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検索結果 297 件

  • 跡見花蹊日記を用いた明治・大正期における東京のサクラの開花季節記録のマイニング

    永井 信, 小谷 亜由美, 丸谷 靖幸 日本生気象学会雑誌 59 (3-4), 89-99, 2022-11-25

    ...<p>春の気候変動と植物季節の対応関係を長期的に評価するためには,気象庁による生物季節観測が行われていない過去におけるサクラの開花季節の記録の発掘(マイニング)は重要な課題である.本研究は,明治から大正期を対象に,教育者である跡見花蹊(あとみ かけい:天保11年 [1840年]〜大正15年・昭和元年 [1926年])の日記からサクラの開花季節の記録をマイニングし,その品質と系統的な誤差を調査した.明治...

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  • 拡張的・非拡張的パーソナルスペースと対人印象の関連:

    宮代 こずゑ, 磯 真奈美 日本認知心理学会発表論文集 2021 (0), 46-46, 2022

    ...また,サクラに対してより「気まずさ」を感じている参加者は,サクラの手荷物とより遠い位置に自分の手荷物を置くこと,サクラに対してより「嫌な感じ」という印象を持った参加者は,逆にサクラの手荷物と近い位置に自分の手荷物を置くこと等が示された。...

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  • サクラの生育不全実生で見られた防御関連遺伝子の高発現

    鶴田 燃海, 練 春蘭, 向井 譲 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 372-, 2021-05-24

    <p>サクラ属の栽培品種‘染井吉野’と野生種エドヒガンとを掛け合わせると、およそ半数の実生が致死的な生育不全となる。この実生の生育不全のメカニズムを明らかにすることを目的に、健全な実生と生育不全の実生とで発現遺伝子の網羅的解析を行った。発現比較解析からは、2,888遺伝子が健全および生育不全の実生間の発現変動遺伝子(DEGs)として同定された。このうち1,044遺伝子が生育不全実生において高発現…

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  • 薬剤を用いた木質残渣中に残存するナラタケモドキの防除

    目黒 友佳子, 入江 優吾, 宮嶋 寛, 岩戸 康平, 全 柱誠, 太田 祐子, 秋庭 満輝, 佐橋 憲生, 長谷川 絵里, 小野里 光 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 615-, 2021-05-24

    ...った根の残渣で長期間生存可能であり,それが伝染源となることから,防除には伝染源を物理的に除去するか死滅させる必要がある.本研究では,土壌中の木質残渣に生息するナラタケモドキを対象として,ダゾメットによる土壌燻蒸試験を実施した.試験は神奈川県藤沢市,茨城県つくば市の2か所で実施し,ダゾメットを100g/m<sup>2</sup>混和した薬剤区と,無処理区をそれぞれ3区ずつ設置した.コナラ,クスノキ,サクラ...

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  • サクラの栽培品種の形質に対するゲノムワイド関連解析

    加藤 珠理 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 382-, 2021-05-24

    ...<p>サクラの栽培品種には複数の野生種が関与し、交雑によって多様な形質(花の色や形、開花期、樹形など)が生み出されてきた。本研究ではこれらの形質を司るDNA多型の有無および、ゲノム上の位置を特定するため、ゲノムワイドアソシエーション(GWAS)解析を行った。...

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  • 女性クリエイターの観光に対する行動と捉え方 : さくらももこ「ちびまる子ちゃん」を事例として

    トモハラ, ヨシヒコ 西南女学院大学紀要 25 93-101, 2021-03-31

    ...さくらの幼少 期を投影したキャラクターであるまる子がタイの南の島に滞在した話を掘り 下げて確認することで、さくらが観光活動においてどのように振る舞い、 また、観光をどのように捉えているのかが明らかになった。まる子はプサ ディーという地元の子と懇意になることでタイの南の島が自分と密接に関係 する地域となり、継続的に関わっていきたい対象である「サードエリア」と なった。...

    機関リポジトリ

  • パラタルバーの位置の違いが発語時の脳活動に与える影響

    片岡 加奈子, 玉置 勝司, 小野 弓絵, 星 佳芳, 生田 龍平, 藤原 基 日本補綴歯科学会誌 13 (2), 135-145, 2021

    ...</p><p><b>方法</b>:発語機能に異常のない25名(平均年齢31.8歳)を対象に前パラタルバー,中パラタルバー,後パラタルバー(以下前PB,中PB,後PB)をそれぞれ上顎に装着した状態で,発語文章1「さくらのはながさきました」,発語文章2「アメリカのミシシッピー」を発語させた.その際,発語時違和感の主観的評価としてVASを用いた.客観的評価として前頭前野の脳活動を用い,この指標として,機能的近赤外線分光法...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」を題材とした授業実践と防除対策

    倉林 正, 深谷 将, 髙橋 瑛人, 武村 政春 生物教育 63 (1), 10-21, 2021

    ...<p>本研究は,近年,全国的に被害が拡大している特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」を題材とした教材を開発することで,生物教育で不足している外来生物教材の蓄積および被害地域の防除対策の一助とすることを目的とした.クビアカツヤカミキリは,サクラ類を中心に被害をもたらすことから,本研究では「生物基礎」の授業で身近なサクラの被害状況について調査を行った.調査したサクラの場所は専用のアプリケーションを使って...

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  • <総説>樹皮ウォッチングのすすめ

    杉山, 淳司 生存圏研究 16 1-6, 2020-11-20

    ...コルクガシから収穫されるワインの熟成に欠かせないボトル栓や、伝統建築の屋根材として利用される檜皮、樺細工に利用されるサクラの樹皮などは、日常見ることのできる樹皮利用の典型な例である。一方植物体においては、樹皮は強い紫外線や乾燥から樹体を守るという大切な役割をはたしている。...

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  • 緊急特別企画 新型コロナウイルス感染症 現場レポート

    齋藤 薫, 篠田 裕介, 雲野 康紀, 高橋 雅人, 髙橋 幸司, 石井 正二, 對馬 北斗, 濱水 光, 佐藤 誠, 渡辺 俊太朗, 小坂 淳, 西本 雅彦, 山口 剛慶, 山本 賢司, 山下 達也, 曽根 翠, 安部 博史, 栁井田 忠茂, 永耒 努, 新川 健太, 角田 亘, 森井 和枝, 後藤 和也, 白砂 寛基, 大森 智裕, 橋口 彬典, 井上 かおる, 野口 蓮, Jodi Ann Brangaccio, Blair H. S. Dellenbach 総合リハビリテーション 48 (9), 856-875, 2020-09-10

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  • 聞き手の非肯定的なあいづちは洞察を促進する

    紀ノ定 保礼 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PL-003-PL-003, 2020-09-08

    ...</p><p>本研究の参加者は4分間,有賀(2013)と同一の洞察課題に単独で取り組んだ後,サクラの参加者と解法に関して議論を2分間行った。参加者が提案する解法に対して,サクラは肯定的・中立的・非肯定的なあいづちを返した(参加者間要因。各群15名)。参加者はその後,単独で課題を遂行した(最大26分間)。...

