持できるのだろうか?不凍タンパク質(Antifreeze protein:AFP)は寒冷な環境に生息する様々な魚類・昆虫・植物・微生物等で見出される低温適応タンパク質の1つである.AFPは氷に結合しその成長を抑制する機能…

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  • カンボジア南部における野菜遺伝資源探索,2021年

    Sophea YON, 田中 克典, Sreynech OUCH, Dolla ROS, Sophany SAKHAN, Vathany THUN, Bunna LOR, 川頭 洋一, 加藤 鎌司 植物遺伝資源探索導入調査報告書 = Annual Report on Exploration and Introduction of Plant Genetic Resources 38 103-124, 2023-03

    Cambodia is one of the diversity centers of vegetable crops, such as Cucurbitaceae and Solanaceae crops, which could serve as useful genetic resources for breeding programs. Field exploration was …

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  • 高タンパク低アミロース米「きらほ」米飯の冷蔵保存下における物性変化

    小舘 琢磨, 藤岡 智明, 仲條 眞介, 岡留 博司, 小出 章二 日本食品科学工学会誌 70 (1), 1-12, 2023-01-15

    <p>本研究では, 窒素追肥技術により栽培・収穫した低アミロース米品種「きらほ」の多肥栽培米 (以下「高タンパクきらほ」) および標肥栽培米 (以下「きらほ」) と主食用うるち品種「ひとめぼれ」の白米米飯, 保蔵温度および保蔵時間別の物性を測定した. その結果, 以下の知見を得た. 「高タンパクきらほ」の集団粒の硬さは, 「ひとめぼれ」と比較して, いずれも有意に柔らかく, 特に10 …

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • 早期アルツハイマー病患者におけるレカネマブの体内動態/薬力学的特性

    上島 智 ファルマシア 59 (5), 439-439, 2023

    ...アルツハイマー病(Alzheimer’s disease: AD)は記憶障害,失語,失認・失行等を主徴とする神経変性疾患である.ADの神経病理学的特徴として,大脳皮質や海馬の萎縮,神経細胞の脱落,アミロイドタンパク質β(amyloid beta protein: Aβ)の蓄積に伴う老人斑の出現や,タウタンパク質の異常なリン酸化に伴う神経原線維の変化が認められる.日本において,ADによる認知機能障害に...

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  • ボルネオ島の森林減少がオランウータンの生息数に与える影響についての研究

    田路 獅誠, 池田 智裕 霊長類研究 Supplement 39 (0), 57-57, 2023

    ...<p>目的:ボルネオ島のオランウータンの生息数が激減しており、その主たる原因は森林減少だと言われている。その相関を示し、具体的な解決策を検討する。方法:ボルネオ島のオランウータンの生息数データとボルネオ島の森林面積のデータの相関を調べる。その他の要素とオランウータンの生息数の相関も調べ、何が主たる原因かを判断する。...

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  • アルツハイマー型認知症脳におけるSPT2の組織化学的局在

    園田 悠馬, 川又 敏男 びわこ健康科学 2 (0), 10-16, 2023

    ...について,健常高齢者とアルツハイマー型認知症(AD)患者剖検例を用いて免疫組織化学染色にて定性評価した.健常コントロール脳では,SPT2はニューロンの細胞質および核に局在していた.AD脳では,SPT2はニューロピル(ニューロン間網状組織部),老人斑の変性神経突起,細胞内神経原線維変化(iNFT)などの特徴的病理像の部位へと主な局在が変化していた.二重免疫蛍光染色によって,NFTにおいてSPT2とタウタンパク...

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  • 神経変性疾患で破綻した細胞内コレステロールの恒常性を修復する

    山田 侑世 ファルマシア 59 (2), 155-155, 2023

    ...細胞内におけるコレステロールの恒常性は,<i>de novo</i>生合成・細胞内取り込み・細胞外排出・細胞内輸送・代謝・貯蔵といった,それぞれのプロセスを担うタンパク質によって厳密に維持されている.そのため,これらタンパク質の機能不全は,細胞内におけるコレステロール恒常性の破綻を招く....

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  • 野生の仮面

    田島 知之, 義村 弘仁, 黒鳥 英俊, 木下 こづえ 霊長類研究 Supplement 39 (0), 37-37, 2023

    ...【方法】本研究では国内3ヶ所の動物園による協力のもと、スマトラオランウータンのオス1個体(11歳から13歳)とボルネオオランウータンのオス1個体(12歳から19歳)を対象として、顔形態の変化とホルモン濃度動態を調べた。正面から撮影された写真をもとに顔形態の相対比率を測定し、フランジサイズの変化を評価した。...

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  • 脳オルガノイド:次世代型認知症モデル

    森田 明広 ファルマシア 59 (8), 776-776, 2023

    ...提供している.アルツハイマー病(Alzheimer disease: AD)は老人斑(アミロイド斑)と神経原繊維変化を2大主徴とする神経変性疾患である.これまで,家族性AD患者のiPS細胞から作製したFBO(AD-FBO)で,アミロイドβ(Aβ)ペプチド(特に42アミノ酸残基のAβ42)が凝集して細胞外に沈着したアミロイド斑などのAβ病変が再現された.一方,神経原繊維変化を構成するリン酸化されたタウタンパク...

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  • 神経回路に着目した精神科における神経病理学的探索研究

    河上 緒 日本生物学的精神医学会誌 34 (2), 53-57, 2023

    ...AD同様,タウタンパクを病因とする神経原線維変化型老年期認知症では,老年期精神障害を呈する一群の存在が知られ,側坐核を含む辺縁系領域の高度タウ病変と精神症候との関連が示唆されている。...

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  • 支配神経筋内分布パターンに基づいた霊長類種におけるヒラメ筋の系統発生

    櫻屋 透真, 江村 健児, 薗村 貴弘, 平崎 鋭矢, 荒川 高光 霊長類研究 Supplement 39 (0), 28-29, 2023

    ...ニホンザル、オランウータンにはABが見られなかった。霊長類種間でPBが安定した形態であるのに対し、ABの支配領域に違いが見られたことは、PBとABの支配領域がそれぞれ別の筋群に由来することに関連している可能性がある。</p>...

