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検索結果 17,099 件

  • 実機道路情報板の加速度計測による疲労寿命評価手法

    岩崎 篤, 武重 拓真, 山岸 貴俊, 中野 主久, 中村 洋幸, 山本 浩司 安全工学 63 (2), 82-89, 2024-04-15

    ...これら施設は様々な状態監視のため , 様々なセンサの活用が検討されており , 本 研究では , その一環として加速度から疲労損傷発生懸念部位のひずみおよび累積損傷度を予測する手法を 提案し , 実機構造での長期計測から提案手法の有効性の検証を行う ....

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  • 拡張下負荷面モデルの改良型負荷判定法: 非比例繰返し負荷への適用性検証

    羅 家驊, 井口 拓哉, 福田 達也, 山川 優樹 日本計算工学会論文集 2024 (0), 20240005-20240005, 2024-04-03

    ...<p>拡張下負荷面モデルは繰返し負荷を受ける材料の塑性挙動を精緻に表現できる非古典塑性理論に基づく弾塑性モデルである.古典塑性理論では,降伏面の内部領域を純粋弾性域と仮定している.これに対し,拡張下負荷面モデルでは降伏面の内部に現応力に追従する下負荷面を導入することにより,降伏面の内部でも塑性ひずみの発生を表現できるモデルとなっている.このモデルでは,降伏状態からの除荷過程では下負荷面が縮小して最終的...

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  • ディスクリ微分係数拘束型アダプティブモノパルス(DE-CAM)による干渉波存在下における目標の到来方向推定

    福島 浩文, 高橋 龍平 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (4), 276-285, 2024-04-01

    ...妨害波等の大電力な干渉波の存在下では,その方向を誤測角してしまう場合がある.そこで本論文では,モノパルス測角時の Σ 及び Δ ビームに干渉波抑圧のためのアダプティブウェイトを適用させることで,干渉波存在下でも精度劣化の小さい到来方向推定手法(DE-CAM法)を提案する.DE-CAM法は Σ 及び Δ ビームパターンのそれぞれが干渉波方向にヌルを形成するとともに,ヌル形成後においてもディスクリカーブにひずみが...

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  • 整合終端を用いないマイクロストリップ線路用非接触PIM測定系の原理的検討

    室伏 竜之介, 久我 宣裕, 花山 英治 J107-C (4), 107-115, 2024-04-01

    ...一般的に行われる整合環境下での受動相互変調ひずみ(PIM)測定法である整合法(終端法)に対して,低PIM整合終端を用いない無終端法での測定が測定の高感度化及び,測定系の小型化に有効である.本論文では,所望の伝送線路モードで励振された動作状態のDUTのPIMを無終端法で評価するため,平衡非接触PIM測定系を提案し,その有効性を示している.更に,集中及び,分布PIM源を有するDUTについて,調和平衡シミュレーション...

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  • ビジュアルマイクロホンにおける光量環境が音波抽出に与える影響

    関根 海渡, 大野 圭哉, 立蔵 洋介 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 212-220, 2024-04-01

    ...復元するが,従来の抽出手法では物体振動のエッジを捉えやすくするために,撮影時に投光器を用いて強い光を照射していた.そこで,本論文では投光器を使用しない一般的な照度環境での音波抽出を可能とするために,画像の明暗に影響を与える露光時間とISO感度に着目し,これらの値を変更することで音波抽出にどのような影響を与えるのかを調査した.その結果,露光時間を長く,ISO感度を高く設定することで,振動による画像のひずみが...

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  • 野球投球におけるボールリリース時の爪ひずみとボールの回転

    齋藤 健治 名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇 12 (2), 29-37, 2024-03-31

    ...対象とした3人の爪ひずみから,人差し指でリリースするタイプ,両指を均等に,かつ両指の互いに向き合う部位を使うタイプ,両指を均等ではあるがともに同じ側を使うタイプが見られた。投球パラメータと爪ひずみの間の相関にも個人差があり,スピードと回転数の両方に,概ね回転数に,あるいは概ねスピードに相関がある例が認められた。また,縦変化量,回転軸の角度との間に相関が認められる例があった。...

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  • ヒト胎児の胎動計測方法に関する文献レビュー

    根本 清香, 川野 晃裕, 儀間 裕貴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 145-145, 2024-03-31

    ...胎動の計測には、超音波 (28件)、加速度計 (11件)、 phonograph (4件)、心電図 (4件)、心磁図 (4件)、陣痛計 (3件)、ひずみゲージ (2件)、圧電結晶 (2件)、サーモグラフィー (1件) などが使用されていた。...

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  • デジタル画像相関法を用いた吸水過程におけるコンクリート中モルタルのひずみ変化とその分布

    小川 啓悟, 橋本 千宙, 五十嵐 豪, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 222-230, 2024-03-29

    ...変形量から主ひずみ分布の経時変化を得ることで、セメントペースト部での乾燥収縮及び液水浸透を原因とする膨潤を示す変形を可視化した。セメント系材料への液水浸透を示す吸水量及び浸透深さと時間平方根との間での線形関係の逸脱を確認し、コンクリートの骨材スケールでの分析においても、セメントペーストの吸水膨張が水分移動の特異性を生じさせることを間接的に示した。</p>...

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  • 機械学習を援用した骨材化モデル粘度式による高流動コンクリートのレオロジー定数予測に関する基礎的研究

    東舟道 裕亮, 山田 義智, 平野 修也 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 394-402, 2024-03-29

    ...なお、骨材化モデル粘度式の未知数となる骨材化係数αは、コンクリートの使用材料の各物性値や調合、モルタルのレオロジー定数およびモルタルのせん断ひずみ速度などを説明変数として機械学習により求めた。その結果、骨材化係数αは非常に高い精度で予測でき、骨材化モデル粘度式によるコンクリートのレオロジー定数についても高い精度で予測することができた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 分子動力学法による結晶状態と非晶質状態の11Åトバモライトの局所力学特性

    金舛 育実, 大村 訓史, 竹田 宣典 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 9-16, 2024-03-29

    ...本研究では、分子動力学法を用いて、11Åトバモライトの単結晶と非晶質状態での応力-ひずみ関係を詳細に調べた。その結果、11Åトバモライトは引張方向によって異なる変形機構を持ち、強度も異なることが明らかとなった。また、圧縮変形に関しても、引張変形と同様に圧縮方向によって異なる変形機構を持つことが分かった。...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 弾性限度内外の圧縮応力の継続付与を受けたモルタルの塩分浸透特性

    齊藤 準平 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 360-368, 2024-03-29

    ...<p>弾性限度内外の圧縮応力を継続付与したモルタルの塩分浸透特性を調べるために、応力強度比(σ<sub>c</sub>/f’<sub>c</sub>)=0、0.15、0.35、0.50、0.60の圧縮応力を継続付与したモルタル供試体に対し、見掛けの拡散係数の算出、残留ひずみの計測、内部空隙状況の把握を行った。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 線形回帰モデルによる斜面表層ひずみデータを用いた異常検知

    中根 良太, 平岡 伸隆, 吉川 直孝, 伊藤 和也 地盤工学ジャーナル 19 (1), 127-141, 2024-03-01

    ...そこで,本研究では遠心場斜面崩壊実験により計測された斜面表層ひずみ時系列データを用いて,線形回帰モデルによりデータを予測し,予測値と計測値の残差から斜面の異常を検知する手法について検証した。その結果,設置した表層ひずみ計から斜面崩壊前に異常が検知できることが確認された。...

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  • 時空間交互最適化による高速感度算定に基づく非均質なコンクリート供試体の応力ひずみ曲線逆推定法

    松倉 敏寛 日本計算工学会論文集 2024 (0), 20240004-20240004, 2024-02-27

    ...<p>コンクリートは非均質であるため,直接引張試験時に曲げモーメントやせん断ひずみが発生し,応力ひずみ曲線の推定精度が悪くなる.そこで弾塑性有限要素法で引張試験をモデル化し,試験時の観測データに解析変数を同化させることで,供試体位置ごとに個別に応力ひずみ曲線を推定する手法を開発した.非線形問題のデータ同化において感度算定時に,計算負荷が高くなる.そこで有限要素法の計算グラフを時間と空間方向に分けて各方向...

