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検索結果 375 件

  • 少年院入所男性における出院後の法務教官への援助要請意図

    永井 智, 廣井 いずみ 教育心理学研究 71 (4), 305-318, 2023-12-30

    <p> 本研究の目的は,少年院入所男性における出院後の法務教官への援助要請意図の関連要因を検討することであった。またその際,法務教官の態度・行動の認知を捉える尺度を作成した。少年院に入所する男性を対象に質問紙調査を行い,援助要請意図,利益の予期,援助要請のセルフスティグマ,法務教官の態度・行動の認知,過去の相談経験,男性役割,感情抑制,悩みの予期を尋ねた。有効回答数は215であった。分析の結果,…

    DOI Web Site 参考文献45件

  • 双極Ⅱ型障害の心理療法

    土屋, マチ 瀬木学園紀要 22 3-12, 2023-09-29

    本研究は,心理療法を行った双極Ⅱ型障害の事例を取り上げ,その対応について検討したものである.双極Ⅱ型障害は,DSM-Ⅳ(1994)において,疾病概念として登場し,その診断基準も明らかになっていた.しかし,筆者が面接を担当したその当時のわが国の精神医学および臨床心理学領域において,双極Ⅱ型障害の研究論文数は少なかったように,医療臨床の現場においては,現実の臨床像としては,まだ一般的ではなかった.そ…

    機関リポジトリ Web Site

  • 身近な他者への援助要請におけるセルフスティグマ尺度の作成

    永井 智, 木村 真人, 飯田 敏晴, 廣井 いずみ 学校心理学研究 22 (1), 19-27, 2023-03-10

    <p>本研究では,身近な他者へ援助要請を行う際のセルフスティグマ尺度の作成を目的とした。大学生300名を対象とした調査を実施した。分析の結果,セルフスティグマ尺度は一因子構造を持つことが示された。また,セルフスティグマ尺度は援助要請意図や被援助志向性と負の相関を示した。また,セルフスティグマと身近な他者への援助要請意図との相関は,専門家への援助要請意図との相関よりも高かった。また,家族と友人への…

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  • 小中学校担任教諭による養護教諭のリーダーシップ行動の認知

    後藤 多知子, 笠巻 純一 日本健康相談活動学会誌 18 (1), 28-38, 2023

    <p> 近年、養護教諭にますます組織を認識した専門性発揮が求められている。本研究では、養護教諭の学校関係者を連携・協働に導くリーダーシップ行動について担任教諭はどのように認知をしているのか、また、その認知と自校の学校保健に関する評価との関連について調査分析をすることを目的とした。2022(令和4)年の2月から3月に、東海北陸地方の小中学校400校に対しオンライン調査を依頼し、担任教諭102名の回…

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  • 運動後のリカバリーにおけるアイシングの有効な適用方法の検討

    山根 基, 大西 範和 デサントスポーツ科学 42 (0), 204-213, 2022-06-20

    <p>本研究では,約10℃と比較的高い約20℃を保つよう試作した相転移型の定温材を用いて皮膚を冷却し,皮膚温の推移を観察することによりこれらの定温剤が目標とした温度を維持できるか否かを検討した.また,この定温剤の冷却効果が筋運動による熱産生の亢進や皮下脂肪の厚みなどの影響を受けるか否かについて検討することを目的とした.</p><p> 大学生27名 (男性15名,女性12名) に非利き腕 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 他動式体幹運動機器を用いた運動が糖代謝に及ぼす急性効果に関する検討

    宇野 智子, 三浦 卓, 上田 洋子, 長崎 大, 梶岡 多恵子, 佐藤 祐造 糖尿病 64 (7), 377-380, 2021-07-30

    <p>他動式体幹運動機器が糖代謝に及ぼす影響について,正常血糖クランプ法により検討を加えた.被験者は健常者9名(男性6名,女性3名)で,インスリン作用の指標となるグルコース注入率(Glucose Infusion Rate:GIR)は,安静時に比して本機器を使用した運動後(30分)では有意に増大し(p<0.05),運動終了30分後には,安静時程度のレベルとなった.本機器による運動は,腹部や大腿周…

    DOI 医中誌

  • 古琵琶湖層群の鮮新世伊賀非海生動物群

    松岡 敬二, 井上 恵介, 川瀬 基弘 地質学雑誌 127 (6), 333-344, 2021-06-15

    <p>鮮新-更新統古琵琶湖層群は,三重県から滋賀県にかけて分布する湖沼および河川堆積物からなる.古琵琶湖層群からの哺乳類や貝類化石は,江戸時代の弄石(ろうせき)仲間では広く知られる存在であった.今回の巡検地である伊賀盆地(上野盆地)東方の大山田地域は,古琵琶湖層群の下部が分布し,日本の鮮新世を代表する化石を産出している.その熱帯~亜熱帯要素を含む淡水生動物化石は,伊賀非海生動物群としてまとめられ…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • TwitterAPIを用いた感情分析トランプ大統領と石原さとみに関するツイートの比較

    安念 保昌 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PC-071-PC-071, 2021

    <p>ツイッターは,自発的な書き込みによって成り立っているため,ツイートをうまく取り出せれば,質問紙の動機問題を解消できると考え,その試金石として,2020年米大統領選挙と同時期に話題となった女優の婚約話題を取り上げ,ツイートの感情分析を行った。2020年10月2日から,11月11日までの約6週間にわたる,66400件のツイートを対象にUserLocal …

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  • 4つの対人支援職熟達化の比較—熟達者と初学者における社会的課題への対応思考—

    石田 栄美子, 安念 保昌 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PJ-006-PJ-006, 2021