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  • 舌根部と鼻中隔後端に発生した過誤腫の2例

    西口 達治, 大脇 成広, 清水 猛史 Pediatric Otorhinolaryngology Japan 44 (1), 116-120, 2023

    <p>乳幼児の鼻腔・咽頭領域に発生した過誤腫を2例経験した。症例1は3歳女児。出生1ヶ月後より時々喘鳴があり,生後2ヶ月時に当院を受診した。舌根部左側に有茎性で表面平滑な腫瘤を認めた。診察時喘鳴などの症状はなく,哺乳状態も良好であったため経過観察し,3歳時に摘出術を施行した。病理組織学的に過誤腫と診断した。症例2は4歳女児。1歳頃より鼻閉,いびきがあり,感冒時に増悪したため受診した。左後鼻孔を閉…

    DOI Web Site 医中誌

  • 食品廃棄物をタンパク源としたエタノール発酵とタンパク質の資化

    加藤 賢馬, 石田 奈菜, 戸高 昌俊, 重松 幹二 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 245-, 2023

    ...さらに、酵母の増殖に伴うタンパク質の資化によって、廃液のCOD低減が可能か検討した。みりん干し廃液は十分に酵母増殖のタンパク源になることが分かった。ただし、CODは低減したものの放流には不充分な値であった。一方、鶏卵も酵母増殖のタンパク源として利用可能であった。卵白はリゾチームの影響で発酵が阻害されるが、熱処理やマオウの添加で改善することができた。</p>...

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  • 炭酸カルシウム結石と石灰乳胆汁を合併した6歳女児胆嚢炎の1例

    平原 慧, 大津 一弘 日本臨床外科学会雑誌 84 (6), 922-927, 2023

    <p>症例は6歳,女児.食後の腹痛を繰り返すため,前医を受診.造影CT・MRCPにて胆石症が疑われ,当科へ紹介となった.腹部X線検査にて胆嚢の石灰化像と前医CTにて胆嚢内に高輝度の鏡面像を認め,石灰乳胆汁を疑った.受診時,肝胆道系酵素の上昇や炎症所見はなく,鎮痛薬にて疼痛管理は良好であったため,全身麻酔下ERCPを施行した.膵胆管合流異常症はなく,胆嚢管から胆嚢頸部の欠損像と胆嚢管の総胆管への低…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 十二指腸総胆管瘻を伴う出血性十二指腸潰瘍に対して二期的なDubois手術で救命し得た1例

    森 泰木, 藤田 昌久, 釜田 茂幸, 伊藤 博 日本腹部救急医学会雑誌 42 (7), 763-766, 2022-11-30

    <p>十二指腸総胆管瘻を伴う出血性十二指腸潰瘍の1例を経験したので報告する。症例は61歳,男性。意識障害で当院に救急搬送され,上部消化管出血による出血性ショックと診断された。内視鏡的止血が困難で緊急開腹手術を選択した。十二指腸球部後壁の潰瘍底に存在した露出血管からの出血と十二指腸総胆管瘻を認めた。直接縫合止血術を行ったが,術野全体の出血コントロールが困難となり,ガーゼパッキングによるダメージコン…

    DOI Web Site 医中誌

  • S状結腸憩室内に両端が嵌入したヘアピンを腹腔鏡内視鏡合同手術で経肛門的に摘除し得た1例

    仕垣 隆浩, 執行 ひろな, 岡 洋右, 赤木 由人 日本腹部救急医学会雑誌 42 (7), 727-731, 2022-11-30

    <p>症例は85歳,女性。定期検査の腹部X線検査で骨盤内に線状の異物を指摘された。腹部CT検査でS状結腸の憩室内に嵌まり込む6cm大の高吸収な異物を認めた。腹部症状はなく,画像上も穿孔を疑う所見はみられなかった。緩下剤内服で経過観察されたが,1ヵ月経過しても自然排出されず,消化器内科に紹介された。下部消化管内視鏡検査でS状結腸の憩室内にヘアピンの両端が嵌まり込み,可動性不良な状態であった。抜去時…

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  • シナプス伝達と可塑性を担うタンパク質の集合と区画化

    細川 智永 生化学 94 (4), 523-528, 2022-08-25

    シナプス前終末にはシナプシンとシナプス小胞で構成される(本稿ではシナプシン:シナプス小胞と表記)コンデンセートおよびRIM:RIM–BP:VGCCで構成されるコンデンセートの存在が知られており,シナプス小胞の予備プールおよび放出可能プールの形成に関与している.またシナプス後部ではタンパク質の集合体として広く知られていたシナプス後膜肥厚を構成する足場タンパク質群や神経伝達物質受容体群も液−液相分離…

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  • 総胆管Y字開口を伴った先天性多発十二指腸閉鎖症の1例

    山田 耕治, 石本 健太 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 58 (5), 815-819, 2022-08-20

    <p>多発十二指腸閉鎖は稀であり,また総胆管Y字開口も稀である.今回,極めて稀な総胆管Y字開口を伴う先天性多発十二指腸閉鎖症の1例を経験した.症例は心奇形合併21-trisomyの男児.胎児エコーで十二指腸閉鎖を疑われ,当院で出生後の胃管排液は胆汁性で,単純X線像でdouble bubble signを呈し,腹部エコーでwhirl …

    DOI Web Site 医中誌

  • Gasdermin D-mediated release of IL-33 from senescent hepatic stellate cells promotes obesity-associated hepatocellular carcinoma

    Yamagishi, Ryota, Kamachi, Fumitaka, Nakamura, Masaru, Yamazaki, Shota, Kamiya, Tomonori, Takasugi, Masaki, Cheng, Yi, Nonaka, Yoshiki, Yukawa-Muto, Yoshimi, Thuy, Le Thi Thanh, Harada, Yohsuke, Arai, Tatsuya, Loo, Tze Mun, Yoshimoto, Shin, Ando, Tatsuya, Nakajima, Masahiro, Taguchi, Hayao, Ishikawa, Takamasa, Akiba, Hisaya, Miyake, Sachiko, Kubo, Masato, Iwakura, Yoichiro, Fukuda, Shinji, Chen, Wei-Yu, Kawada, Norifumi, Rudensky, Alexander, Nakae, Susumu, Hara, Eiji, Ohtani, Naoko SCIENCE IMMUNOLOGY 7 (72), abl7209-, 2022-06-24

    ...本研究では高脂肪食摂取による肥満誘導性肝がんのマウスモデルを用い、老化肝星細胞の細胞膜上にガスダーミンDというタンパク質が酵素切断されて生じたN末端側の部分(以降GSDMD-Nと略記)が集合して形成される小孔を介して、SASP因子に含まれるサイトカインIL-1βとIL-33が細胞の外部に放出されることを明らかにしました。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site 参考文献63件

  • 脳内ネットワーク解析

    重本 蓉子, 松田 博史 Medical Imaging Technology 40 (3), 103-107, 2022-05-25

    ...ネットワークなど,局所的な脳萎縮の評価にとどまらない新たな情報を得ることができるようになった.三次元T1 強調画像は日常臨床において短時間で安定した画像が取得可能であり,近年ではネットワーク解析へも応用されている.個人脳内の灰白質の局所的な類似度に着目した手法では,個人レベルでのネットワーク異常の検出も可能となった.これらの新たな解析法を用いることにより,アルツハイマー病においてアミロイド𝛽タンパクやタウタンパク...