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  • Foot wear 装着下での足部運動解析手法の確立

    工藤 慎太郎, 山口 功, 堤 真大 デサントスポーツ科学 45 (0), 66-72, 2024-02-22

    ...<p>靴の中での距舟関節の運動はスポーツ障害の発生機序の解明に重要であるが,通常の靴の強度を保った状態での解析手法がない.そこで靴を装着下で計測可能な伸縮性ひずみセンサー (STR) を用いて,距舟関節の運動解析を試みた.健常成人男性14名14足を対象に,X線による距舟関節被覆角 (TNCA) を坐位と立位で計測し,同様の姿勢でSTRを用いてアーチに加わるひずみをアーチストレイン (AS) として計測...

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  • ピエゾ抵抗式半導体圧力センサ開発の道のり

    杉山 進 電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌) 144 (2), 25-29, 2024-02-01

    <p>Road to development of the piezoresistive semiconductor pressure sensor is verified retroactively. There was a sixty year's history of the past. In this paper, it is explored the path of …

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  • 建物の日陰の移動がレール中立温度に及ぼす影響

    高木 柚子, 阿部 和久, 紅露 一寛 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    ...<p>太陽の日周運動に伴う建物の日陰の移動が,ロングレールの中立温度 (レール軸ひずみ) の分布特性に及ぼす影響について検討した.まず,軌道のふく進に対し剛塑性と線形弾性の 2 つの簡易モデルを適用し,日陰移動に対する定常解を導出し,中立温度の基本的挙動について調べた.さらに,レール温度解析と軌道ふく進解析とを組み合わせた数値解法を用い,道床縦抵抗力の非弾性履歴特性やレールの熱方程式における非線形項...

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  • 二段階加熱による卵白ゲルの物性制御

    滝沢 陸, 小山 翔大, 辻井 良政, 半田 明弘 日本食品科学工学会誌 advpub (0), 2024

    ...<p>本研究では,予備加熱に続く本加熱を利用した二段階加熱法による卵白の加熱ゲル物性制御について検討した.66 ℃での予備加熱により調製した二段階加熱ゲルにおいて対照と比較して破断荷重および破断ひずみが大きく繊維状の微細構造が認められた.一方,74 ℃での予備加熱により調製した二段階加熱ゲルにおいて対照と比較して破断荷重および破断ひずみが小さく,空隙が多い不均質な微細構造が認められた.74 ℃での予備加熱...

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  • 混和材料添加ポリマーセメントモルタルの気中曝露硬化によるひずみ挙動と一軸圧縮特性

    山本 清仁, 金山 素平, 後藤 一稀, 倉島 栄一, 佐藤 勇樹, 鈴木 健史, 高橋 範明 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 154-161, 2024

    ...<p> ポリマーセメントモルタル(PCM)における気中硬化時のひずみ挙動と硬化後の一軸圧縮特性について調べた.膨張材と収縮低減剤の添加量を変えた供試体を作製し,気中曝露における硬化時のひずみを計測した.また,硬化時のひずみ計測を行った供試体を一軸圧縮し,荷重とひずみを計測した.その結果より,膨張材と収縮低減剤の両方を添加した供試体について,収縮低減剤が空隙水の毛管力を低減させる効果により材齢5日程度...

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  • 大規模数値計算を用いたガス導管の耐震性評価手法の提案

    穴太 聖哉, 三津谷 維基, 小林 実央, 末冨 岩雄, 藤田 航平, 市村 強, 堀 宗朗 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    ...大地震の都度その妥当性が確認されている実績のある手法ではあるが,地域の断層や地盤情報,地震に関する最新知見などを考慮することができず,高度化の余地がある.本論では,いわゆるガス導管の耐震性評価における性能規定化を目指し,その具体的な手法を提案する.提案手法は,従来はその計算量の大きさから不可能であった,地盤の三次元非線形有限要素解析及び配管系解析を用いることで,時間領域で想定地震動に対して精緻に管ひずみを...

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  • 三軸圧縮試験におけるひずみ速度と背圧が薬液改良土の強度・変形特性に及ぼす影響

    佐々木 隆光, 末政 直晃, 伊藤 和也, 島田 俊介 土木学会論文集 80 (4), n/a-, 2024

    ...<p> 本研究は,非アルカリ系溶液型注入材による改良土の三軸圧縮試験において,ひずみ速度と背圧が強度および変形特性に与える影響を把握することを目的とし,排水・非排水条件にて試験を実施した.その結果,三軸圧縮試験では一軸圧縮試験における破壊ひずみ付近にて降伏点が見られ,その後ひずみ硬化挙動を示した.この降伏点は排水条件に関わらず,ひずみ速度が高いものほど大きくなるが,最大軸差応力はひずみ速度が低いものほど...

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  • 橋梁の維持管理システムを考慮した有限要素解析による力学モデル作成に関する一考察

    白旗 弘実, 田井 政行, 河合 孝純, 青木 工, 原 廣敬, 髙木 千太郎 AI・データサイエンス論文集 5 (1), 142-150, 2024

    ...モニタリングも統合したマネジメントシステム構築のために,力学的応答を再現し,劣化進行などをシミュレートできるデジタルツイン作成に取り組んでいる.供用している橋を選定し,有限要素解析モデルを作成した.現場載荷試験を行い,解析値と実測値を比較し,実挙動に近くなるように改良を加えた.その結果,主たる構造部材だけではなく附属物のモデル化が重要であることが示された.現場載荷車両でなくても大型車の通行時で予想されるひずみ...

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  • LPWAを用いた疲労き裂検知モニタリング手法の開発

    松本 直樹, 石川 敏之, 公門 和樹, 上田 尚史 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 62-71, 2024

    ...手法を提案した.そして,製作した無線ひずみ計測機器を用いて,疲労試験にて疲労き裂の発生・進展をモニタリングした.その結果,製作した無線ひずみ計測機器で,荷重が作用していないひずみを経時的に計測することにより,疲労き裂の発生・進展がモニタリングできることを明らかにした.また,製作した無線ひずみ計測機器を用いて,電源が確保できない場所での長期間のモニタリングが可能であった....

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  • 面内および面外荷重を受けるひし形金網の力学的相似性に関する検討

    手嶋 良祐, 別府 万寿博, 市野 宏嘉 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    ...<p>落石対策構造物を構成するエネルギー吸収部材であるひし形金網は,製造時に塑性加工されるため部分的なひずみ硬化が生じるとともに,変形特性に関して異方性を示すことが知られている.将来,落石対策構造物の縮小模型実験を行うためには,このような特徴を有するひし形金網の力学的相似性を確認する必要がある.本研究は,基礎的な段階として,ひし形金網の基準寸法(実規模)および縮小模型試験体を作製して,ひし形金網の面内...

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  • 弾塑性複合材料の代理均質化モデルを用いた非周期性を許容するマルチスケール解析

    中村 明莉, 山中 耀介, 新宅 勇一, 平山 紀夫, 森口 周二, 寺田 賢二郎 日本計算工学会論文集 2023 (0), 20230008-20230008, 2023-12-08

    ...モデルを用いてマクロ構造の解析を行ったあと,任意のマクロひずみ履歴を用いて局所化解析を実施する.これらの計算プロセスを通して,提案手法の性能を検証する.さらに,円盤型と矩形のRVEモデルを用いてマルチスケール解析を実施することで,提案手法が任意の形状のRVEモデルに適用可能であることを例示する....

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  • 半導体技術により高性能・高信頼化したひずみ計測技術の進化

    太田 裕之 電気学会誌 143 (11), 714-717, 2023-11-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>ひずみは,物体に力が作用した時の,元の長さに対する変形量の割合として定義され,物体の即時破断や疲労現象などを支配する重要な物理量である。よって,材料力学の発展に伴い,強度設計におけるクライテリアとして重要視されてきたが,変形量が非常に微小であるために,当時は</p>...

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  • 砂質土の大ひずみ液状化特性を考慮した有効応力解析の適用性に関する研究

    藤井 紀之, 清田 隆, 上田 恭平, 栗間 淳 生産研究 75 (4), 287-291, 2023-11-01

    ...<p>累積損傷エネルギー<i>ΣΔW</i>/σ’<sub>c </sub>と載荷段階ごとの内部摩擦角φをピーク内部摩擦角φ<sub>f </sub>で除したφ/φ<sub>f </sub>の関係に着目して,液状化時の大ひずみ領域の挙動を分析した.その結果,<i>ΣΔW</i>/σ’<sub>c </sub>がピークを示した後にφ/φ<sub>f </sub>が低下する傾向を示し,その傾向は相対密度...