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  • スズメの盗蜜行動によってサクラの花はどれくらい落とされるのか?

    松井 うみ, 三上 修 日本鳥学会誌 68 (2), 327-333, 2019-10-25

    ...<p>スズメ<i>Passer montanus</i>がサクラ<i>Prunus</i> sp.の花を盗蜜する際,花托筒を噛み切る.その結果,花が地面に落ち花見に影響する可能性がある.そこで本研究では,花見の名所である北海道函館市五稜郭公園において,花見期間中スズメの盗蜜によってどれだけのサクラの花が落とされているのかを定量化する調査を行った.調査の結果,公園内全体の花の少なくとも0.19%,多くとも...

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • クマノザクラの保全と適切な利用に関する指針の提案

    勝木 俊雄 樹木医学研究 23 (3), 170-177, 2019-07-31

    ...<p>クマノザクラは,2018年に発表されたサクラの野生種である.紀伊半島南部の奈良県・三重県・和歌山県に分布し,カスミザクラに近縁と考えられている.新発見の話題性に加え,花の観賞価値が高いことから,その利用が大きく期待されている.ただし,野生集団の保全のためには適切に利用しなければならない.そこで,分布調査と関係者への聞き取り調査の結果から,保全と利用に関する問題点を検討した.クマノザクラの保全に...

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  • 野外調査と内業を効率化するスマートフォン利用データベースの開発

    中村 彰宏, 藤野 和臣, 木寺 由樹, 中山 祐一郎, 守村 敦郎 日本緑化工学会誌 45 (1), 228-231, 2019-05-31

    ...データベースが動作するスマートフォンを用いたサクラの開花と台風被害調査で,写真撮影と状態選択を1 個体約30 秒でできた。結果のデジタル出力,スクリプト処理により,整理に多大な労力を要した画像出力と名前変更の一括処理が瞬時にできた。デジタル端末とデータベースを用いた現地調査によって,一次的な内業時間をほぼ削減でき,従来の紙ベースの現地調査での外業と内業の多くを効率化できた。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • サクラ属における組織分化の制御に関与するALOG gene familyの配列比較

    鶴田 燃海, 桐原 奏子, 向井 譲 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 601-, 2019-05-27

    ...そこで、この形態の決定に深く関わる遺伝子群に着目し、サクラの種間の遺伝的な違いを調べた。既報の<i>Prunus</i>のゲノム配列(モモ・ウメ・オウトウ・エイシュウザクラ)よりALOG domainを持つ遺伝子を探索したところ、8種類のorthologousが見つかった。これらの配列を基に、それぞれのALOG geneを増幅するプライマーを設計した。...

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  • 児童養護施設内でのプレイセラピーにおける「つながり」と「境界」についての一考察

    坂本 晃 箱庭療法学研究 32 (1), 27-38, 2019

    <p>本稿では,児童養護施設で生活する小学生女児のプレイセラピー過程を報告する。この女児は,発達障害が疑われており,また,成育歴において,大人とのつながりが切れる経験を繰り返す中で,排泄の問題や対人関係における距離感の不適切さなどが見られていた。女児は,境界があいまいでまとまりがない心の状態やつながることの不安を,箱庭や遊びの中で表現し,セラピストは現実世界と心の世界を分ける「境界」を意識して関…

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  • 球面SOM 法による鳥取県中部のサクラの分布及び特性の解析Ⅲ

    吉岡 武雄, 大北 正昭, 徳高 平蔵 バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集 31 (0), 114-117, 2018-11-03

    <p>Growth of the Someiyoshino(Cerasus ×yedoensis Masam.& Suzuki’Someiyosino’ ) has peaked from 40 to 60 years after planting and the trees tend to decline rapidly later and curing such as …

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  • ゼオライトを使った落ち葉の熱分解によるエチレンガスの製造

    中島 哲人, 大村 抱夢, 和田 僚平, 名苗 遼, 大溝 光希, 栁瀬 裕介 日本エネルギー学会誌 97 (10), 307-313, 2018-10-20

    ...エチレンガスはサクラの落ち葉から質量比で3.6%,マツの落ち葉から3.1%得られた。試薬のリグニンからは,落ち葉の場合と比べ,発生量は約3分の2程度だった。ろ紙からも,エチレンが発生したが,発生量は少なかった。リグニンを少量多含有すると考えられる新聞紙からは,より多く発生した。 ゼオライトを加えると,フェノール系化合物の特有の臭いが消え,エチレンガスの発生量が少し増えた。...

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  • RAD-Seq解析による‘染井吉野’とその関連品種の血縁関係の評価

    加藤 珠理, 内山 憲太郎, 上野 真義, 松本 麻子 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 581-, 2018-05-28

    ...<p>‘染井吉野’はサクラのなかでも特に馴染み深く、その起源についても関心が高い。人工交配により、染井吉野に似たサクラを再現したり、染井吉野の実生を栽培したりするなど、染井吉野と関連のある栽培品種も多数、保存されている。これらの栽培品種の血縁関係を正確に評価しておくことは、‘染井吉野’の起源を探る上で重要なことである。...

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  • 紫外線によるソメイヨシノこぶ病の発病抑制効果

    石原 誠, 西井 俊太郎, 池田 武文 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 195-, 2018-05-28

    ...<p>サクラの栽培品種であるソメイヨシノは、サクラ類こぶ病菌(<i>Pseudomonas syringae</i> pv.<i>cerasicola</i>)に対して抵抗性を有していると考えられるが、弱光下ではそれを十分に発揮できず、強光下あるいは、青色光下において抵抗性が現れることが実験的に確かめられている。...

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  • 生物季節と地球温暖化~サクラ開花への影響~

    井田 寛子, 芳村 圭, 沖 大幹 土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_31-I_36, 2018

    ...<p> 気象条件と生物季節には密接なつながりがあり,特に気温と大きく関係していることについては,これまで多数の論文に示されている.近年,地球温暖化が進むなか,気温の上昇による影響が様々な生物季節の変化として発現していることも報告されている.サクラの開花も同様で,気温の上昇と共に開花時期は年々早くなっている.サクラの開花時期については特に春先の平均気温に大きく影響することが分かっており,青野らによって...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 球面SOM法による鳥取県中部のサクラの分布及び特性の解析 - II

    吉岡 武雄, 大北 正昭, 徳高 徳高平蔵 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 34 (0), 620-625, 2018

    ...<p>球面SOMは非常に有力なクラスタ分析ツールでありクラスタが均等な位相関係を持って球面に写像される.しかし,位相関係が保存出来ない平面SOMは解析結果の全体が見渡せない.今回,今見ている面(front)と同時にその裏(back)が同時に見えるツールを開発し,全体が見渡せる平面SOMに近づけた.一方、各地の公園、学校、河川沿いなどにあるサクラの名木・古 木のデータを収集し,上記の球面SOM法を用いて...