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  • 日中異類女房譚における男女関係

    張 宇 表現文化 11 60-70, 2022-03-28

    はじめに : 異類婚姻譚については、『日本昔話ハンドブック』では「異類は人間社会にやってくる、人間以外の動物や超自然的な存在のこと、「異人」とも呼ぶ。異類が人間の異性と結婚する話を「異類婚姻譚」と呼ぶ」と説明されている。その中で、異類が女に変身して、人間の男と結婚する話が異類女房譚である。……

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  • 気管支鏡下反復肺区域洗浄が奏効した自己免疫性肺胞蛋白症の一例

    眞鍋 尭彦, 小山 倫太郎, 山口 雄大, 花桐 武志 Journal of UOEH 44 (1), 83-89, 2022-03-01

    <p>症例は49歳,男性.労作時呼吸苦を主訴に当院を受診した.来院時,呼吸促迫と重度の低酸素血症を認めた.胸部CTでは小葉間隔壁の肥厚を伴う両側の中下葉優位のすりガラス影を認め,血液検査で抗GM-CSF抗体の上昇を認めた.気管支肺胞洗浄液は白濁し,総細胞数は増多,リンパ球が87%を占めていた.以上の結果より,自己免疫性肺胞蛋白症と診断とされた.気管支鏡下肺胞洗浄を行う方針となったが,重度の低酸素…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献7件

  • 暫定的に基盤化された知識を投機的に用いたタングラム命名課題対話の分析

    須藤 早喜, 浅野 恭四郎, 光田 航, 東中 竜一郎, 竹内 勇剛 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 94 (0), 04-, 2022-02-25

    ...<p>人は対話を通して信念の共有や意図や解釈を確認しながら理解し合うことで,共通の認識として共通基盤が生成されていると考えられる.本研究では,共通基盤が生成するための対話のプロセスを確認するため,相手の状態が不明確な状況下二者で行うタングラム命名課題を用意して実験を行った.発話には具体的な情報を用いて説明する表現(Analytic)と他の概念に例えて説明する表現(Holistic)が存在することに着目...

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  • 泌乳量の平準化を通じた生涯乳量の向上技術の検討 : 乾乳期短縮及び高タンパク質飼料給与が分娩後の乳生産性等に及ぼす影響

    金谷, 真澄, 二部野, 紗世, 三宅, 歩, 田辺, 裕司 岡山県農林水産総合センター畜産研究所研究報告 = Bulletin of the Institute of Animal Production Okayama Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry and Fisheries (11) 5-9, 2022-01

    乳用牛において前産の乾乳期短縮及び高CP飼料給与が次産の繁殖性及び乳生産性に及ぼす影響について検証した。初産牛においては、次産乾乳日数を35日程度に短縮した場合、慣行の60日乾乳時に比べて305日乳量は減少するが、前産次の搾乳日数延長により確保された乳量を加味すると通算乳量では差がなくなる傾向が見られた。乾乳期短縮時の高タンパク質飼料給与について、初~2産次間では初回排卵日数の短縮等、繁殖成績の…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • D-アミノ酸で構成されることによるペプチドの新機能獲得

    澤井 円香 ファルマシア 58 (10), 980-980, 2022

    ...一方,D-アミノ酸により構成されるペプチドは,その安定性に加え,高い生物活性や血液脳関門透過性も認められ,新たな創薬のターゲットとして期待されている.このように,ペプチド中のD-アミノ酸は疾患の発症に関与する場合もあるが,一部のD-アミノ酸ペプチドは治療を促進する可能性があるため,D-アミノ酸の特性を詳細に解析し,評価する必要がある.本稿では,ADの病態に関与するタウタンパク質(Tau)に対し,D-...

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  • 環の開閉を制御可能なトリアゼン環状ペプチド

    小池 晃太 ファルマシア 58 (12), 1157-1157, 2022

    ...近年,これまで創薬に使用されてこなかった中分子領域の化合物が新規モダリティの1つとして注目されている.なかでもペプチドは,細胞内のシグナル伝達を担うタンパク質―タンパク質相互作用(PPI)を標的とした創薬への展開が期待されている.特に環状ペプチドは,生物活性や動態の面でペプチドの創薬シードとしての可能性を拡張すると期待される.様々な環化様式の環状ペプチドやそのライブラリーが報告されているが,新たにユニーク...

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  • PKCδはアルツハイマー型認知症のタウタングルに蓄積する

    園田 悠馬, 遠山 育夫, 秋山 治彦, 川又 敏男 びわこ健康科学 1 (0), 29-40, 2022

    <p>Protein kinase C(PKC)ファミリーは,アルツハイマー病(AD)のタウ病理に関連することが知られている.Novel PKCアイソフォームの一つであるPKC delta(PKCδ)は,ヒトの脳において細胞特異的ではなく普遍的な役割を果たしており,成長,分化,アポトーシスの制御などの細胞機能において重要である可能性がある.しかし,AD脳におけるPKCδの局在と機能に関する情報が…

    DOI 医中誌

  • 内視鏡的逆行性胆管膵管造影を2度施行した総胆管結石合併妊娠の1例

    石川 渚, 永昜 洋子, 布出 実紗, 澤田 雅美, 佐野 匠, 藤田 太輔, 大道 正英 産婦人科の進歩 74 (1), 70-76, 2022

    <p>妊娠中は血中コレステロール値の上昇等により胆石形成をきたしやすいが,総胆管結石の発生率は0.1%とまれである.総胆管結石の治療には,内視鏡的逆行性胆管膵管造影(endoscopic retrograde cholangio pancreatography;ERCP)が一般に用いられている.今回,妊娠中に被ばく量に留意しながら治療的ERCPを施行した1例を経験したので報告する.症例は,36歳…