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  • 市販のアルミニウム合金の引張その場X線 CT による局所ひずみ評価

    福田 一徳, 後藤 和宏, 藤井 景子, 中村 勇, 野口 真一 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (5), 372-381, 2023-10-31

    ...粒径分布および粒子追跡解析を行うことで、引張により試験片内部に発生する空孔の体積が破断へ向けて急激に大きくなることや、試験片がくびれる位置付近ではバルクひずみよりも大きな局所ひずみが観測された。...

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  • 表面沈下量を用いた補強土壁の地震による損傷度評価

    TANDUKAR Kabish, 岡嵜 進也, 津野 佑介, 桑野 二郎 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 69-76, 2023-10-26

    ...沈下量とともに、補強土壁壁面パネルの傾斜や裏込め部の最大せん断ひずみについても検討を行った。大きな沈下は、決まって補強領域ブロックの背面で生じた。裏込め部の沈下特性を表すパラメータとしては、特定個所の最大沈下量よりも補強土壁全体の変形と関連する沈下面積の方が、補強土壁の損傷度をより適切に表すことが示された。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 土との相互作用を考慮したジオテキスタイルの土中引抜特性の評価

    カメリ チャラン, 渡邉 健治 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 156-163, 2023-10-20

    近年,特に日本の鉄道分野においてGRS橋台やGRS一体橋梁等,橋桁を直接支持するジオシンセティックス補強土構造物が多く適用されている.このように作用外力が大きく,許容変位量が小さい構造物に対しては,強度だけでなく剛性も高いジオシンセティックスを適用することが重要となる.しかしながら,土中に敷設されたジオシンセティックスの引抜剛性(土中引抜剛性,J)を設計で直接考慮することは一部を除いて一般的では…

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  • 破砕コンクリートへのジオグリッド補強土技術の適用に関する考察

    平川 大貴 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 77-82, 2023-10-14

    ...破砕コンクリートの(再生)盛土材としての幅広い活用を目指して,ジオグリッド補強土技術の適合性を調べた.平面ひずみ圧縮試験等の種々の室内試験を実施して検討した結果,破砕コンクリートは補強土技術との親和性が高いことを確認した.天然の砂礫材と同様に,破砕コンクリートにおいても締固め度Dc値に基づく品質管理方法を適用できる.しかしながら,道路盛土で一般的に設定されるDc=90%(1.0Ec)の締固め状態は破砕...

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  • バランス断面法の概念を有限要素解析に導入した新しい斜面変動シミュレーション(BaFEM)

    瀬﨑 章太郎, 若井 明彦, 岡安 祥克, 稲垣 秀輝, 小坂 英輝 応用地質 64 (4), 172-182, 2023-10-10

    ...BaFEM)を開発した.バランス断面法では,地層同士のずれや剥離を伴う大変形が発生する.このため,従来の有限要素法ではバランス断面法を表現することは難しい.本研究では,既往の有限要素法を改良し,要素同士が一定の距離から離れることで削除,生成が繰り返される接触要素を導入する手法が考案される.これにより,ずれや剥離が発生する座屈やトップリング等の複雑な斜面重力変形の表現が可能になり,大変形時の斜面内部の応力・ひずみが...

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  • RtMRIからの調音-音響変換における転置畳み込みニューラルネットワークの利用

    丹治 涼, 大村 英史, 澤田 隼, 桂田 浩一 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (10), 470-479, 2023-10-01

    ...提案してきた.標準的な畳み込みニューラルネットワークが畳み込みによって主に画像の近隣情報を圧縮するのに対して,転置畳み込みネットワークではこの逆の操作を行うことにより,画像の解像度を向上させる.この超解像処理をrtMRIデータの時間方向に適用することによって,rtMRIデータの時間解像度を向上させている.本論文ではこの手法の有効性をより詳細に分析するため,音素バランス文をもちいて,メルケプストラムひずみと...

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  • モード同期中赤外レーザーの繰返周波数制御に関する研究

    松隈 啓, 長岡 将史, 廣瀬 久志, 佐藤 遼, 高 偉 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 539-539, 2023-08-31

    ...<p>モード同期レーザーの周波数制御は,例えば光周波数コムの実現やひずみ計測に必要とされる.これまでファイバーベースモード同期レーザーの繰返周波数制御は,ファイバーに直接圧電素子を取り付けるなどして行われてきた.この方法は,ファイバーが脆弱な場合には適用ができない.近年ホットになりつつある中赤外レーザーは脆弱なフッ化物ファイバーを用いて構成されるため,従来法とは異なる繰返周波数制御手法が必要となる....

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  • 無効電力補償PWM電流形コンバータの波形改善

    松野 俊介, 柴戸 洋次郎, 根葉 保彦 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 9-9, 2023-08-31

    ...しかしながら,実際のスイッチングデバイスは,ターンオン・ターンオフの遅れを有し,コンバータのPWM動作に理論との差を生じるため,直流電流が変動して波形ひずみを引き起こす。本稿では,デバイスのスイッチング時間を補正して波形改善を行ったので,実験結果を報告する。</p>...

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  • ギヤスカイビング加工の切削力測定に関する研究

    荒木 勇磨, 大島 史洋 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 136-137, 2023-08-31

    ...<p>本研究では,ギヤスカイビング加工時のカッタに生じる切削力を測定することを目的としている.ひずみゲージを用いてカッタ軸に3種類のブリッジ回路を組み付けることで,曲げと軸力の関係から主分力と背分力,およびトルクを算出し,円筒型カッタと円すい型カッタの切削力について比較した.その結果,カッタの形状の違いにより切削力が変化し,円すいカッタに生じる切削力が小さいことが分かった.</p>...

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  • エレクトロスピニングによる配向性を持つ圧電高分子ナノファイバーを用いたセンサ素子の評価に関する研究

    堀江 柊司, 安田 項阿, 松井 翔馬, 神田 岳文, 山口 大介, 脇元 修一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 377-378, 2023-08-31

    ...<p>ソフトアクチュエータの制御や生体信号の計測などに使用される柔軟なセンサが求められている.エレクトロスピニングによって圧電高分子P(VDF/TrFE)のナノファイバー不織布状センサ素子の作製が可能であり,本研究ではエレクトロスピニングによって製作したセンサ素子の圧電定数を測定した.また,センサ素子の伸縮性能に異方性を持たせるためにナノファイバーに配向性を付与し,応力ひずみ線図を用いて伸縮性を評価...

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  • マイクロV曲げ加工における金属薄板の塑性変形挙動のその場観察

    東渕 裕侑, 杉原 達哉, 榎本 俊之 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 461-462, 2023-08-31

    ...<p>銅合金薄板のマイクロV曲げ加工においては,曲げ部表面におけるき裂発生や面性状の悪化が問題となっているが,これらの発生過程や発生要因については,依然として不明な点が多い.そこで本研究では,薄板曲げ加工中の材料変形挙動のその場観察手法を構築し,変形挙動を定量化する方法を提案した.そして,材料表面に生じるひずみの変化を定量化することで,曲げ部表面における破断進展のメカニズムについて議論した....

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  • IPMSMの発電機駆動によるインダクタンス測定

    山下 帝臣, 篠原 篤志, 山本 吉朗 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 101-102, 2023-08-31

    ...しかし,従来の測定法では,インバータのキャリア高調波やデッドタイムによる出力電圧誤差・電流ひずみ等の非線形要素があるため,インダクタンスの正確な測定が困難であった。そこで本論文では,これらの問題を回避するため,測定対象のIPMSMを発電機として駆動することによるインダクタンス測定法を提案し,その有効性を実験結果により示す。</p>...

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  • 曲げ応力下におけるFe-Ni系多層薄帯の磁気特性の計算機解析

    中島 駿輔, 廣瀬 亮太, 柳井 武志, 中野 正基, 山下 昂洋, 福永 博俊 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 12-12, 2023-08-31

    ...この要望に対して本研究室では磁気ひずみの符号の異なる2層の薄帯をめっき法により作製し,曲げ応力を加えることで高周波特性が改善できる可能性を最近示した。本稿では,マイクロマグネティックス理論をベースとした曲げ応力下が加わった状態における磁気特性解析手法の確立に関する基礎検討を行い,実験の現象理解を目的としたFe-Ni系多層薄帯の磁気特性解析を行ったのでその結果を報告する。</p>...