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  • 近年におけるサクラの開花と冬季の温暖化

    松本 太 日本生気象学会雑誌 54 (1), 3-11, 2017

    ...拡大していることが明らかとなった.銚子では,1991 年以降,冬季最低気温が 5℃以上の暖冬年が多く,それに伴いサクラの開花日が遅れる傾向が顕著にみられた.以上のことから,近年における冬季の温暖化により,サクラの休眠解除が遅れ,結果的に開花日に遅れが生じる地域が拡大したものと結論される....

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  • コフキサルノコシカケ子実体からのCO<sub>2</sub>フラックス量とその季節変動

    中川 湧太, 大橋 瑞江 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 323-, 2017

    ...同時に子実体のないサクラの樹皮呼吸や気象条件、子実体サイズも測定した。その結果、子実体からのCO<sub>2</sub>放出量は年平均122±95 nmol ind.<sup>-1</sup> s<sup>-1</sup>、単位面積あたりでは1.1±0.7 nmol cm<sup>-2</sup> s<sup>-1</sup>であり、樹皮呼吸より6倍多かった。...

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  • 高密度な塩基多型データを利用したサクラの系統解析

    加藤 珠理, 内山 憲太郎, 上野 真義, 松本 麻子 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 374-, 2017

    ...この研究では、サクラのなかでも特に馴染み深い花木である‘染井吉野’を対象として、RAD-Seq法の有効性について検討する。核SSRマーカーを用いたこれまでの研究では、‘染井吉野’の起源にはエドヒガンとオオシマザクラが関与し、他の野生分類群が関与する可能性は低いことが示されている。...

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  • 連鎖地図を利用した染色体ごとの解析による ‘染井吉野’ の起源推定の試み

    鶴田 燃海, 王 成, 加藤 珠理, 向井 譲 日本森林学会誌 99 (5), 210-213, 2017

    ...<p> ‘染井吉野’ は日本で最も親しまれているサクラの品種で,エドヒガンとオオシマザクラとの雑種といわれている。本研究はエドヒガン,オオシマザクラそれぞれ3 集団で ‘染井吉野’ の連鎖地図に座乗するSSR マーカー 27 座の遺伝子型を決定し,この野生種における対立遺伝子頻度を基に ‘染井吉野’ のそれぞれの対立遺伝子の起源を推定した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献19件

  • 栄養状態が6か月間のレジスタンストレーニングの介入効果に与える影響

    加茂 智彦, 石井 秀明, 西田 裕介 理学療法学Supplement 2016 (0), 1429-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>レジスタンストレーニングと身体機能改善に強い関連があり,安全で,歩行補助具の使用,自立していなくても実施可能である。また,栄養状態と身体機能に強い関連が認められる。このことから,レジスタンストレーニングの介入効果に栄養状態が影響している可能性がある。そのため,栄養状態がレジスタンストレーニングの効果に与える影響を検討する必要がある。そこで,本研…

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  • 高齢者の移動能力に対する筋疲労課題中のパワー産生能力の重要性

    石井 秀明, 加茂 智彦, 久保 光正, 石田 武希, 西田 裕介, 秋山 純和 理学療法学Supplement 2016 (0), 1523-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>高齢者が自立した日常生活を送るためには,移動能力の維持が重要である。移動能力の低下の原因の1つとして,最大筋力が挙げられている。最大筋力の測定は一瞬の最大の力を測定するが,日常生活で発揮する場面は少なく,むしろ最大下の力を疲れずに持続的に発揮する場面が多く見受けられる。つまり,筋疲労が移動能力に影響すると考えられる。そこで,本研究は,日常生活の…

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  • 高知大学演習林(嶺北フィールド)におけるヤマザクラの衰退原因の検討

    市栄 智明, 本家 直人, 五十嵐 秀一, 安江 恒 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 504-, 2017

    ...<p>日本の象徴とも言えるサクラの衰退が全国で報告されている。高知大学演習林でも、長寿命な樹種として知られるヤマザクラの枯死が目につく。本研究は、この衰退原因解明のための基礎データとして、ヤマザクラの生存・枯死木双方の年輪情報から成長パターンの変化を解析した。...

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  • 愛媛で生育するヤマザクラのSSRマーカーによる遺伝構造解析

    西原 寿明 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 371-, 2017

    ...我々が過去に行ったサクラの系統解析では、石鎚山系に他系統と異なる遺伝構造を持つヤマザクラ集団が見られた。愛媛県は南北に長く、海岸林や高標高地域もあり、野生のヤマザクラの開花時期や形態も様々で、複数の遺伝構造が存在すると考えられる。今回、愛媛県内外24集団407個体から得られた遺伝子型データを用いて遺伝構造を解析したので報告する。...

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  • ブックス

    森林科学 77 (0), 55-57, 2016

    ...校庭の木・野山の木<br> サクラの絵本<br> (勝木俊雄編、農文協、2016 年1 月、<br> 40 ページ、2,916 円(税込)、<br> ISBN 978-4-540-15194-1)<br> イチョウの絵本<br> (濱野周泰編、農文協、2016 年2 月、<br> 40 ページ、2,916 円(税込)、<br> ISBN 978-4-540-15195-8)<br> マツの絵本<br...

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  • ウソが選好するサクラの種類,品種が示す花芽の特徴

    鈴木 祥悟, 島田 卓哉, 八木橋 勉, 八木 貴信 東北森林科学会誌 21 (1), 1-5, 2016

    ...東北各地のサクラの名所でも,ウソによるサクラ花芽の摂食が問題になることがある。ウソが摂食するのはおもに花芽であり,サクラの種類や品種の違いによっても摂食されやすいものとそうではないものがある。これらの原因を明らかにするために,森林総合研究所東北支所構内に植栽されているサクラについて,ウソが摂食する時期の芽の特徴を調査した。...

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  • 温度変換日数法を用いたソメイヨシノの満開日推定方法の検討

    青野 靖之, 下江 隼人 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100013-, 2016

    ...<br><br>研究対象期間は1961~2005年の45年間とし,2009年まで気象庁によるサクラの開花予想にも使用されていた温度変換日数法を用いて解析した。気温に対する生育応答が開花日の場合と同じかを検討する予備解析を行ったところ,満開日計算で適切な温度特性値(温度に対する生育応答の変化を代表する変数)は開花日に関する値(70 kJ mol<sup>-1</sup>)と同じと決定した。...

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  • サクラ栽培品種における花の揮発性物質分析

    松本 麻子, 福島 敦史, 加藤 珠理, 草野 都 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 304-, 2016

    ...サクラの花や葉では、アレロパシー活性、昆虫との相互作用等に関連する揮発性物質が生成されることが知られている。しかしながら、これらの代謝物生産が経験的に種や品種間で量的・質的に異なると考えられてはいるものの、遺伝的背景は不明であり、代謝物の生合成に影響する環境因子(例.生育環境)なども厳密に考慮されていない。...