    DOI Web Site 医中誌

  • PETプローブを用いた神経病理画像化に関する研究

    原田 龍一 日本薬理学雑誌 157 (6), 453-457, 2022

    ...質)である.我々はタウタンパク質を非侵襲的に画像化するための陽電子放出核種標識薬剤(PETプローブ)として[<sup>18</sup>F]THK-5351を開発し,臨床応用を実施してきた.臨床評価の結果から,同プローブにはタウタンパク質とは関係のない標的への結合(オフターゲット結合)があることが確認され,それがモノアミン酸化酵素B(MAO-B)への結合であることを新たに見出した.アストロサイトに高発現...

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 極性転換によるヒスチジン残基選択的なタンパク質蛍光標識化の新たな手法

    松本 卓也 ファルマシア 58 (4), 356-356, 2022

    ...生命にとって必要な生化学反応を担うタンパク質の動態や機能を解析するため,タンパク質を蛍光標識化剤などで修飾して可視化する手法の開発は重要である.タンパク質の蛍光標識化には主にリジン残基やシステイン残基などのアミノ酸残基の修飾が利用されている.一方で,ヒスチジン(His)残基を標的としたタンパク質の化学修飾法は数例しか報告されておらず,数時間の反応時間や,タンパク質変性の恐れがあるpH8.5程度の塩基性条件...

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  • 関東平野中央部における縄文時代早期から晩期の植生と人為生態系の形成

    吉川 昌伸, 能城 修一, 工藤 雄一郎, 佐々木 由香, 森 将志, 鈴木 茂 植生史研究 30 (1), 5-22, 2022

    ...2 遺跡において,縄文時代早期後葉にクリ花粉が優勢または比較的多く産出し,加えて移入植物のウルシ花粉やヒョウタン種子が出土した。こうした結果から,関東平野中央部では縄文時代早期後葉の約8000 cal BP 以降にクリ林が人為的に形成され,ウルシ林は約7650 cal BP までには作られて維持管理されていたことが示された。...

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  • クマムシの乾燥耐性の仕組み~水分消失に伴うタンパク質の繊維化~

    矢木 真穂, 加藤 晃一 生物物理 62 (4), 232-234, 2022

    <p>クマムシは,水分を失うと乾眠と呼ばれる状態に移行して生命活動を一時停止し,極限環境耐性を獲得する.最近の研究により,クマムシの細胞内に豊富に存在するタンパク質が,水分消失に伴って繊維状の集合体を自発的に形成することで,すぐさま脱水状況に対応できる仕組みを兼ね備えていることを見出した.</p>

    DOI Web Site Web Site 参考文献9件

  • ヒト上科におけるヒラメ筋内支配神経分布パターンの比較

    櫻屋 透真, 江村 健児, 薗村 貴弘, 平崎 鋭矢, 荒川 高光 霊長類研究 Supplement 38 (0), 23-, 2022

    ...オランウータン、チンパンジー、ヒトのPBの筋内分布は類似しており、5部に分類できた。以上の結果により、ABは筋束の支配に加え、腱膜への知覚枝や交通枝など種ごとに形態が異なることから、種によって多様な変化を遂げていることが示唆された。</p>...

    DOI

  • テナガザルiPS細胞の樹立と特性解析

    濱嵜 裕介, 今村 公紀 霊長類研究 Supplement 38 (0), 60-, 2022

    ...現在までにチンパンジー、ボノボ、ゴリラ、オランウータンと全ての大型類人猿でiPS細胞が樹立され、ヒト特異性の基盤を探る研究に利用されてきた。しかし、現生ヒト上科の中では唯一、テナガザルのiPS細胞のみが樹立されておらず、更に、他の大型類人猿で採用されたiPS細胞作成法では樹立が困難であることもわかっていた。...

    DOI

  • 大豆蛋白質と卵白を主成分とする高蛋白質・低糖質パンの開発

    矢野 裕之 農研機構研究報告 = Journal of the NARO Research and Development 9 45-49, 2021-11-30

    <p>大豆蛋白質と卵白を主成分に,イーストや重曹などの発泡剤やグルテンその他の添加物を使用せず,内相に小麦粉パンのような気泡構造をもつパン状加工物を作製した.パンの膨らみを示す比容積は5 mL/g 以上であり,小麦粉パンと同等である.また,従来の小麦粉パンや米粉パンと比較して蛋白質含有率が42 ~49%(w/w)と顕著に高く,一方,炭水化物の含量は1 …

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか2件 被引用文献1件

  • 周縁における信仰動態と仏教的王権観念 : 20世紀初頭,ラオの聖者による山地の先住民カーの力の転換

    Ryota Wakasone, 若曽根 了太 国立民族学博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Ethnology 46 (1), 1-69, 2021-07-30

    ...これは頭陀行 僧による仏法をピーの上位におく信仰の序列化と並行し,結果シャム王権の仏 教国教化を担うタンマユット派の地域進出を支えた。つまり仏教的王権観念の 地域への浸透は,周縁と外縁のカリスマ宗教者の活動に依拠したと考えるのが 妥当である。中心―周縁―外縁の枠組みは,中心を受容しうる周縁の動態性や ロジックを可視化させ,中心史観の相対化をはかる点で有効である。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • Early Elevation of Complement Factor Ba Is a Predictive Biomarker for Transplant-Associated Thrombotic Microangiopathy

    Okamura, Hiroshi, Nakamae, Hirohisa, Shindo, Takero, Ohtani, Katsuki, Hidaka, Yoshihiko, Ohtsuka, Yasufumi, Makuuchi, Yosuke, Kuno, Masatomo, Takakuwa, Teruhito, Harada, Naonori, Nishimoto, Mitsutaka, Nakashima, Yasuhiro, Koh, Hideo, Hirose, Asao, Nakamae, Mika, Wakamiya, Nobutaka, Hino, Masayuki, Inoue, Norimitsu Frontiers in Immunology 12 695037-, 2021-07-13

    ...本研究では、同種造血幹細胞移植を行った患者において、免疫の役割を担っている補体というたんぱく質群の血中濃度を測定したところ、血栓性微小血管症を発症する患者は移植後早期にBaの血中濃度が異常に高くなっていることを発見しました。BaはB因子という補体が分解されたたんぱく質であることから、血栓性微小血管症の発症には移植後早期からB因子が作用していることが明らかになりました。...