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  • 回転工具用切削力測定システムの開発及びドリル損耗状態検出に関する研究

    河合 拓音, 酒井 克彦, 静 弘生, 宮嶋 健太郎, 麻生 学, 石塚 義和, 渡辺 正志, 深川 克敏, 川畑 光弘 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 138-139, 2023-08-31

    ...<p>この論文では,回転工具用切削力測定システムの開発について述べる.研究では半導体ひずみセンサにより測定した切削力・トルクの通信と無線給電ができるツールホルダを作製し,これを用いた穴加工実験を実施した.その結果,従来の主軸動力の測定では検出できない微細なチッピングや工具の欠損,摩耗の検出が可能であることがわかった.また,本システムは工具径4mmまでの小径ドリルにおいて工具損傷の検出ができることがわかった...

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  • マシニングセンタで抽出した竹繊維100%自己接着ベベルギヤの駆動特性の考察

    中谷 総一郎, 廣垣 俊樹, 青山 栄一, 中川 正夫, 野辺 弘道 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 398-399, 2023-08-31

    ...<p>近年用途拡大されているプラスチック歯車の軽量,低騒音という利点を活かし,かつ剛性が低く,許容伝達トルクも低い短所を克服する歯車の開発が必要とされる.また環境問題に対応すべく,天然資源による持続再生産可能な材料の開発が進められている.竹は比剛性が高くその応用が期待される.そこで本研究では竹繊維100%の自己接着歯車の実用化を最終目標としている.歯元ひずみ,負荷トルクを計測し駆動状態を評価した....

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  • 内視鏡手術における触診力測定のためのひずみゲージ式スコープ用センサー

    田代 快晟, 初澤 毅 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 760-761, 2023-08-31

    ...そこで触診時の組織の硬さによって器具に生じるひずみを計測することにより触診力を測定するひずみゲージ式スコープ用センサーを作製した。本研究では構成部品の寸法パラメータ、先端形状について検討し、ファントム組織を用いた動的触診実験により触診力の定量的な評価を行った。</p>...

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  • 非接触PIM測定における高強度IM源の物理的構造の影響評価

    肖 琨, 室伏 竜之介, 久我 宣裕 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (7), 398-399, 2023-07-01

    アンテナの非接触PIM評価において,調和平衡法とFDTD法を組み合わせたシミュレーションを用いて,非接触PIM測定で用いる高強度IM源の物理的構造が結合量及び,PIMに与える影響を示している.

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  • 粒度分布が異なる砂質土の液状化特性に与える締固め層厚の影響

    佐々木 朋子, 川村 志麻, 松村 聡, 古関 潤一 地盤工学ジャーナル 18 (2), 109-121, 2023-06-01

    ...検討に当たっては,X 線CTを用いた画像解析によって供試体内の密度分布を,PIV を用いた画像解析によって繰返し載荷中の軸方向ひずみの分布を計測し,液状化特性との関連を調べた。それらの結果から,締固め層厚の違いは,粒径幅の広い土試料であっても供試体作製時の密度分布に変化をもたらし,液状化特性に影響を及ぼすことが明らかにされた。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • デジタルコヒーレントLiDAR

    土田 英実 J106-C (6), 216-223, 2023-06-01

    ...FMCW (Frequency-Modulated Continuous Wave) LiDARにおける種々の劣化要因を,信号処理により補償するデジタルコヒーレント方式を紹介する.光源として半導体レーザを用いる場合,非線形チャープによる精度劣化と,コヒーレンスによる距離制限が実用化を阻害する要因となっている.これらの課題を克服するため,非線形チャープを定量的に評価する周波数変調測定技術,ひずみを受けた...

    DOI

  • 木材切削時に発生するひずみの画像相関法による測定

    松田 陽介 木材学会誌 69 (2), 61-65, 2023-04-25

    ...<p>木材切削では,切削工具によって加えられた切削力に対抗して刃先の周辺に応力とひずみが発生し,これが木材の強度に対応するいき値を超えると木材に割れが入り,切屑が分離する。したがって,ひずみの発生を制御しないと切屑の分離が制御できず,逆目ぼれや毛羽立ちなどの加工欠点が生じる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 低熱ポルトランドセメント硬化体の乾燥収縮性状に関する考察

    瀬川 実暉, Aili Abudushalamu, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 153-161, 2023-03-31

    ...この勾配変化から、低湿度域では可逆的なひずみ、高湿度域では可逆的なものに加えて非回復性のひずみが生じたと推測された。Lの不可逆的なひずみはNより大きく、これは単位体積あたりのC-S-H量が多いことや窒素吸着量、水酸化カルシウム量の差からゲル空隙が少なく、C-S-Hが作る構造体に層間空隙が多く、より均質な状態であると推察でき、容易に乾燥後の層間が架橋しやすいためと考えられた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • セメント系材料の載荷に伴う発電現象に対する遷移帯の影響

    福山 智子, 金 侖美, 生野 孝 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 229-237, 2023-03-31

    ...<p>圧電材料における載荷に伴う発電現象(電位変動)については弾性ひずみとの相関が知られており、セメント系材料においても圧電効果として報告されている。しかし、弾塑性体であるセメント系材料では、系全体では弾性であっても局所的には塑性化している場合や、載荷初期から遷移帯ひび割れが生じている場合があり、電位変動に影響すると考えられる。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • ひずみ加工したJIS 4種チタンの機械的性質

    臼井 龍一, 関矢 泰樹, 河野 恭範, 岩田 雅裕, 笹生 宗賢, 小笹 友生奈, 野村 聖一, 伊藤 充雄 日本口腔インプラント学会誌 36 (1), 43-49, 2023-03-31

    ...<p>目的:本研究は,JIS 4種チタンを強ひずみ加工法により微細結晶粒に改良した材料の機械的性質およびチタンの溶出量についてJIS 4種チタンとの比較を行うことを目的とした....

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  • コーンビーム投影による三次元内視鏡のキャリブレーション

    髙橋 優太, 中沢 優斗, 東口 武史, 若山 俊隆 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 404-404, 2023-03-01

    ...<p>筆者らは,光ファイバーのスキュー反射を用いたコーンビーム投影から三次元形状計測できる内視鏡を提案し,外耳道および耳介の三次元マッピングを行ってきた.しかし,内視鏡の内にあるロッドレンズ系による収差から計測精度に課題があった.本研究は,距離に対するコーンビームの変化とレンズのひずみを調査し,誤差の低減を行なった.距離に対するコーンビームの変化をn次関数でフィッティングさせて関数化した結果を示す....

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  • 多点同時計測可能なカンチレバー式変位計デバイス

    加倉 誠勝, 小濱 大輝, 田丸 雄摩, 清水 浩貴 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 436-437, 2023-03-01

    ...<p>一本のカンチレバーに2ないし3の探針と,探針数以上のひずみ検出部を設けることで多点変位の同時計測が可能なカンチレバー式変位計を提案する.この変位計は多点法形状計測に応用できる一方,変位とひずみの関係が複雑になる問題がある.そこで有限要素法によるひずみ解析の結果に機械学習の回帰の手法を適用してひずみと変位の変換モデルの作成を行い,変位の測定が行えることを確認した.</p>...

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  • 鋸歯状切りくず生成機構の解析による鋳鉄の延性破壊特性の推定

    野口 優希, 篠塚 淳 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 211-212, 2023-03-01

    ...<p>切りくずは過酷な変形を受けて生成するから切りくず断面の金属組織の変形状態を分析することで,その材料の破壊特性を推定できそうである.そこで,金属素地に黒鉛が晶出している鋳鉄を被削材とし,切削速度0.002 m/sから120 m/sの広範囲な切削速度で生成した切りくず内の黒鉛の切削前後の変形状態を分析して鋳鉄の広範囲なひずみ速度領域に対する破壊特性を推定し,球状黒鉛鋳鉄とねずみ鋳鉄の破壊特性の相違...

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  • X線ミラー用Ni-Pめっき金型の超精密切削

    樋口 峻, 鈴木 浩文, 粟木 久光, 森田 晋也, ブカン アントニー, 中川 恒弘 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 239-239, 2023-03-01

    ...そこで,本研究では工具摩耗を抑えるため,単結晶ダイヤモンドの内部ひずみの大小による単結晶ダイヤモンドバイトの工具摩耗について調査した。</p>...