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  • 森林総合研究所東北支所構内におけるウソによるサクラの芽の摂食

    鈴木 祥悟, 八木橋 勉 東北森林科学会誌 20 (2), 49-53, 2016

    ...森林総合研究所東北支所構内で,ウソの飛来状況とウソにより摂食されたサクラの芽の数を調査した。ウソは数羽から10羽程度の群れでおもに1月から3月にかけて飛来したが,1年おきに飛来数が多い年と少ない年があり,飛来数が多い年は摂食されたサクラの芽の数も多かった。サクラの種類,品種別ではソメイヨシノが最も摂食されやすく,オオヤマザクラはほとんど摂食されなかった。...

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  • ソメイヨシノの自家不和合性打破の試みと花粉管伸長に及ぼす影響

    鶴田 燃海, 向井 譲 園芸学研究 15 (4), 341-345, 2016

    ...<p>自家和合性は育種や遺伝学において重要な形質の一つである.本研究は自家不和合のサクラの品種ソメイヨシノにおける自家不和合性の打破を目的に,蕾受粉,柱頭切除および温湯浸漬処理を試みると同時に,それぞれの受粉処理における花粉管伸長を調べた.柱頭切除処理ではわずかな花粉しか受粉せず,花粉管もほとんど伸長していなかった.また,蕾受粉および40°Cの温湯浸漬処理における自家花粉の花粉管は,柱頭からおよそ4...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献10件

  • 所持品に拡張されたパーソナルスペース

    有賀 敦紀 日本認知心理学会発表論文集 2016 (0), 1-, 2016

    ...その結果,実験参加者とサクラの対人関係が所持品間の距離に影響を与えることがわかった。本研究の結果は,所有者のPSが身体から離れた所持品を取り巻く空間において拡張して観察される,という拡張的パーソナルスペースの存在を示唆するものであった。...

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  • 愛媛で生育する四国固有のサクラのSSRマーカーによる系統分析

    西原 寿明 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 276-, 2016

    ...愛媛県に生育するサクラのうち、野生のサクラの個体についての記録や遺伝的な検討を行った報告は少ない。このため、これまで愛媛県で栽培されているサクラや野生のサクラの系統について分子レベルでの解析結果を報告してきた。今回、これらのデータを用いて四国固有のサクラの遺伝構造や、品種不明のサクラの系統を分析したので報告する。...

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  • SSR分析によるタカネザクラ集団の地理的遺伝構造の評価

    加藤 珠理, 向井 譲, 加登 ありさ, 松本 麻子, 河原 孝行, 吉丸 博志, 勝木 俊雄, 岩本 宏二郎 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 271-, 2016

    ...集団間の遺伝的分化の程度は他のサクラの野生種と比べて大きく、タカネザクラが自生する山岳地域という隔離環境が遺伝子流動を制限しているものと考えられる。遺伝的多様性は集団間で大きく異ならなかったが、分布の南限に位置する集団は他地域の集団より遺伝的多様性が低いことがわかった。...

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  • ‘染井吉野’短命説の検証

    勝木 俊雄 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 358-, 2016

    ...サクラの栽培品種‘染井吉野’は、明治時代全国に広まって以来、それまでの主流のサクラであったヤマザクラやエドヒガンなどと比較して「寿命が短い」とされている。このため、高齢の‘染井吉野’が衰弱すると「寿命が短い」ためと考えられることが多い。しかし‘染井吉野’は樹齢が140年を超える個体も確認されており、決して短命な樹木ではない。...

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  • ソメイヨシノとエドヒガンとの雑種不和合性の詳細マッピングと候補遺伝子の探索

    鶴田 燃海, 向井 譲 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 761-, 2016

    ...日本で最も親しまれているサクラの品種ソメイヨシノに野生種のエドヒガンを掛け合わせると、およそ半数の実生で致死的な生育不全が起こる。この受精後の雑種不和合の仕組みを明らかにすることを目的に、実生の形質に関与する遺伝子座の詳細マッピングおよび候補遺伝子の探索を行った。...

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  • 現実世界状況法によるパーソナル・スペースの測定

    山口 千晶, 山 祐嗣 対人社会心理学研究 16 1-8, 2016

    ...実験参加者はサクラと共に、なじみのある話題(フィラー課題)について会話するため椅子を配置するよう指示され、その際の実験参加者の椅子とサクラの椅子との距離をパーソナル・スペースとして測定した。実験参加者とサクラが知人である親近度高条件と見知らぬ者同士である親近度低条件が設定された。実験参加者とサクラが親しくない時、パーソナル・スペースを大きくとった。...

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  • 侵入害虫クビアカツヤカミキリ<i>Aromia bungii</i>とサクラの被害

    加賀谷 悦子 樹木医学研究 19 (1), 37-40, 2015-01-31

    <p>大型の穿孔性昆虫クビアカツヤカミキリが愛知県と埼玉県に侵入し,サクラやウメを加害し始めた.埼玉県のサクラには枯死が認められた.本種は一次性害虫であり,生きた樹木の内樹皮と材に穿孔して発育する.埼玉県において本種は,定着から分布域拡大の過程に進みつつあると考えられた.外来生物が樹木に被害をもたらす場合,侵入直後に素早く駆除すれば根絶できる.本種の根絶を目指す喫緊な対応が求められている.</p>

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  • 青森県三沢市で同所的に繁殖したニュウナイスズメとスズメ

    蛯名 純一, 坂 有希子, 東 信行, 三上 かつら Bird Research 11 (0), S1-S7, 2015

    ...した.2013年には自然状態で観察を行い,両種はほぼ同時に繁殖を開始した.ニュウナイスズメでは3巣の繁殖うち2巣が,スズメでは4巣のうち2巣が繁殖に成功した.2種の巣が最も近接していた場所の巣間距離は約2mで,そこではニュウナイスズメは繁殖に成功し,スズメは繁殖を中断した.2014年には巣箱20個を設置し,ニュウナイスズメ6巣が繁殖したが,スズメは営巣しなかった.スズメは採食のためだけに調査地内のサクラ...

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  • 愛媛で生育する野生のサクラのSSRマーカーによる系統分析

    西原 寿明 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 308-, 2015

    ...【はじめに】愛媛県に生育する野生のサクラ(バラ科サクラ属サクラ亜科)のうち、栽培個体の多くは天然記念物に指定されているなど、その存在は広く知られているが、これらの野生のサクラの個体についての記録や遺伝的な検討を行った報告は少ない。今回、愛媛県で初めて確認したカスミザクラの無毛型を野生のエドヒガン、栽培されている有毛型カスミザクラと比較することでその系統を分子レベルで解析した。...