    DOI 機関リポジトリ 機関リポジトリ ほか2件 被引用文献1件 参考文献27件

  • 京丹波町試験地におけるマツタケのシロの拡大過程

    藤田 博美, 小林 藤雄, 藤田 徹, 中村 善剛, 上家 祐 日本森林学会誌 103 (2), 156-160, 2021-04-01

    <p>京都府京丹波町質美に設定した1 haのマツタケ試験地において,1963年当時25年生のアカマツ天然林に環境調節(マツタケ発生環境整備施業:植生の手入れ,地表の腐植のかき取り)を行い,その後1998年までの36年間に形成されたマツタケのシロの分布と子実体の発生状況について調査した。その結果,1964年までに確認された12個のシロは,尾根筋とその周辺部の限られたところに集中的に形成された。次に…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 合科的・関連的なものづくり教材としての「ヒョウタン」の実践研究

    祖母仁田 湧, 平尾 健二 日本産業技術教育学会誌 63 (1), 91-99, 2021-03-23

    ...<p>小学校第4学年において合科的・関連的な指導の観点から「ヒョウタン」の栽培,果実による楽器「マラカス」の製作,製作した楽器の演奏,それぞれを「理科」「図画工作科」「音楽科」の教科に組み込んだ学習計画の考案と実践を行い,教材特性と諸課題の検証を行った。60%の児童は"ヒョウタン" を知識として知ってはいるが,実物を見た経験がある児童は20%であり,ギャップがあることが確認された。...

    DOI

  • 高齢認知症におけるミクログリアと前シナプスタンパク

    澤田 健 日本生物学的精神医学会誌 32 (1), 33-37, 2021

    ...アルツハイマー病においては,プラークや異常タウタンパクを除去すると同時に正常ニューロンやシナプスに傷害を及ぼすことにより,認知機能低下を導いている可能性が示唆されており,特に前シナプス部位の異常が報告されている。いくつかの前シナプスタンパクは認知症患者において,減少がみられる。...

    DOI 医中誌

  • 長短期記憶ニューラルネットワークLSTMを用いた波高の時系列予測に関する研究

    住谷 渚, 安田 誠宏, 森 信人, 志村 智也 土木学会論文集B2(海岸工学) 77 (2), I_151-I_156, 2021

    <p> 沿岸域の利用では精度の高い波浪予測が求められるが,力学的な手法で長期間の波高の時系列予測を行うことは膨大なコストがかかる.そこで,ニューラルネットワーク(NN)のような機械学習による予測が考えられる.近年では深層学習の発展が著しい.深層学習の中でも長短期記憶ネットワーク(LSTM)は,長期的な変動に加えて短期変動の時系列データ予測に適している.本研究の目的は,LSTMを用いて波高の時系列…

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • 術前に診断し安全に手術を行った副交通胆管枝併存急性胆嚢炎の1例

    山田 真規, 宮本 匠, 伊東 大輔, 安近 健太郎, 高村 通生, 徳家 敦夫 日本臨床外科学会雑誌 82 (10), 1905-1911, 2021

    <p>症例は42歳,男性.心窩部痛を主訴に来院し,胆石性急性胆嚢炎の診断で経皮経肝胆嚢ドレナージ(percutaneous transhepatic gallbladder drainage:PTGBD)を施行後に当科へ入院となった.術前の胆道造影検査で,胆嚢管と右肝管前区域枝を連絡する胆管様構造物およびそこから分岐する細い胆管を認めた.副交通胆管枝を伴う胆嚢炎の診断で,腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 胆管浸潤が疑われた肝原発神経内分泌腫瘍の1例

    山本 久斗, 小川 晃平, 田村 圭, 坂元 克考, 高井 昭洋, 高田 泰次, 北澤 理子 日本臨床外科学会雑誌 82 (1), 151-158, 2021

    ...<p>肝原発神経内分泌腫瘍は稀であり,術前診断に苦慮することが多い.症例は58歳の女性.6年前よりCTにて肝S1/S4にひょうたん型の腫瘍を認めたが,増大傾向にあったため紹介された.CTにて肝S1/S4に径7cm大の境界明瞭な腫瘍を認め,右後区域肝管は軽度拡張を認めた.胆管浸潤を伴う肝原発悪性腫瘍の診断にて肝左葉・尾状葉切除,肝外胆管切除術を施行した.病理では腫瘍細胞は均一な類円形核で索状~胞巣状構造...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • フタバガキ一次林に生息する野生ボルネオオランウータンにおけるオスの二型成熟と繁殖成功

    田島 知之, 久世 濃子, 金森 朝子, 蔦谷 匠, Mendonça Renata S., 山崎 彩夏, Malim Titol P., Bernard Henry, Kumar Vijay S., 井上 英治, 村山 美穂 霊長類研究 Supplement 37 (0), 43-43, 2021

    ...<p>オランウータンは昼行性真猿類の中で珍しく単独性の強い生活を営む。性成熟したオスの中には優位形態であるフランジオスと, 劣位形態であるアンフランジオスの2つの形態が存在する。両形態のオスはともに生殖能力を持ち, 異なる繁殖戦術を取る。ボルネオオランウータンにおけるオスの繁殖成功についての先行研究は攪乱を受けた河辺林, リハビリテーション施設周辺の半野生個体群で行われてきた。...

    DOI

  • 三次元幾何学形状分析を用いた霊長類・上位胸椎の定量分析

    菊池 泰弘, 荻原 直道 霊長類研究 Supplement 37 (0), 36-36, 2021

    ...特に,ぶらさがりのオランウータンやブラキエーションのシアマンにおいて,棘突起が椎体サイズ比で短く尾側に傾斜し,その先端が大きく,また根部も厚い傾向を示した。アジア生息の類人猿における上位胸椎では,支持基体に対してぶらさがる行動に関連した機能的要求が棘突起形状に表れている可能性が示唆された。...