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  • 回転タイヤのトレッドブロックひずみ・加速度・音圧の計測

    松原 真己, 石井 航平, 河村 庄造 自動車技術会論文集 54 (1), 123-128, 2023

    ...タイヤの表面の直接路面と接触する部分はトレッド部と呼ばれ,タイヤの性能を評価する際に重要な役割を持つ.そこで本研究は,トレッドブロックが接地面内に侵入・離脱した際のひずみ分布・加速度・サブ溝音圧の同時計測を行い,放射音とトレッドブロック変形の関係性について検討した....

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  • NURBS 基底関数を用いた曲線ベルヌーイ・オイラーはり要素の構築

    唐澤 奈央子, 長谷部 寛 土木学会論文集 79 (15), n/a-, 2023

    ...<p>従来の有限要素解析における直線ベルヌーイ・オイラーはり要素を用いて曲線部材を要素分割すると,形状関数には 3 次のエルミート多項式を用いるものの,形状は折れ線近似で表現することになり形状誤差が生じる.そこで本研究はアイソジオメトリック解析の考えに基づいて,CAD の形状表現に用いられる NURBS 関数を形状と未知変数の基底関数として用いるはり要素を検討した.さらに,曲線部材のひずみの定義を用...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 間隙水への空気封入を考慮した不飽和繰返しせん断試験の数値シミュレーション

    松丸 貴樹, 海野 寿康 土木学会論文集 79 (15), n/a-, 2023

    ...繰返しせん断挙動に及ぼす影響を数値解析的に検討した.まず,土の示相図において封入空気の存在を考慮し,保存則や構成則をもとに不飽和繰返し三軸試験の支配方程式において封入空気を取り込んだ定式化を行った.次に,不飽和繰返し三軸試験を模擬した解析において,封入空気と連続空気の質量交換や,初期からの封入空気の存在を考慮した解析を行ったところ,間隙水圧・空気圧の上昇やサクションの低下挙動が変化する一方で,応力~ひずみ...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • アルミニウム合金溶接時のHAZ液化割れ解析

    前田 新太郎, 手銭 永遠, 幅田 真史, 森 裕章, 生島 一樹, 柴原 正和 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 126-127, 2023

    アルミニウム合金は高温割れ感受性が高く,溶接時の高温割れ発生が懸念されることから,その発生メカニズムの解明や防止法の検討を行うことは重要である.本研究では,FEM熱弾塑性解析を用いた高温割れ解析を用いて,アルミニウム溶接時における溶接諸条件や部材形状などの力学的因子が,HAZ液化割れの発生に及ぼす影響について検討する.

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  • 原子炉圧力容器の監視試験再生におけるインサート材条件の緩和に向けた検討

    陣内 健晋, 金子 大夏, 岡野 成威, 望月 正人 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 114-115, 2023

    ...原子炉圧力容器の監視試験片再生時に生じる溶接欠陥がシャルピー衝撃試験に及ぼす影響を評価するために,メルトランによって再生溶接部を模擬した試験片を用いてシャルピー衝撃試験を行った.溶接部には位置・形状・寸法を変化させた種々の人工欠陥を導入した.さらに,数値解析を用いて欠陥が存在することによる試験片のひずみ挙動の変化を把握した.その結果,監視試験において溶接欠陥を許容できる場合があることが示唆された....

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  • 耐候性鋼材を用いた鋼床版溶接時の終端割れに関する力学的検討

    手銭 永遠, 前田 新太郎, 幅田 真史, 生島 一樹, 永木 勇人, 柴原 正和 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 128-129, 2023

    橋梁などの大型構造物には耐候性鋼材が使用されることがあり、そこでは高能率で溶接可能なサブマージアーク溶接が多く用いられている.しかしながら,施工時には溶接終端部に割れが発生する場合がある.本研究では,理想化陽解法FEMを用いて熱弾塑性解析を行い,耐候性鋼材溶接時の諸条件が終端割れに及ぼす影響について検討を行った.

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  • UHPFRCの曲げひび割れ特性と自己治癒剤による防水効果に関する基礎的研究

    入矢 桂史郎, 藤井 秀夫, 古谷野 拡 コンクリート工学論文集 34 (0), 71-82, 2023

    ...曲げ応力作用時のひび割れ特性,特にひび割れ後のひずみ硬化域でのひび割れ拘束能力に着目して,静的曲げ試験,曲げ疲労試験,防水試験を実施した。鋼繊維を容積比3%混入することで,顕著なひずみ硬化挙動がみられ,静的曲げ試験ではひずみレベルで1000μ程度までひび割れが視認できなかった。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 津波防波壁における鉄筋およびH形鋼を用いた定着構造に関する実験的研究

    田中 智宏, 池野 勝哉, 宗田 昇大, 志水 克成, 磯田 隆行, 佐々木 慎, 中野 正之, 伊野 同 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...した影響を調べるため,鉄筋の引抜き実験を行った.へりあき面に限定的なひび割れが生じたが荷重は低下せず,本実験条件下では鉄筋の定着性能に与える影響がないことを確認した.せん断キーとしてH形鋼を用いた岩盤との定着構造については耐荷性能を把握するため,実物大規模模型を用いたせん断載荷実験を行った.載荷に伴うH形鋼の挙動によりコンクリートにひび割れが生じたが,以降荷重は緩やかに推移し最大値に至った.本実験のひずみ...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 鉄筋端部にナットを設置した機械式定着の定着特性に関する研究

    吉松 秀和, 水戸 健介, 高橋 良輔, 徳重 英信 コンクリート工学論文集 34 (0), 117-127, 2023

    ...本論文では,継手構造の合理的な設計を行うため,定着具を設置した鉄筋の付着特性を明らかにすることを目的に引抜き試験を行い,既往の付着応力-すべり-ひずみ関係式に定着具挙動の影響とひずみ関係式に係数を考慮し,その適用性を確認した。</p>...

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  • 曲げひずみ付与によるZnめっき鋼板の抵抗スポット溶接部LME割れ感受性評価方法(第2報)

    沖田 泰明, 川邉 直雄, 高島 克利, 三宅 彩香, 安田 功一, 池田 倫正 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 12-13, 2023

    近年の自動車用鋼板の高強度化にともない抵抗スポット部のLME割れの問題が顕在化し、溶接部のLME割れ感受性を考慮した鋼板の開発が必要とされている。本報告ではラボにて鋼成分の異なる鋼板を作製し、第1報に示した開発した評価手法を用いて、LME割れ感受性を定量的に評価した結果を示すとともに、耐LME割れ性に現れた差異の原因について検討した結果を報告する。

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  • SUS316 鋼多層溶接過程における熱影響部の硬さ予測

    于 麗娜, 西本 和俊, 平田 弘征, 才田 一幸 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 126-127, 2023

    ...オーステナイト系ステンレス鋼SUS316に対して,加工硬化や回復・再結晶,動的ひずみ時効といった現象が多層溶接HAZの硬化に及ぼす影響を材料学的観点から検討した.多層溶接過程におけるHAZの硬さ変化に対し支配的な要因である溶接熱ひずみや回復・再結晶と転位密度の関係を定量的に検討した.その結果を用いて多層溶接過程におけるHAZの転位密度変化挙動に基づいた硬さ予測手法を提案し,その妥当性を検証した....

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  • 初期折れ加工による抵抗スポット溶接L継手の高強度化

    劉 泓江, 北村 貴典, 河野 大輔, 小林 賢二郎 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 32-33, 2023

    ...抵抗スポット溶接は自動車生産に多用されており,自動車の軽量化と衝突安全性を両立を望んでいる,力学の観点から検討するとナゲット端部のひずみを抑えることができれば継手強度が向上すると考えられる.そこで本研究ではL字継手に初期折れ加工を施すことで,継手強度が高くなることを提案し,実験より確かめた.さらに初期折れ加工における折れ角度,折れ位置が継手強度に及ぼす影響について検討した....

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  • 高血圧時に血管壁内平滑筋細胞のストレスファイバに外力は伝わり得るのか?

    杉田 修啓, 川合 凛太朗, 水野 尚登, 氏原 嘉洋, 中村 匡徳 生体医工学 Annual61 (Abstract), 135_1-135_1, 2023

    ...,我々はこれを検証した.正常血圧であるラットから摘出した大動脈に対し,最低血圧,最高血圧に加えて高血圧の3圧力条件に相当する周方向ひずみを負荷し,各SF方向ひずみを計測した.結果,最低血圧から最高血圧の脈圧変化時のSF方向ひずみはほぼ0であり,正常時の脈圧変化ではSF内の力は変化しないと考えられた.一方,高血圧相当の周方向ひずみを加えるとSF方向ひずみが増加し,高血圧になった直後ではSF内の力が増加...