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  • 薬剤処理方法の違いがアメリカシロヒトリの防除効果に及ぼす影響

    芝, 祥太郎, 江田, 慧子, 中村, 寛志, 大江, 桜麻, 谷古, 勝彦 信州大学農学部AFC報告 (12) 55-62, 2014-03

    ...本研究はアメリカシロヒトリの幼虫に対するサクラのディッピング処理・散布処理・瓶挿し処理および鉢植えモモの簡易潅注処理の4つの薬剤処理方法の防除効果を評価した。用いた薬剤はスタークル顆粒水溶剤(有効成分:ジノテフラン)で,試験は2013年8月29日から9月27日に信州大学農学部AFC昆虫生態学研究室で行った。その結果,ほとんどの処理において同じ薬量でも3齢幼虫よりも初齢幼虫の方が死亡率は高かった。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 栄養状態が施設入所要介護高齢者の身体機能・日常生活活動能力におよぼす影響

    加茂 智彦, 髙山 慶太, 若林 秀隆, 石井 秀明, 石田 武希 理学療法学Supplement 2013 (0), 0658-, 2014

    【はじめに,目的】高齢者にみられる低栄養は生理的機能の低下とともに身体機能の低下を引き起こす。また,身体機能の低下はADL低下を引き起こし,死亡率の増加,QOL低下を招くことになる。このようにリハビリと栄養は相互関係になっており,切っても切り離せない関係である。しかし,栄養状態が悪化し身体機能が低下,ADLの低下が引き起こされるのか,身体機能が低下し,栄養状態が悪化,ADLが低下するのか明らかに…

    DOI 医中誌

  • 本州海岸林における国内外来種オオシマザクラの野生化の実態

    勝木 俊雄, 岩本 宏二郎, 島田 和則, 九島 宏道 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 576-, 2014

    ...オオシマザクラについては、本来あるサクラの自生種との交雑が危惧されるほか、海岸林という特殊な環境への悪影響も心配され、国内外来種としての侵略性の評価が必要である。しかしサクラ属の樹木は形態が似ている上、雑種を作りやすく、正確な同定が困難であることから、野生化の実態は明らかではない。...

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  • 起き上がり動作時の揺すりと支持面の連続性について─背臥位及び起き上がり動作を通して─

    池田 吉邦, 中尾 和夫, 上西 啓裕, 有馬 聡, 浦 正行, 安井 常正, 冨田 昌夫 生態心理学研究 6 (1), 65-68, 2013-04-01

    <p><tt>今回の研究では,身体内部の環境を「揺すり」を通じて変化させる事で外部環境としての支持面(床面)を知覚・探索しやすい身体づくりと,もう一つは外部から知覚しやすい環境として,支持面(床面)に情報(タオルなど)を提供することで,起き上がり動作がし易くなるという事から,その「動き易さ」がより支持面の変化を知覚でき環境との相互作用によりダイナミカルに起き上がり動作の中で「楽に動ける」という身…

    DOI Web Site

  • 症例から見た知覚循環

    安井 常正, 上西 啓裕, 池田 吉邦, 浦 正行, 有馬 聡, 中尾 和夫, 冨田 昌夫 生態心理学研究 6 (1), 57-58, 2013-04-01

    DOI

  • 環境のレイアウトや作業に関する手順が行為に及ぼす影響―マイクロスリップの観点から―

    中尾 和夫, 上西 啓裕, 池田 吉邦, 有馬 聡, 浦 正行, 安井 常正, 冨田 昌夫, 青木 恵美 生態心理学研究 6 (1), 53-56, 2013-04-01

    今回の研究では,行為の手順を意識した場合と環境を視覚的に識別容易にした場合,行為が容易に遂行できる ように整理した環境の場合における行為の円滑度を比較し,行為への環境の影響度合いを検討した.行為はイン スタントコーヒーをつくり好きな菓子を選びとるという行為を選択し,指標には生態心理学的な概念にあるマイ クロスリップをカウントした.マイクロスリップとは行為中に観察される円滑でない無自覚な4 …

    DOI Web Site

  • Chédiak-Higashi症候群の血球貪食性リンパ組織球症としての臨床像

    宮前 多佳子, 井崎 桜子, 生田 孝一郎, 横田 俊平, 山中 寿 日本臨床免疫学会会誌 36 (4), 226-232, 2013

      Chédiak-Higashi症候群は原発性免疫不全症候群のひとつに分類され,わが国では約14例の報告があるに過ぎない.臨床的には易感染性,部分白子症(特異な白銀髪,虹彩色素の減少,乳白色で,紫外線により赤味を帯びる皮膚),出血傾向,進行性神経障害を特徴とするが,accelerated phaseと呼ばれる増悪期には,発熱,脾腫,骨髄抑制などを伴う血球貪食性リンパ組織球症を併発する.また,主…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献17件

  • 地域在住要支援・要介護高齢者におけるサルコペニアに関連する要因の検討

    加茂 智彦, 鈴木 留美子, 伊藤 梢, 杉本 辰重, 村越 亜美, 西田 裕介 理学療法学 40 (6), 414-420, 2013

    【目的】本研究では地域在住要支援・要介護高齢者の身体機能・認知機能・栄養状態をサルコペニアと非サルコペニアで比較し,サルコペニアに関連する要因を検討した。【方法】対象は地域在住要介護高齢者72名とした。測定項目は四肢骨格筋肉量,Mini Mental State Examination (MMSE), Short Physical Performance Battery …

    DOI 医中誌

  • 中学校理科における植物教材の適切性

    岩間 淳子, 松原 静郎, 小林 辰至 理科教育学研究 54 (2), 161-170, 2013

    ...(4)アンケート回答者在学時都道府県を,サクラの開花日の4 月10 日の等期日線で分けて温暖地域と寒冷地域の出身者別に比較すると,観察に用いられた植物上位8 種については,統計上の有意差は認められなかったが,カラスノエンドウは温暖地域,寒冷地域の出身者で有意差が認められた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 地域在住要介護高齢者における栄養状態が日常生活活動能力におよぼす影響

    加茂 智彦, 西田 裕介 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101282-48101282, 2013

    【はじめに、目的】 高齢者にみられる低栄養は生理的機能の低下とともに身体機能の低下を引き起こす。また、身体機能の低下はADL低下を引き起こし、死亡率の増加、QOL低下を招くことになる。このようにリハビリと栄養は相互関係になっており、切っても切り離せない関係である。しかし、リハビリの視点から栄養を捉えた研究は少ないのが現状である。先行研究では、栄養状態とADLに関連があると報告されているが、リハビ…

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  • 弘前公園における花見活動

    増野 高司 日本地理学会発表要旨集 2013a (0), 100057-, 2013

    ...<br><br> 弘前公園の花見客は,大学生を含めた弘前市の地元の方,日帰り可能な地域の方,そして遠方からの観光客など多様だが,その花見活動は,サクラの咲き具合や天候に加えて,花見の予定日の設定方法,そして花見をするグループの規模などにより,多様であることが示唆された.<br>...

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  • サクラの開花データを用いた江戸における春季気温の気候復元

    青野 靖之 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 17-, 2013

    ...17世紀以降に江戸(東京)で書かれた古記録類から得られたサクラの植物季節データを用いて、3月平均気温の復元を試みた。西暦1636年から1905年までで判明した合計207年分のヤマザクラの満開日により、17世紀中盤以降の3月平均気温の推移が明らかになった。解析の結果、17世紀後半と19世紀初頭に寒冷な時代のあることがわかった。...