    DOI

  • 再製造単回使用医療機器の上市へ向けた取り組み

    江嶋 敦 レギュラトリーサイエンス学会誌 11 (3), 205-212, 2021

    <p>2017年7月,単回使用医療機器(single-use device: SUD)の再製造に関する法体制が整備され,事業者が使用済みSUDを医療機関から収集し,分解,洗浄,部品交換,再組み立て,滅菌などの処理を行い,性能検査の上,再製造SUD(Remanufactured SUD: R-SUD)として販売することができるようになった.実際にR-SUDを販売するためには,品目ごとの承認が必要で…

    DOI Web Site 医中誌

  • ボルネオ島ダナムバレーの昼行性霊長類の異種間出会い

    半谷 吾郎, Bernard Henry 霊長類研究 Supplement 37 (0), 31-31, 2021

    ...レッドリーフモンキーの追跡中,テナガザルとの出会い頻度は帰無仮説の期待値より有意に低く,オランウータンとの出会い頻度は非結実期のみ帰無仮説の期待値より有意に高かった。出会いの継続時間は,追跡時間の6.4%にすぎず,オランウータンとの出会いのみ,継続時間が帰無仮説の期待値より有意に長かった。レッドリーフモンキーは,異種と出会う際に,遊動速度や移動の角度を変えなかった。...

    DOI

  • 相同モデル理論によるミャンマー産大型ホミノイド肘化石の形態解析

    高井 正成, 中務 真人, 江木 直子, 河野 礼子, 浅見 真生 霊長類研究 Supplement 37 (0), 26-26, 2021

    ...その結果、第1主成分ではオランウータンとアフリカ類人猿の間に明確な違いが得られ、IR-5555 はアフリカ類人猿の範囲に含まれた。さらに第2主成分以下でもオランウータンに近い結果は得られなかった。 ミャンマーの大型ホミノイド肘化石の形態は現生のオランウータンとは違うロコモーションの可能性を強く示唆している。</p>...

    DOI

  • ヒト乳幼児と大型類人猿の定位操作と入れ子のカップ課題から見た認知発達

    林 美里, 竹下 秀子 霊長類研究 Supplement 37 (0), 45-45, 2021

    ...この定位操作の発達について、ヒト乳幼児とチンパンジーでは縦断的に、ボノボ・ゴリラ・オランウータンでは横断的に観察をおこなった。ヒト乳幼児では、箱の穴に棒を入れる、積木をつむ、入れ子状にカップを組み合わせる、という3種類の定位操作が、すべて1歳前半に初出した。 チンパンジーでは、穴に棒を入れる定位操作は1歳前、3個のカップを組み合わせる定位操作は1歳半、積木をつむ定位操作は2歳半以降に初出した。...

    DOI

  • 津波により高所移転した集落の「低地居住」要因の検証

    熊谷 誠, 南 正昭 季刊地理学 73 (2), 77-93, 2021

    <p>釜石市唐丹町本郷は,三陸の津波常襲地にあって,昭和三陸津波後の高所移転集落として知られる。かつて山口弥一郎は,元の集落位置へ戻る「原地復帰」への懸念を指摘したが,「原地」には防潮堤建設等により居住はできなくなっていた。一方で,昭和津波浸水域を含む「低地」への居住が拡大していた。東日本大震災では,高所移転地では浸水被害を免れた一方で,「低地」は壊滅的な被害を受けた。東日本大震災後の復興事業に…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献4件

  • 二機能性アプタマーを用いたタウタンパク質(Tau)凝集抑制戦略

    辻 厳一郎 ファルマシア 57 (1), 57-57, 2021

    ...現在,神経変性疾患に対する治療薬を開発するうえで,タウタンパク質(Tau)を標的とした治療戦略が注目されている.今回著者らは2種の核酸アプタマーを連結・環化させた構造体を利用した,Tauの凝集抑制作用に関して報告しているので紹介する....

    DOI 医中誌

  • クライオ電子顕微鏡単粒子解析への深層学習AI技術の応用の現状と展望

    守屋  俊夫 顕微鏡 55 (3), 114-119, 2020-12-30

    <p>生体高分子の近原子分解能での構造決定において,クライオ電子顕微鏡による単粒子解析法が現在急激に発展している.特に,本手法は構造のサイズ,構造の不均質性,組成の変動性のために他の構造決定手法が適用できなかった対象でも直接的な可視化を実現した.単粒子解析は画像処理ヘビーな手法であるため,多種多様なアルゴリズムが試されて既に多くの手順が自動化されており,着々とその手順のルーチン化が進んでいる.し…

    DOI Web Site 医中誌

  • CT読影でCOVID-19アラートと報告された自己免疫性肺胞蛋白症の 1 例

    赤坂 圭一, 中村 友彦, 太田 啓貴, 山川 英晃, 佐藤 新太郎, 天野 雅子, 佐々木 弘喜, 松島 秀和 日本病院総合診療医学会雑誌 16 (6), 465-469, 2020-11-30

    47 歳男性。人間ドックの胸部X線写真で異常影を指摘されたため,2020 年 3 月末に胸部CT撮影施行。このCTで両肺にCrazy paving appearanceを呈するすりガラス陰影を認め,読影医がCOVID-19のアラートと報告した。このため,翌日の受診を指示。初診時,ほぼ無症状で,血液検査ではKL-6 1,613 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 梁端接合部のみ耐火被覆された合成梁の温度分布に関する伝熱解析

    四元 順也, 平島 岳夫, 豊田 康二 日本火災学会論文集 70 (2), 53-73, 2020-08-25

    <p>コンクリート床板と鉄骨小梁による合成梁において,梁端のみに耐火被覆を施し,ボルト接合部の温度を一定程度以下に抑えて火災時における梁端回転拘束効果を保持できれば,小梁の耐火被覆を省略できる可能性がある。本研究では,梁端のみ被覆された合成梁の温度分布予測手法を検討するため,差分法による三次元熱伝導解析を行い,実験との比較検討を行った。床板仕様による上フランジ上面の熱的境界条件の違い,接合部にお…

    DOI Web Site

  • 表面レーザテクスチャによる摩擦制御

    井ノ原 忠彦, 相澤 龍彦 トライボロジスト 65 (5), 300-307, 2020-05-15

    <p>Picosecond and femtosecond lasers have grown up as a powerful and reliable means to make micro-drilling, precise shearing and micro-texturing. In particular, the laser microtexturing has been …