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  • マイクロバイオメカニクスに基づくロボット術中診断法(RMA-OCDS)の開発

    佐伯 壮一, 岩井 愛弥, 福山 裕人, 塚原 義人 生体医工学 Annual61 (Abstract), 148_2-148_2, 2023

    ...<p>近年,OAの治療法の一つとして自家培養軟骨の移植手術が注目されているが,移植手術後の経過観察における診断評価がMRIや関節内視鏡による目視検査にとどまっており,組織生着性などの力学的評価方法に課題がある.このため軟骨組織内におけるマイクロメカニクスを非侵襲断層評価する診断法の確立が望まれている.著者らは,荷重負荷による軟骨組織のひずみ速度の時空間分布をマイクロ断層検出するOCDSシステムを構築...

    DOI

  • ロボットマニピュレータを用いた初期OA術中診断システム(RMA-OCDS)の提案

    野呂 文音, 福山 裕人, 岩井 愛弥, 佐伯 壮一, 塚原 義人 生体医工学 Annual61 (Abstract), 267_1-267_1, 2023

    ...限界がある.一方,OA治療法の一つとして自家培養軟骨の移植手術が注目されている.しかし,採取する部位は目視検査にとどまっており,定量的評価できないことが課題となっている.このように,初期OA診断および自家培養軟骨移植の両者において,マイクロバイオメカニクスに基づく診断法の確立が不可欠と考えられる.本研究では初期OA術中診断法として,軟骨組織変形および関節液流動によって発生するドップラー変調周波数からひずみ...

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  • 共焦点顕微鏡で観察が可能なFRET型張力センサを発現するマウスの開発と評価

    松本 健郎, 王 軍鋒, 前田 英次郎, 辻村 有紀, 横田 秀夫, 北口 哲也 生体医工学 Annual61 (Abstract), 86_1-86_1, 2023

    ...段階的に負荷・除荷し,FRET ratioを求めた.両組織ともひずみとFRET ratioはほぼ線形に変化したが,感度は腱組織の方が高かった.今回,我々が開発したFRETマウスは全身にセンサタンパク質が発現しており,蛍光も通常の共焦点顕微鏡で観察できる程度に明るい.今後,生体組織内部のひずみ変化を測定する新たな方法として期待できる....

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  • 人工爪装置による掻破動作の客観的評価

    小関 弘展, 室田 浩之, 志田 崇之, 砂川 伸也, 松村 海 日本義肢装具学会誌 39 (1), 47-52, 2023-01-01

    ...<p>ひずみゲージ内蔵人工爪装置を用いて,掻破動作を運動学的観点から多角的に分析した.健常成人ボランティア4名(男性3名,女性1名)の示指~小指に人工爪装置を装着して掻破動作を行った.得られた波形から10秒間の振動数,振幅,積分値を算出し,4指別,強度別,身体の部位(前腕・大腿・上腕・頭部),着衣の有無で統計学的に比較,検討した.4指別比較では,振動数に差はなかったが示指と中指の振幅と積分値が高かった...

    DOI 医中誌

  • 力センサを「一気に」印刷する3Dプリンタの開発

    西村 斉寛, 渡辺 哲陽 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2023 (0), 1A1-I17-, 2023

    <p>The goal of this study is to develop the 3D printer that can fabricate a force sensor by one-shot printing. To achieve this fabrication, the 3D printer with the dual extruders is used. One …

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  • 手指ダミーにおける内部のせん断ひずみ計測

    李 豊羽, 小柳 健一, 大島 徹, 塚越 拓哉, 野田 堅太郎 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2023 (0), 2P1-H27-, 2023

    <p>Labor shortages and low productivity have a high demand for constructing collaborative operation systems using industrial robots in the current global manufacturing industry. However, it results …

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  • SUS304鋼中に導入された応力誘起マルテンサイト相の分布と応力腐食割れの発生挙動の関係

    市川 桂也, 佐竹 忠昭, 村澤 剛 日本海水学会誌 77 (3), 122-129, 2023

    ...を用いて低ひずみ速度SCC試験を行う.さらに,電子線後方散乱回析法と走査型電子顕微鏡を用いて,SUS304鋼板中に導入された応力誘起マルテンサイト相とSCC環境下での主き裂の発生前後の組織観察を行う.結果として,SUS304鋼板中のマルテンサイト相の分布と腐食ピットの発生挙動の関係を明らかにするとともに,腐食ピットの発生挙動とSCC環境下での主き裂の発生・成長の関連を明らかにした....

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  • 長大変形下の砂箱実験における付加体形成時の応力変化とサブダクションチャネルの重要性

    高下 裕章, 野田 篤, 宮川 歩夢, 大熊 祐一, 橘 隆海, 兼子 尚知, 大坪 誠 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 333-, 2023

    ...アナログ実験では自然の岩石と類似した応力ひずみ曲線を示す材料を用いることが一般的である[4]。そのような材料として、非粘着粘着性の珪砂(豊浦砂)を用い、低摩擦のテフロンシートの上に、2 cm厚の豊浦砂を敷き、モーターでシートを巻き取ることによってプレートの沈み込み再現した。実験では、アウトフラックスが0となる条件Aと1 cm高のアウトフラックスとなる条件Bの2種類の実験を行った。...

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  • 陸上付加体に見られる破砕帯の帯磁率異方性によるひずみ解析:白亜系四万十帯・横浪メランジュ

    三谷 陣平, 橋本 善孝 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 418-, 2023

    ...このことから破砕帯内では圧密による扁平なひずみに剪断変形による葉巻型のひずみが上書きされたことを示唆している。これは他の断層帯でも、ひずみが扁平(oblate)から中性的な平面ひずみ、葉巻型(prolate)へと上書きされることは示されている(Shihu et al., 2020)。破砕帯内には破砕粒子の周辺に泥質な基質が流動的に剪断変形しており、葉巻型のひずみの上書きに寄与していると考えられる。...

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  • 等曲げモーメントを受ける多層のCFRPが積層された鋼管に対するエネルギー解放率の収束に基づく段差長

    水谷 壮志, 石川 敏之 土木学会論文集 79 (1), n/a-, 2023

    ...するエネルギー解放率や,それが収束する段差長の設計方法を提案した.多層のCFRPが積層された条件のもと,せん断遅れ理論から導出される連立微分方程式を固有値解析理論を適用した数値解析を実施することで,段差長と接着端部でのエネルギー解放率の関係を明らかにした.また,エネルギー解放率が収束するための段差長の式を導出し,その近似式を与えた.本研究で提案した近似式を用いて段差長を設計することで,構造系全体のひずみ...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 両端ピン支持単一ブレース材の繰り返し引張-圧縮載荷実験と解析

    浅野 拳斗, 宇佐美 勉, 葛 漢彬, 渡辺 孝一 土木学会論文集 79 (3), n/a-, 2023

    ...が切れた後は両端回転自由の解析結果に概ね一致した.回転摩擦が切れるのは,部材座屈が生じた変位に概ね一致し,急激な荷重低下が生じ始める点でもあった.(2)に関する予測結果は,局部座屈発生位置に相違はあるものの,ひずみ照査法あるいは解析によってある程度の精度で予測可能であることが分かった....

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 加速度応答に基づく車軸通過時刻のリアルタイム自動検知アルゴリズムの構築

    丸山 晃平, 吉田 郁政, 関屋 英彦 土木学会論文集 79 (6), n/a-, 2023

    ...<p> 鋼橋において適切な維持管理を必要とする損傷の1つが疲労き裂である.疲労き裂の主な要因は活荷重によって生じるひずみであることから,活荷重の実態把握,すなわち交通荷重とその台数の計測が重要となる.交通量を計測する手法は様々あるが,本研究では加速度センサによる車軸通過時刻の検知手法の提案を行った.計測データには,車軸がセンサ直上を通過した際に生じるパルス波的なピーク応答以外にも,反対橋脚側や隣接車線...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 高温延性曲線の実験結果に基づく凝固割れ感受性評価指標への考察

    山下 正太郎, 平田 弘征, 才田 一幸 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 56-57, 2023

    凝固割れは,高温延性曲線により割れ発生挙動が説明されるが,未だその評価にいたれていなかった.本研究では,高温延性曲線をバレストレイン試験ならびに拘束緩和式U型高温割れ試験を用いて,正しく評価した実験結果に基づき,凝固割れ感受性評価の際に重要な評価指標に対して考察した.