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  • 愛媛県に生育するサクラのSSRマーカーによる系統分析

    西原 寿明 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 630-, 2013

    ...【材料と方法】愛媛県に生育する、イヨウスズミなど栽培種6種17個体、野生種4集団42個体のサクラの葉または冬芽からDNAを抽出した。モモの核SSRマーカー4座及びEST-SSRマーカー4座を用い、DNAシーケンサーとGeneMapperでジェノタイピングを行ない、系統間や個体間の共通点や相違点を解析した。...

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  • 染井吉野およびその関連品種の系統関係に関する研究

    加藤 珠理, 松本 麻子, 吉村 研介, 勝木 俊雄, 岩本 宏二郎, 河原 孝行, 向井 譲, 津田 吉晃, 石尾 将吾, 中村 健太郎, 森脇 和郎, 城石 俊彦, 五條堀 孝, 吉丸 博志 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 192-, 2013

    ...‘染井吉野’はサクラの栽培品種のなかでも特に馴染み深い花木であり、その起源については様々な研究分野において熱心に調べられてきた。著者らは昨年の森林学会において、核SSRマーカーを用いたDNA多型分析を行い、‘染井吉野’の起源について再評価した。その結果は、‘染井吉野’の起源にエドヒガンとオオシマザクラが関与し、他の野生分類群が関与する可能性は低いことを、改めて示すものであった。...

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  • 地域在住高齢者の認知機能と身体活動との関連性―4年間の縦断調査の結果から―

    小長谷 陽子, 渡邉 智之, 太田 壽城 日本老年医学会雑誌 49 (6), 752-759, 2012

    <b>目的</b>:地域在住高齢者において,運動が認知機能にもたらす影響について検討する.1)ベースライン(BL)の認知機能と運動習慣との関連,2)BLの認知機能と4年後の認知機能との関連,3)BLでの運動習慣と4年後の認知機能との関連を調べる.<b>方法</b>:2006年および2010年にA県O市の65歳以上の全住民に生活実態調査を行った.内容は疾患の有無,健康管理,自立度,家族や友人・近所…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献27件

  • Csの環境中での挙動, 特に植物・粘土鉱物への吸着形態について

    野村 奈緒, 松下 新, 赤井 純治, 松岡 史郎 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 3-, 2012

    ...サクラの溶出率はMg<sup>2+</sup>で高く、イオン交換によって溶出したと推定される。マツについては KClで溶出率が高く、MgCl<sub>2</sub>では低い。これは イオン結合ではなく、構造中に取り込まれていることを示唆する。将来的な挙動について、議論する。...

    DOI

  • 地域健康増進に資するインフォーマル・サービスとしての試み

    柳井田 忠茂, 安部 博史 理学療法学Supplement 2011 (0), Ed0818-Ed0818, 2012

    【はじめに、目的】 老人保健施設の理念と役割としても「地域に根ざした施設」であることが求められている。地域の一般高齢者,二次予防事業対象者,さらには中高年層など健康増進・介護予防への貢献,併せて職員の健康増進を目的として,当施設の設備を有効利用について検討し,平成20年9月より地域健康増進における地域密着のインフォーマル・サービスを実施している。その運営状況ついて報告する。【方法】 …

    DOI

  • チンパンジーのふたごの成長にともなう社会関係の変化

    市野 悦子, 藤森 唯, 木村 元大, 福守 朗, 小西 克也, 山田 信宏, 木村 夏子, 松村 秀一, 友永 雅己 霊長類研究 Supplement 28 (0), 83-, 2012

    ...これは、チェリーがサンゴに代わり、サクラの乳母的役割を果たしているからだと考えられる。最近は、ふたご同士がNNになる割合が増加する傾向にある。また、それぞれの割合と時間的推移が一致しており、母親から離れ、子ども同士で行動するようになっていると考えられる。次にこれらのデータを、霊長研の単生児と比較した。...

    DOI

  • 施設入所者における栄養状態と身体機能の関係

    加茂 智彦, 西田 裕介 東海北陸理学療法学術大会誌 28 (0), 66-, 2012

    <b>【目的】 </b>高齢者にみられる低栄養は生理的機能の低下とともに身体機能の低下を引き起こす。身体機能の低下により、身体低活動や食欲不振を引き起こし、さらに低栄養を助長するという悪循環が生じる。また、身体機能の低下はADL能力の低下を引き起こし、死亡率の増加、QOLの低下を招くことになる。このようにリハビリと栄養は相互関係になっており、切っても切り離せない関係である。低栄養状態でリハビリを…

    DOI 医中誌

  • 気候変動による生物季節への影響評価

    大西 有子 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100115-, 2012

    ...近年、サクラの開花の早期化や紅葉の遅延化など、気候変動による生物季節への影響が顕著に見られるようになった。生物季節の変化は、花見や紅葉狩りといった社会生活や経済への影響の他、生物間作用や生態系機能等、生態系全体へ影響を及ぼすため、将来の変化を予測し、適切な対策を講じることが重要である。...

    DOI

  • 市民参加型調査による温暖化モニタリングの実践と課題

    浜田, 崇, 陸, 斉 長野県環境保全研究所研究報告 (7) 27-32, 2011-03

    ...その結果、観察された生物・生活季節の項目の中には季節的に経年変化が類似していたものが複数みられ,タンポポやサクラの開花,モミジの紅葉など気温との対応が良い項目もあった。また,市民参加型調査の計画にあたっては,参加者数とその継続性の確保,観察項目の選定および観察方法の工夫が必要であると考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 多摩森林科学園サクラ保存林における30年間のサクラの開花期観測

    勝木, 俊雄, 岩本, 宏二郎, 石井, 幸夫 森林総合研究所研究報告 10 (1), 7-48, 2011-03

    ...サクラの栽培品種に対してその開花期はきわめて重要な特性であるが、‘染井吉野’の開花期以外の観測例は少ない。多摩森林科学園では、開花期の観測を1981年から総計で494個体に対しておこなってきた。そこで2010年までの30年間の494個体の平均開花日と平均満開日、および欠測が少ない148個体の各年の開花日・満開日を公表する。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 運動時における非活動筋血流調節のメカニズム  末梢と中枢の統合

    加茂 智彦, 西田 裕介 理学療法科学 26 (2), 329-334, 2011

    運動時における活動筋の血流再配分には,非活動筋の血流減少と,内臓部の血流減少によってもたらされている.しかし,最近の知見では,非活動筋の血流調節については議論の余地がある.今までは,運動時における非活動筋血流は減少すると考えられていたが,最近の研究では増加することが明らかになっている.非活動筋血流調節因子には,ずり応力,交感神経活動,一酸化窒素(NO),エンドセリン-1,深部温度,セントラルコマ…