    DOI Web Site

  • 同種骨髄移植によって骨髄異形成症候群に伴う二次性肺胞蛋白症が軽快した1例

    岡田 慎理, 北脇 年雄, 鈴木 優太, 堀澤 欣史, 近藤 忠一, 谷澤 公伸, 菱澤 方勝, 髙橋 良一, 山下 浩平, 高折 晃史 日本内科学会雑誌 109 (5), 960-967, 2020-05-10

    <p>45歳,男性.骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome:MDS)に対する同種造血幹細胞移植前のスクリーニング検査で肺胞蛋白症の合併が判明した.移植後早期に低酸素血症が増悪したが,右全肺洗浄により回復した.その後,ドナー細胞の生着と共に肺胞蛋白症が軽快し,良好な呼吸状態で退院した.MDSに合併する二次性肺胞蛋白症は,同種移植により治癒可能であるが,移植後早期の呼吸不…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 出生前診断された先天性胆道拡張症5症例

    松久保 眞, 野口 啓幸, 武藤 充, 杉田 光士郎, 村上 雅一, 家入 里志 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 56 (2), 188-193, 2020-04-20

    <p>【目的】先天性胆道拡張症(以下本症)の出生前診断症例は,閉塞性黄疸や消化管通過障害などの有症状症例には早期対応が求められる.しかし,早期対応の方法に関しては,一律の方針はない.今回,出生前診断され,閉塞性黄疸や消化管通過障害などの症状を認めた本症に対して,生後早期に拡張胆管空腸吻合術(以下本術式)を施行し良好な結果を得たので報告する.</p><p>【方法】2014年1月から2019年1月ま…

    DOI Web Site 医中誌

  • 〈Research Notes〉不凍タンパク質添加保存溶液を用いたマウス精子凍結融解後の精子形態の観察

    安齋, 政幸, 山鹿, 優真, 掛井, 友輝央, 堀, 光一郎, 山崎, 脩杜, 津田, 栄, 松本, 和也 近畿大学先端技術総合研究所紀要 (25) 17-25, 2020-03-31

    [要旨]本研究では、マウス凍結精子保存溶液に添加されるSkimMilkの代替保護物質として期待される不凍タンパク質(AFP)が凍結融解後の精子細胞膜に及ぼす影響を形態学的観察により評価した。その結果、AFPIIIが添加された場合において精子細胞膜の著しい損傷がないことを示した。さらに体外受精により40%以上の受精が可能であり正常に発生した。これらの結果から、マウス精子保存液へのAFPIII添加が…

    機関リポジトリ Web Site

  • 総胆管十二指腸瘻からの動脈性出血に対し,大動脈内バルーン遮断併用下IVRで救命できた1例

    成田 正雄, 石川 成人, 草永 真志, 真弓 俊彦 日本腹部救急医学会雑誌 40 (3), 499-502, 2020-03-31

    <p>症例は68歳,女性。乳癌の肝門部リンパ節転移に伴う胆管狭窄に対して胆管ステントが留置されており,慢性炎症に伴い,総胆管と十二指腸が瘻孔形成している状態であった。胆管炎に対する入院加療中に突然心肺停止となった。蘇生後,腹部単純CT検査で上部消化管出血が疑われ,上部消化管内視鏡検査を施行したところ,瘻孔部より活動性の出血を認めた。内視鏡的止血術中にショックバイタルとなったため,大動脈内バルーン…

    DOI Web Site 医中誌

  • 直鎖状ユビキチン鎖の神経変性疾患への関与とLUBAC阻害剤の開発

    及川 大輔, 伊東 秀文, 徳永 文稔 生化学 92 (1), 28-34, 2020-02-25

    ...ユビキチンのN末端を介して形成される非定型型の直鎖状ユビキチン鎖は,炎症・免疫シグナル応答や細胞死を制御し,その生成を特異的に担うLUBACユビキチンリガーゼの機能不全は多くの疾患発症に関わる.筆者らは家族性筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因遺伝子の一つであるオプチニューリン(OPTN)やアルツハイマー病タウタンパク質の細胞機能解析から,LUBACによる直鎖状ユビキチン鎖生成が異常タンパク質封入体形成...

    DOI Web Site 医中誌

  • アルツハイマー病の原因遺伝子と感受性遺伝子 : 我々の取り組みと国内外の最新事情

    宮下, 哲典, 原, 範和, 春日, 健作, 池内, 健 新潟医学会雑誌 134 (1), 13-18, 2020-01

    ...年代に若年性の家族性ADの原因遺伝子として報告されたAPP,PSEN1,PSEN2のバリアント解析は,今では臨床診断を確定する際に極めて有効である.同じく1990年代に孤発性ADの感受性遺伝子として初めて報告されたAPOEは,その周辺領域を含めゲノムワイドなレベルで非常に強力にADと関連することが2000年代のGWASで確証された.認知機能,脳画像,液性バイオマーカー(アミロイドベータタンパクやタウタンパク...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 高血糖および全脳虚血モデルマウスにおける河内晩柑果皮とオーラプテンの神経保護作用

    奥山 聡, 澤本 篤志, 中島 光業, 古川 美子 日本薬理学雑誌 155 (4), 214-219, 2020

    ...末梢組織において抗炎症効果を発揮することが示されていたが,これまで中枢神経系における作用は明らかでなかった.高血糖および脳虚血は,脳内において炎症や酸化ストレスを誘発し,脳に大きな損傷を引き起こすことが知られていることから,ストレプトゾトシン誘発高血糖モデルマウスと一過性全脳虚血モデルマウスに対してオーラプテンを与える検討を行った.高血糖モデルマウスの海馬におけるアストログリアの活性化とニューロンのタウタンパク...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献12件

  • 障害者就労支援施設と連携した製品デザイン開発の研究

    本田 敬, 望月 未来, 小野 彩子, 野田 久美子 日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 (0), 450-, 2020

    ...研究協力を依頼した特定非営利活動法人ひょうたんカフェは、すでに手織りの織物を活用した日用品の製品開発と販売で実績のある施設であり、モノづくりへの関心とスキルも高く、手織物の評価も非常に高い。ただ、改めて観察調査を行うなかで、作業的にもいくつか問題があることや、織り以外の作業環境があると、より多くの利用者がモノ作りに参加できる可能性があることなども分かった。...