    DOI

  • 温湿度変化による木材の表面ひずみのシミュレーション

    岡本 健志, 藤原 裕子, 藤井 義久 木材保存 49 (3), 96-106, 2023

    ...続いて木材試験体を屋外暴露し,木材表面のひずみひずみゲージで測定するとともに,暴露環境の温湿度からひずみの計算を行い,実測値と比較した。その結果,計算値は実測値と近い波形をしており,木材表面に生じるひずみ変化の傾向を追うことができた。ひずみの実測値と計算値との差には試料厚さや面が影響していると考えられた。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 地下構造物周辺の液状化地盤を対象とした地震動作用後の変形解析

    大矢 陽介, 小濱 英司 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 2011年東北地方太平洋沖地震の際,空港誘導路下の地下構造物周辺の地盤で局所的な沈下が発生した.筆者らはこれまでに砂地盤内に地下構造物模型を設置した1g場模型振動実験より,地盤と地下構造物の動的相互作用によって発生する地盤の累加せん断ひずみと地表面の局所的な沈下との関係を明らかにした.また,地震応答解析より模型振動実験で得られた地下構造物周辺地盤のひずみ履歴を再現できることを確認した.本研究...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 送電鉄塔管理用傾斜計の傾斜変化閾値と配置に関する実験的研究

    栗原 幸也, 高橋 圭一, 相澤 敦武, 中村 直樹, 佐伯 昌之 土木学会論文集 79 (11), n/a-, 2023

    ...について,効率的かつ定量的な健全性評価を実施するため,傾斜計を用いたヘルスモニタリング手法の開発を進めている.現在,全国数十箇所の実設備にて傾斜角の変化量をモニタリングしているが,その閾値は設計用の有限要素解析コードを用いて暫定的に定めたものである.本論文では,現行の閾値の妥当性を確認するため,実規模の試験鉄塔を用いた強制基礎変位試験を行い,基礎変位と応力部材の傾斜変化の関係を確認した.また,基礎変位とひずみの...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 曲げひずみ付与によるZnめっき鋼板の抵抗スポット溶接部LME割れ感受性評価方法 (第1報)

    三宅 彩香, 安田 功一, 池田 倫正, 沖田 泰明, 川邉 直雄, 高島 克利 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 10-11, 2023

    ...そこで本研究ではLME割れ感受性を評価することを目的に、溶接部に任意のタイミングで任意のひずみを付与できる評価手法を開発した。これにより求めた割れ発生ひずみと温度からLME割れ感受性の定量的評価が可能となる。第1報では、開発手法の概要と、溶融Znめっき鋼板のLME割れ感受性の定量的評価例を紹介する。...

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  • レーザ切断で生じる縦曲がり変形とその発生要因に関する検討

    山下 龍之介, 岡野 成威, 望月 正人, 高田 伸浩, 山口 義博 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 252-253, 2023

    レーザ切断に伴う縦曲がり変形の発生要因の把握を目的として,板厚内部の入熱勾配について検討した.切断時の熱的挙動について把握するため,切断実験に伴う温度変化や残存熱量の計測を行った.その結果,板裏面の方が表面より温度上昇量が大きいことを確認した.また,切断時の残存熱量を実験的に測定し,その結果から構築した数値解析を用いて,実験的に測定することが困難な板厚内部の入熱勾配について推定した.

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  • 多機能OCTを用いたヒト皮膚マイクロバイオメカニクス糖尿病診断法の検討

    石原 稚子, 石井 亮輔, 佐伯 壮一 生体医工学 Annual61 (Abstract), 148_1-148_1, 2023

    ...これまでに,血糖値変化による微視的なバイオメカニクス反応を非侵襲かつin vivoに捉えることはできていない.本研究では,多機能OCTを用いたヒト皮膚バイオメカニクス糖尿病断層診断システムを提案する.本システムは,ヒト皮膚に荷重負荷するPZTアクチュエーターをドップラーOCTに導入した装置であり,赤血球移動によるドップラー変調から毛細血管網を断層可視化する.更に,画像相関解析(OCSA)に基づき皮膚組織のひずみ...

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  • センサ付鉗子を用いた術中の自然な動作で実施可能な粘弾性パラメータ算出法の基礎検討

    上野 来夢, 土肥 健純, 桑名 健太 生体医工学 Annual61 (Abstract), 181_1-181_1, 2023

    ...与えた際の応力を計測する.このとき,ひずみと応力の位相差から,弾性を表す貯蔵弾性率と粘性を表す損失弾性率を求め,これらの値から粘弾性体のモデルに応じた粘弾性パラメータを算出する.計測対象とする粘弾性体を3要素マクスウェルモデルで表した場合,2つの異なる周波数のひずみと応力から粘弾性パラメータを求めることができる.術中の任意の把持動作に着目すると,把持動作によるひずみと応力の時系列データはフーリエ変換...

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  • レンズひずみの収差解析の試み

    橋本 諭, 鈴木 聡, 辻元 丞司, 金児 裕 日本視能訓練士協会誌 53 (0), 131-139, 2023

    ...(p<0.01、Dunnett法)</p><p> <b>【考按】</b>強いひずみは高次収差を発生していることが分かった。眼科で眼鏡確認を行う際にはひずみの検査を行う必要がある。ひずみが確認された場合には、眼鏡店と連携してひずみへの対処を行う必要がある。</p>...

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  • クーロンウェッジにおける基底部弱層の有無とプロトデコルマ発達の関係性

    橘 隆海, 藤内 智士, 高下 裕章 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 423-, 2023

    ...上記の二種類の実験条件について,DICを併用した実験も行った.DICは撮影された画像のピクセル輝度値の数値解析から視野内の変位やひずみ分布を計測する手法であり,CTよりも高い時間解像度での観察が可能であるため,CTで得た解釈を詳細に議論することが可能である.本研究では模型の側面から画像を撮影し,これをDIC解析によって,撮影画像における砂層の鉛直変位の時系列データを得た.ここではCTと同じステージに...

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  • [招待講演]白亜紀フレアアップイベントと中央構造線・棚倉構造線沿いの延性変形との関連性

    中村 佳博, 宮崎 一博, 長田 充弘, 高橋 浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 6-, 2023

    ...<p>白亜紀フレアアップイベントによって形成された花崗岩体南縁及び東縁部には約1000 kmに渡って延性変形帯が発達する.従来この変形帯は,プレートの斜め沈み込みによるひずみの運動論的分配によって東アジア大陸縁に形成した高角度な大規模横ずれせん断帯と解釈されてきた(高木, 1999).しかし領家花崗岩ジルコンU-Pb年代データの拡充・地震波探査による中央構造線の地下深部構造の解明・新しいプレート復元...

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  • 音波を用いた磁気回転効果

    能崎 幸雄 応用物理 92 (1), 9-15, 2023-01-01

    ...<p>強磁性体の磁化と回転運動が相互に交換する磁気回転効果は,磁性の起源を明らかにした物理学上最も重要な発見の1つである.しかし,ローターで実現できるkHz程度の回転が生み出す創発磁場は非常に小さく,その応用にはつながっていない.一方,固体表面を周期的な格子ひずみが伝搬する表面弾性波は,GHzオーダの超高速な格子点回転運動を内包するため,大きな磁気回転効果が期待されており,物質の磁化を制御する新たな...