    DOI Web Site 参考文献32件

  • 核および葉緑体DNA多型に基づく静岡県伊豆地域のサクラの解析

    太田 智, 村上 覚, 勝木 俊雄, 石井 ちか子, 稲葉 善太郎, 山本 俊哉 園芸学研究 10 (2), 151-159, 2011

    ...伊豆地域で観光資源として利用されているサクラの多くは,雑種個体と推定されている.本研究では,核の9つのSSR座および葉緑体DNAの2領域を分析し,伊豆地域のサクラの由来や類縁関係について調べた.核のSSR座の比較により親子関係を推定したところ,‘カワヅザクラ’の実生や‘カワヅザクラ’と非常に近縁と考えられる個体を推定することができた.核のSSR座に基づく遺伝的類似度によると,供試した個体は2つのグループ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献15件

  • 重症心身障害児に対する体感音響装置による音楽呈示の有効性

    栗延 孟, 田口 愛, 木実谷 哲史, 矢島 卓郎 日本重症心身障害学会誌 36 (3), 477-483, 2011

    周産期に障害を受け、聴性脳幹反応から最重度難聴と推測された超重症児および健聴と推察された重症心身障害児の2名に対して、スピーカーによる音楽呈示と体感音響装置を用いた振動を伴う音楽呈示をABABデザインで行い、音楽呈示に伴う心拍変動のスペクトル解析を行った。その結果、音楽のみの呈示よりも体感音響装置を用いた音楽呈示において、副交感神経系活動を反映する高周波成分(HF)が、超重症児では音楽呈示前に、…

    DOI

  • バラ科ワカキノサクラの新学名

    岩元明敏, 大場秀章 植物研究雑誌 85 (3), 186-187, 2010-06-20

    <p>ワカキノサクラは独立種,ヤマザクラの品種,ヤマザクラと区別されないという3 つの異なった見解がこれまでに示されている.比較してみると,ワカキノサクラは分枝様式および葉形成がヤマザクラとは大きく異なり明確な区別が可能であるものの,核ITS 領域に基づいた分子系統解析ではヤマザクラに近いことが分かった(Iwamoto et al. in …

    DOI

  • 健常成人における皮膚書字覚検査の検討

    岩槻 香, 安部 博史 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 30 (1), 33-41, 2010

    皮膚書字覚障害は,対側の頭頂葉や脊髄後索の障害で異常を呈すると考えられているが,その検査方法は未確立である。我々は,健常成人を対象に,その検査方法を検査手技と課題内容に分けて検討した。その結果,検査手技では,刺激は,刺激の縦軸と被検者の体軸が一致するように描くのが望ましく,刺激を描く身体部位が,頭部と躯幹では,その背面で正像文字,前面で鏡像文字,また,四肢では被検者の頭と対峙する面に描く時には正…

    DOI 医中誌 参考文献25件

  • 頚髄損傷患者の姿勢制御についての一考察

    安井 常正, 上西 啓裕, 池田 吉邦, 浦 正行, 有馬 聡, 中尾 和夫, 冨田 昌夫 理学療法学Supplement 2009 (0), B4P2137-B4P2137, 2010

    【目的】<BR>第38回日本理学療法学術大会で、坐位姿勢の変化により眩暈が生じていた症例に対して、生態心理学的概念に基づく運動療法(以下EPT)を行い改善したことを報告した。本症例は、5年経過した現在も眩暈も生じることなく日常生活が行えている。しかし諸動作においては、頚部・肩甲帯や上肢並びに体幹伸展筋の過剰努力がみられ、度々、頚部や肘に痛みが生じたり、下肢筋の痙性により動作が制限されたりしている…

    DOI

  • 運動時における脳血流動態とセントラルコマンドとの関係

    加茂 智彦, 西田 裕介 東海北陸理学療法学術大会誌 26 (0), 44-44, 2010

    【はじめに】  セントラルコマンドは、大脳皮質から生じる運動コマンドと同期して、呼吸循環系機能を調節するフィードフォワードコマンドである。簡単に言うと運動中の頑張りである。近年技術の進歩により、脳血流の測定が可能となり、セントラルコマンドの影響を検討できるようになった。さらに、効果量を用いることで、光路長の影響を除外し、値の標準化が可能となる。そのため、光トポグラフィでの相対値の影響を除外するこ…

    DOI

  • スズメの盗蜜によるサクラへの害を定量化する方法

    三上 修, 三上 かつら Bird Research 6 (0), T11-T21, 2010

    ...の蜜を吸い,その結果,花を落とす行動がよく見られるようになっている.これにより,サクラを愛でる個人や団体が不利益を被ることになる.そこで、,その程度を定量化する方法を考案した.その方法とは,サクラの樹の下に落ちている花を拾い,スズメによって落とされたものかどうかを判定するものである.本論文では,この方法の利点,問題点をまとめた.また,この方法を用いて評価する限り,盛岡市内および近郊の4つのサクラの名所...

    DOI

  • 在宅回復者に発症したハンセン病関連疾患2症例とこれらに関連した医療の課題

    石田 裕, 井上 太郎, 土屋 一郎, 前田 光美, 平野 昭 日本ハンセン病学会雑誌 79 (1), 3-10, 2010

    1996年のらい予防法の廃止に伴い、ハンセン病療養所からの回復者の退所はさらに進んだ。2008年、当施設でハンセン病関連疾患の診断時期が種々の理由で遅れたと考えられる症例を2例経験した。1例は60才の男性で慢性足底潰瘍から発生した皮膚癌の症例、もう1例は69才の女性で再発の症例であった。2例とも、症状がかなり進行した後に受診していた。これは社会復帰した回復者に対するハンセン病関連疾患の定期的な検…

    DOI 医中誌 参考文献11件

  • さくら染めの染色性に関する研究

    池田 節子, 山口 庸子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 61 (0), 125-125, 2009

    ...さくらの種類は山桜の原種から観賞用の園芸種、自然や人工交配された種類等、広く全国に分布している。さくらが染料として使用されたのは、古く江戸時代のウワミズザクラの樹皮、根で鳶色に染色されたものが記録として記されている1)。さくら染めの研究は、歴史的考察2)、染色性の検討3)等がみられるが、染色性に関する実験的な報告は少ない。...

    DOI

  • 環境のレイアウトや作業手順が行為に及ぼす影響

    中尾 和夫, 上西 啓裕, 池田 吉邦, 有馬 聡, 浦 正行, 安井 常正, 冨田 昌夫, 青木 恵美 理学療法学Supplement 2008 (0), A3P1011-A3P1011, 2009

    【目的】マイクロスリップは行為中に観察される円滑でない無自覚な手の動きを指し、行為に柔軟性を与えると考えられている.また環境に物が多いと出現頻度が多く、物の配置換えや同環境での繰り返し行為で減少すると言われている.出現頻度が少ないと、健常者では行為選択が限定された行為の円滑な遂行を意味する.今回、行為選択の限定要因として、基本条件に加え作業手順の強制的な意図、環境の視覚的特徴変化、環境物品の被験…

    DOI

  • 質量配分を考慮した低酸素脳症へのアプローチ

    安井 常正, 上西 啓裕, 池田 吉邦, 浦 正行, 有馬 聡, 中尾 和夫, 冨田 昌夫 理学療法学Supplement 2008 (0), B3P3275-B3P3275, 2009