    DOI

  • De novo protein designによるタンパク質機能のONとOFFの制御

    林 一広 ファルマシア 56 (3), 254-254, 2020

    ...De novo protein designは計算化学を用いて自然界に存在しないタンパク質を新たに設計する手法であり,生物進化のみでは辿り着けない人智を超えたタンパク質の獲得に繋がる可能性が期待されている.立体配座の自由エネルギー状態を低く保つことで安定構造を持つ新規タンパク質の創製が達成されており,本分野は目覚しい進歩を遂げている.一方,立体配座の変換を伴うタンパク質の機能制御を志向した設計は,標的...

    DOI 医中誌

  • 水稲湛水直播栽培における空気搬送式直播機の改良と無コーティング催芽種子の苗立ちの安定性

    青木 政晴, 関 正裕, 上原 泰, 加藤 仁, 山本 亮, 森本 勉, 酒井 長雄 北陸作物学会報 55 (0), 35-39, 2020

    既存の側条施肥移植機をベースに改造した空気搬送式直播機を用いた無コーティング催芽種子の湛水条播直播栽培における苗立ち性安定のため,既存機のさらなる改良と,播種時の土壌条件,および播種後の落水管理の影響について検討した.既存機の改良には,安価な購入資材を自作で加工し,移植作業への切り替えも容易となるよう工夫した.改良した空気搬送式直播機の播種に際しては,慣行の土中条播方式と同期かつ土壌表面硬度も同…

    DOI Web Site

  • ボルネオ島ダナムバレーの低地フタバガキ林の昼行性霊長類群集の生息地利用

    半谷 吾郎, 金森 朝子, 久世 濃子, Wong Siew Te, Bernard Henry 霊長類研究 Supplement 36 (0), 25-26, 2020

    ...ここには、オランウータン、ボルネオテナガザル、レッドリーフモンキー、カニクイザル、ブタオザルの5種の昼行性霊長類が生息している。この5種は、水平的には生息地分割を行っていなかった。レッドリーフモンキーのみ、樹高が低いところを好む傾向を見せたが、彼らの分布はそのような場所に限定はされていなかった。調査中に1回確認された結実のピークに応じて、オランウータンだけが数を増やした。...

    DOI

  • ヒトと大型類人猿における脳の正中矢状面形態比較

    天野 英輝, 荻原 直道 霊長類研究 Supplement 36 (0), 17-17, 2020

    ...具体的には、ヒト15個体、チンパンジー14個体、ボノボ3個体、ゴリラ2個体、オランウータン3個体の頭部MRI画像から正中矢状断面画像を取得し、大脳輪郭、脳溝、脳梁、視床、小脳、脳幹などに解剖学的特徴点及び準特徴点を配置することで脳形態を定量化した。そして、位置合わせ及びサイズ正規化後の特徴点座標値の主成分分析を行うことで、ヒトと大型類人猿の脳形態の変異傾向を抽出した。...

    DOI

  • 安定同位体分析による野生オランウータンの食性推定

    蔦谷 匠, Wong Anna, Malim Peter T., Bernard Henry, 小川 奈々子, 大河内 直彦, 田島 知之, 金森 朝子, 久世 濃子 霊長類研究 Supplement 36 (0), 38-38, 2020

    ...しかし、近隣の調査地で得られた実際の雨量データを月ごとに平均し、ダナムバレイのオランウータンの糞便の炭素安定同位体比と比較しても、明確な相関関係は見られなかった。まとめると、一次林のダナムバレイでは、オランウータンの採食する植物部位の炭素・窒素安定同位体比が非常に均質であり、そのため個体や季節による差が検出できなかった。...

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  • ケトン体はウシ末梢血単核球におけるNLRP3インフラマソーム活性化を制御する

    加藤 大雅, 鬼沢 優里, 三浦 亮太朗, 吉村 格, 近田 邦利, 岩田 尚孝, 桑山 岳人, 濱野 晴三, 白砂 孔明 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-78-P-78, 2020

    ...IL-1βは自然炎症を制御するNLRP3インフラマソーム(NLRP3,ASC,カスパーゼ1)というタンパク質複合体によって活性化が調節されている。本研究では,RBCの特徴を捉えるため血漿メタボローム解析を実施し,特定した因子が及ぼす影響について検討した。...

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  • 前治療レジメン数の多いプラチナ製剤抵抗性再発卵巣癌症例に対するベバシズマブ併用単剤化学療法の治療経験

    高折 彩, 村上 隆介, 河原 俊介, 堀川 直城, 千草 義継, 安彦 郁, 濱西 潤三, 万代 昌紀 産婦人科の進歩 72 (3), 243-250, 2020

    <p>AURELIA試験でプラチナ製剤抵抗性卵巣・卵管・腹膜癌(以下卵巣癌)に対するベバシズマブ(以下Bev)併用単剤化学療法の予後延長が示されたが,再発卵巣癌患者では,Bev投薬に伴う有害事象のリスク因子(腸管切除既往など)が多い傾向にある.今回,プラチナ製剤抵抗性再発卵巣癌に対するBevに関連する有害事象について検討した.2015年7月から2019年1月の期間に当院でBev併用単剤化学療法を…

    DOI Web Site 医中誌

  • 野生からわかること、飼育からわかること~希少種の保全に果たす霊長類学の役割~

    霊長類研究 Supplement 36 (0), 4-4, 2020

    ...</p><br><p>プログラム<br>司会・趣旨説明 牛田一成( 中部大学創発学術院)</p><br><p>1.ボノボを知る、まもる<br>    徳山奈帆子 ( 京都大学霊長類研究所国際共同先端研究センター)</p><p>2.動物園での研究からみえたオランウータンの繁殖特性<br>    木下こづえ ( 京都大学野生動物研究センター)</p><p>3.腸内細菌が野生復帰の切り札? ...

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  • ヒト乳幼児と大型類人猿4種の定位操作に見る認知発達

    林 美里, 竹下 秀子 霊長類研究 Supplement 36 (0), 46-46, 2020

    ...この定位操作の発達について、ヒト乳幼児とチンパンジーでは縦断的に、ボノボ・ゴリラ・オランウータンでは横断的に観察をおこなった。 ヒト乳幼児では、箱の穴に棒を入れる、積木をつむ、入れ子状にカップを組み合わせる、という3種類の定位操作が、すべて1歳前半に初出した。...

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