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  • モンテカルロシミュレーションを用いたアスファルト舗装に生じるひずみの確率特性の評価

    川名 太, 河野 亜沙子, 竹内 康 土木学会論文集E1(舗装工学) 78 (2), I_100-I_108, 2023

    ...<p> 本研究では,モンテカルロシミュレーションを用いて,設計変数のばらつきがアスファルト混合物層下面に生じる水平ひずみおよび路床上面に生じる鉛直ひずみの算定結果に与える影響を評価した.その結果,アスファルト混合物層下面の水平ひずみのばらつきは,アスファルト混合物層と路盤の弾性係数およびアスファルト混合物層の層厚の影響を,路床上面の鉛直ひずみのばらつきは,舗装各層の層厚および路床の弾性係数とポアソン...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • せん断遅れによる付加的な応力評価のための機械学習による断面特性推定

    青木 洋樹, 斉木 功, 大竹 雄, 三井 涼平 土木学会論文集 79 (15), n/a-, 2023

    ...され,この断面変形梁理論では 3 つの断面パラメタを導入することでせん断遅れによる断面変形,ひいてはせん断遅れによる付加的な応力を高精度に求めることができる.しかし,断面パラメタの決定には代表体積要素の有限要素解析を行う必要がある.本研究ではせん断遅れによる付加的な応力を簡易的かつ高精度で算定するために,有限要素解析の代わりに機械学習を用いた断面パラメタの推定法を提案する.提案手法を用いた付加的なひずみの...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • DIC 解析によるらせん積層 CFRP の曲げ変形挙動の検討

    松本 高志, 遠藤 祐希, 近藤 健太 土木学会論文集 79 (15), n/a-, 2023

    ...<p>CFRP 板の四点曲げ変形に対してデジタル画像相関法による解析を行い,らせん積層を含む3種類の積層構成についてひずみ分布を比較検討した上で,らせん積層 CFRPの変形挙動を検討した.直交積層と疑似等方積層が梁理論に従った分布を示すのに対して,らせん積層は梁理論によるものとは異なる特異な分布を示した.特に,曲げ支間において上縁で負のせん断ひずみと下縁で正のせん断ひずみを生じ,最大で 10000μ...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 溶接時の柱状晶凝固成長簡易解析手法を用いた溶接凝固割れについての検討

    幅田 真史, 王文達, 前田 新太郎, 生島 一樹, 柴原 正和 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 48-49, 2023

    高温割れは構造破壊の起点となる可能性がある重大な溶接欠陥であり,その発生を予測・防止することは非常に重要と言える。溶接高温割れは,溶接金属の溶融・凝固に伴う冶金学的な因子と周囲の変形や拘束により生じる力学的な因子により生じる現象である。本研究では,熱伝導解析を用いて得られた温度勾配から,溶接金属の凝固過程における柱状晶の凝固成長方向を予測する簡易解析手法の適用性に関する検討を行う。

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  • インデンテーション法による加工変質層深さ評価とその曲面形状への適用性検討

    肥川 周平, 岡野 成威, 望月 正人, 橋本 匡史, 手塚 亮 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 166-167, 2023

    ...ニッケル基超合金をはじめとする難削材の荒加工時に生じる加工変質層深さの把握を目的として,インデンテーション法による評価方法を検討した.測定結果は他の手法により測定した結果と近い値となることを示し,その有用性を確認した.さらに,実製品を模擬した曲面を有する試験片にも適用可能であることを示した.また,実験により必要な諸変数を取得し,残留応力および塑性ひずみ深さ方向分布の測定も試みた....

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  • 実橋梁に設置した小型IoTセンサで検出した画像とひずみによる構造ヘルスモニタリング

    川崎 佑磨, 井上 和真, 大川原 大智, 小西 優真, 山元 沙貴, 木暮 悠暁, 浅見 健斗 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    ...可能としたものである.また,このIoTセンサは太陽光発電によって稼働するため,電源敷設工事や重機などを用いずに人力のみでIoTセンサの設置・稼働が可能である.このIoTセンサを活用して,RC床版下面のひび割れと積層ゴム支承の支承変位の長期計測を開始した.IoTセンサの設置から1か月間で得られた画像およびひずみの計測データについて報告する....

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 固化材混合土の液性限界とイオン交換容量を考慮した圧密特性

    俊成 絃輝, 笠間 清伸, 古川 全太郎, 高田 義人, 北原 政宏, 西野 智之, 春日井 康夫, 片桐 雅明 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...の経過に伴って,固化材混合土の固化が進み,液性限界が大きくなり,定ひずみ速度圧密試験における同一間隙比での透水係数は小さくなった.(2)イオン交換容量から推定した透水係数の推定値と,定ひずみ速度圧密試験から得られた透水係数の実測値を比較すると,推定値/実測値は0.05-9.02の範囲となった....

    DOI Web Site 参考文献10件

  • PC構造におけるプレストレス導入時の緊張解析・緊張管理に関する基礎的研究

    石川 靖晃, 西尾 浩志, 八木 洋介 土木学会論文集 79 (10), n/a-, 2023

    ...摩擦によって生じる緊張力減少,PC鋼材の任意の形状配置による腹圧力などを精度よく考慮可能な緊張解析手法を開発した.本提案手法の開発により,コンクリートの変形を考慮した緊張端でのPC鋼材の抜け出し量の計算が可能となり,セット量による緊張力緩和の影響が合理的に考慮されることになった.実橋の張出架設のPC緊張事例やヘリカルな曲面を有するPC構造に対して提案方法による解析を行い,提案手法の妥当性および初期ひずみ...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 光ファイバセンシング技術による長周期海底圧力変動の観測

    松本 浩幸, 荒木 英一郎, 横引 貴史, 有吉 慶介, 高橋 成実 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...<p> 光ファイバセンシング技術のひとつである分布型音響センシング(DAS: Distributed Acoustic Sensing)は,光ファイバに沿ったひずみ変化を連続的かつ高感度に観測できる.著者らは,高知県室戸岬沖の海底ケーブルを利用して,ファイバ長120kmのDASの連続観測を実施している.本研究では,台風接近時のDASと海底ケーブル近傍の海底圧力計の観測データを精査して,長周期の海底圧力変動...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 表面変位を用いた穿孔法による板厚方向非一様残留応力分布測定手法の構築に向けた検討

    宮本 和紀, 岡野 成威, 望月 正人, 島貫 広志 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 266-267, 2023

    ...本報では,穿孔法の適用範囲拡大を目的として,板厚方向に非一様応力分布を持つ部材に対して適用できるよう一般的なひずみ式に代わる表面変位を用いた穿孔法の構築を試みた.そこで,従来法を参考にして応力算出式を拡張し,有限要素法を用いて応力算出時に必要となる校正マトリクスを取得した.また,構築した手法を非一様応力分布に対して適用した場合の応力測定精度を従来の穿孔法と比較・検証した....

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  • 種々の強ひずみ加工を受けたマグネシウム合金の水素吸蔵特性

    木元 慶久, 長岡 亨, 武内 孝, 森貞 好昭, 藤井 英俊, CENGERI Peter, SCHAFLER Erhard, ZEHETBAUER Michael 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 342-343, 2023

    ...水素はカーボンニュートラルの達成に向けて戦略的に重要なエネルギーキャリアである.水素吸蔵合金粉末の一般的な製法であるボールミリングは,長時間を要し高コストである.近年,より実用的な代替製法として,強ひずみ加工による水素吸蔵合金の結晶粒超微細化・ナノ組織化が注目されている.本研究では,摩擦攪拌プロセスまたは高圧ねじり加工を受けたZK60マグネシウム合金から削り出した粉末の水素吸蔵特性を比較した....

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  • 労働災害防止のためのアンサンブル学習による斜面崩壊の異常検知

    中根 良太, 平岡 伸隆, 中條 優樹, 吉川 直孝, 伊藤 和也 土木学会論文集 79 (24), n/a-, 2023

    ...切土・盛土工事等の施工中に,斜面が崩壊し労働者が死傷する事故が発生しており,ICT技術を用いて斜面崩壊前に異常を検知する取り組みが進んでいる.著者らは,線形回帰モデルや勾配ブースティング木を用いて斜面計測データの異常検知を検討してきた.本研究では,異常検知の精度向上を目的にアンサンブル学習の中からスタッキング手法を用いて異常検知を試みた.検証データには,遠心場において斜面掘削実験を行い計測した表層ひずみの...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 寸法効果に着目した大型面外ガセット溶接継手の疲労強度に関する実験的検討

    木ノ本 剛, 村越 潤, 平野 秀一, 佐藤 歩, 倉林 拓矢, 澤田 守 土木学会論文集 79 (12), n/a-, 2023

    ...,解析的な検討は多く行われているものの,疲労試験による系統立てた検討例は少ない.本検討では,道路橋の溶接継手を対象として,ガセット長さを200, 400, 800mm,主板厚を9, 25, 40mmに変化させた大型の面外ガセット溶接継手試験体の疲労試験を軸引張荷重下で行い,継手の寸法諸元が疲労強度に及ぼす影響について検討を行った.また,疲労試験時のビーチマーク試験と溶接止端近傍のき裂発生・進展時のひずみ...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 流動方向変換アクチュエータによる荷重・ひずみ計測

    野尻 晴太, 西村 斉寛, 多田隈 建二郎, 渡辺 哲陽 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2023 (0), 1A1-H07-, 2023

    <p>Soft robots enable various functions with their simple structure. However, typical flow control using many solenoid valves increases the complexity, mechanical structure, and cost of the control …

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