    【はじめに】我々が重力下で動くには、筋力だけでなく適切な重りが必要であり、その重りは、身体各部が平衡反応として筋結合することで適宜提供し、目的動作を遂行している.今回、低酸素脳症により、身体各部を動かそうとしたときに、釣り合いの重りを活性化できないために動けなくなっていた症例に対して、重錘で質量を補償して動いてもらうことを試みた.物理的な錘を利用して動くことで身体各部の合目的な筋結合が可能となり…

    DOI

  • 実践的な高等学校家庭科「染色」教材開発のための先行論文の検討

    駒津 順子, 小松 恵美子, 森田 みゆき 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 51 (0), 76-76, 2008

    ...<BR>  <B><引用文献></B>(1)染色教材への天然植物染料の適用-主として玉葱・紅茶の場合-、生野晴美、堀内かおる、岩崎芳枝、日本家庭科教育学会誌、34、31-36(1990)、(2)地域素材を用いた染色教材の開発-さくらの葉を用いた場合-、日景弥生、三國咲子、弘前大学教育学部紀要、80、71-78(1998)、(3)小学校家庭科と関連させた「総合的な学習の時間」の構築-草木染めの教材化-...

    DOI

  • サクラの香気成分クマリンの生成に関わるオルト位水酸化酵素およびグルコシダーゼのクローニング

    山本 亮太郎, 酒井 英里, 甲斐 光輔, 水谷 正治, 清水 文一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0042-0042, 2008

    クマリンはサクラ(<I>Cerasus lannesiana</I>)の花や桜餅の甘い香りの主成分である。クマリン生合成は桂皮酸のオルト(2'-)位水酸化を経て進行すると一般に考えられているが、桂皮酸オルト位水酸化酵素は同定されていない。我々はこれまでに、シロイヌナズナのスコポレチン生合成の鍵酵素であるフェルロイル-CoA …

    DOI

  • 木材チップを用いた硝酸性窒素含有排水の生物学的脱窒処理

    溝口 忠昭, 惟村 奈生, 佐藤 彩, 吉岡 敏明 環境技術 36 (4), 264-272, 2007

    ...木材チップ全体を液中に浸漬するよりも, その一部を空気に曝した場合の方が, また樹種としてはスギよりもサクラのチップを用いた場合の方が高い脱窒性能が得られた. 硝酸塩溶液 (NO<sub>3</sub><sup>-</sup> 20mg-N/<i>l</i> ) を滞留時間 (HRT) 20hrで供給した場合, ほぼ100%の脱窒率が少なくとも69日間持続した....

    DOI 参考文献5件

  • 糖尿病友の会による「さわやかウォーキング」を開催して

    大澄 清也, 田中 沙代子, 吉原 修, 小谷野 憲一, 西永 尚典, 本康 淳子, 藤沢 一乃, 萩里 由委子, 稲垣 美知子 東海北陸理学療法学術大会誌 23 (0), P029-P029, 2007

    ...その一環で平成19年5月12日に浜名湖ガーデンパークにて社会保険桜ヶ丘病院の糖尿病友の会(さくらの会)と合同で、さわやかウォーキングを開催した。運動療法の効果についての理解を深めることを目標に、血糖値を測定しながら実施し若干の知見を得たので報告する。...

    DOI

  • サクラの穿孔性害虫コスカシバの消長と合成フェロモンによる防除

    小野里, 光 研究報告 (11) 1-8, 2006-03

    ...サクラの穿孔性害虫であるコスカシバについて、被害が顕在化しているサクラ林において、合成フェロモンを利用した誘殺消長調査および防除試験を実施した。誘殺消長調査結果から、1.コスカシバの発生期間は、5月下旬から10月下旬の約5ヶ月間であった。2.コスカシバの発生数は9月上旬頃が最多で、7月から9月にかけて多く発生した。...

    日本農学文献記事索引

  • 古記録中のサクラの開花データによる京都の春季気温の気候復元

    青野 靖之, 数井 敬子 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 24-24, 2006

    ...そこで、定量的な精度をより高くすることを目的として、京都で書かれた古記録の史料調査をさらに行い、都市温暖化の影響についても留意しながら開花データと気温とを関係づけた上で、サクラの開花時期を大きく左右する3月平均気温の推移を推定した。2.史料調査 データの収集対象は主として古記録中に記載された、サクラの満開の状況や観桜会・花見などに関する記述のあった日付とした。...

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  • 被害者の視線に対する攻撃者の認知が攻撃行動に与える効果

    福原 省三 対人社会心理学研究 6 7-14, 2006

    ...攻撃に動機づけられない参加者が与えたショックは弱く、しかもサクラの視線の影響を受けなかった。攻撃に動機づけられた場合には、低視線及び視線回避の参加者は強いショックを与え、逆に高視線の参加者は弱いショックを与えた。重回帰分析の結果から、攻撃場面で長く見つめられた高視線の参加者はサクラの視線を緊張と受けとめ、そのために攻撃を抑制したと考えられた。...

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  • 日光街道サクラ並木の材質腐朽病害菌類相とその分布特性

    清水 淳子, 谷本 丈夫, 林 康夫, 福田 廣一 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P4019-P4019, 2004

    ...<BR>2.方法<BR>サクラ生立木から発生した木材腐朽菌を対象にサクラの個体別に調査を行った.野外観察は5/24_から_7/17,9/4_から_10/10,10/17_から_11/23の3回にわたり,調査項目は1.菌類相調査_丸1_種の同定_丸2_樹木個体内の発生位置,2.サクラの生育環境調査_丸1_サクラの根の露出・傷,枝・幹の車両衝突傷,剪定の後も残された枝(残枝),コスカシバ傷害についてその...

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  • 茨城県つくば市のサクラ並木におけるナラタケモドキのジェネット配置

    長谷川 絵里 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P4015-P4015, 2004

    ...サクラの衰弱・枯死に伴い発生するナラタケモドキの感染方法を解明するため,つくば市内の3つのサクラ並木において子実体および菌糸膜を採取し,分離菌株の対峙培養を行い,ジェネットの分布を調べた。その結果,3調査地において,それぞれ5,8,6のジェネットが識別された。並木上に連続して発生する子実体群は同一のジェネットと識別され,無性的な感染方法によるものと考えられた。...

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  • ‘カワヅザクラ'の実生と思われるサクラの特性

    末松, 信彦, 水戸, 喜平 静岡県農業試験場研究報告 = Bulletin of Shizuoka Agricultural Experiment Station (48) 47-56, 2003-12

    賀茂郡河津町に原木のある‘カワヅザクラ’の実生個体について特性を明らかにした。1.‘カワヅザクラ’の実生と思われるサクラは、南伊豆地域で23個体が明らかになった。2.実生個体の花色は、‘カワヅザクラ’と同程度のもの、濃いもの、薄いものが、それぞれ39%、39%、22%であった。3.開花時期は、‘カワヅザクラ’より20日程度早いものがみられた。また、‘カワヅザクラ’同様に開花時期の長いものがみられ…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件

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