    <p>熟達者と初学者の問題解決の思考やプロセスを知ることで熟達者と初学者の差を明確化し,初学者の熟達化における学習支援に役立てていくことを目指す。長寿社会の到来における生涯学習の在りようが問われている。国の第3期教育振興基本計画では「人生100年時代」を見据え全ての人が生涯を通じ自らの人生を設計し活躍できるよう,現代的・社会的な課題に対応した学習等の推進,女性活躍推進のためのリカレント教育の強化…

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  • 小学校5、6年児童の歯周病や加熱式タバコに対する認識と社会的ニコチン依存度の関係

    増田 麻里, 稲垣 幸司, 大矢 幸慧, 佐藤 厚子, 相原 喜子, 後藤 君江, 原山 裕子, 古川 絵理華, 上田 祐子, 土田 満, 犬飼 順子, 高阪 利美 日本禁煙学会雑誌 15 (4), 84-90, 2020-11-30

    【目 的】 小学校5、6年児童に対して、喫煙が歯周組織に与える悪影響や加熱式タバコ(HTPs)による健康障害を含めた喫煙に関する認識と社会的ニコチン依存度との関係を検討することである。<br>【方 法】 2017~2018年に喫煙に関する認識と加濃式社会的ニコチン依存度調査票小学校高学年標準版(KTSND-youth)との関係を検討した。<br>【結 果】 …

    DOI 医中誌

  • 人種主義問題と「パンドラの箱」

    松岡 陽子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2020 (0), A06-, 2020

    日本の文化人類学はそれまで構築されてきたものを捨て、戦後「ゼロ」からアメリカ主導のもとで学問をスタートさせている。それは人種主義問題についても同様であり、日本が世界に先駆けて人種主義批判を行っていた歴史的事実―国際連盟創設時に規約に人種差別撤廃を記載することを提案した―をほぼ完全に無視している。すでに戦後70年以上経っており、少なくとも日本における人類学理論の取り扱いとしては非常に不自然である。

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  • 無洗米における消費者の意識

    宮澤 洋子, 山田 直子, 成瀬 まゆみ, 土田 満 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 70 (0), 145-145, 2018

    <b>目的</b> 平成28年度下水道処理人口普及率は78.3%に対し、欧米諸国では80~90%であり日本は低い傾向にある。水質汚濁原因は約7割が生活排水で、その45%が調理操作によるものである。米の研ぎ汁では窒素、リンなどの有機成分が含まれ、年間7,000tのリンが放出されるため、無洗米利用は生活排水負荷量の削減に有効であることが報告されている。無洗米の利用状況などを調査し、過去と現在の消費者…

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  • 大学生における過去および現在の共食状況と対人コミュニケーションなどとの関連(第2報)

    谷口 泉, 土田 満 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 178-, 2018

    【目的】家族との食卓は子供への食育を推進していく大切な場といわれている。今回は、過去、現在の共食状況とその関連要因および継続性との関係について検討した。<br>【方法】愛知県内のA大学とB大学に在籍する1年生から3年生までの男性107名、女性390名、計497名を対象とした。無記名の自記式アンケート調査をH26年7月10日~7月31日に実施した。共食頻度と食生活・共食機能を組み合わせ過去、現在の…

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  • ケニアでいち早く土地私有化を実現したエンブ社会の激動

    松岡 陽子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2018 (0), 106-, 2018

    ケニアの土地私有化は1950年代後半に立ち上がった国家プロジェクトであり、エンブはどの民族社会よりも先駆けてこれに取り組み、異常なスピードで進め、ケニアが独立した1963年に終わらせた。この計画達成直後、エンブでは既存の文化社会システムが突然崩壊した。土地の私有化は「伝統的な」紐帯を断絶し、歪な個人主義を招く。計画終了から半世紀経った現在だからこそ見えてきた土地私有化のエンブ社会における影響を論…

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  • 食物アレルギー児を持つ母親のQOL,育児ストレス,食生活負担に関する検討(第1報)

    山田 直子, 後藤 のり子, 宮澤 洋子, 土田 満 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 70 (0), 295-295, 2018

    <b>目的 </b>食物アレルギー(FA)児の母親における負担が大きいことが報告されているが、QOL、育児ストレスに関する報告は限られている。QOLについては一定の見解が得られておらず、育児ストレスについては家族の役割調整や相談援助の必要性が示唆されている。今回、FA児を持つ母親へのサポート体制を明らかにすることを目的に、QOL、育児ストレス等を検討した。<br><b>方法 …

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  • 糖尿病患者のもつ疼痛の実態およびその関連因子について

    菊山 優己, 瀧野 晧哉, 高木 聖, 中村 優希, 白川 和広, 城島 直人, 森 康一, 今村 康弘, 佐藤 祐造, 肥田 朋子 理学療法学Supplement 2016 (0), 1479-, 2017

    <p>【はじめに,目的】糖尿病(DM)に対する運動療法は確立された治療手段であり,運動の継続や身体活動量の向上はDMコントロールにおいて重要である。しかし,DM患者における運動療法を実施していない理由の21.9%が「運動すると痛くなるところがある」であり(荒川ら,2015),臨床においても大きな問題である。DMに由来する疼痛には有痛性糖尿病性神経障害(PDN)があるが,臨床で遭遇する痛みは神経障…

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  • 米の研ぎ回数による研ぎ汁の汚濁負荷量と食味調査の検討

    宮澤 洋子, 山田 直子, 土田 満, 林 恭子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 68 (0), 168-, 2016

    <br><b>目的</b>  平成26 年度全国下水道普及率は77.6%に対し、欧米諸国では80~90%であり日本は低い傾向にある。水質汚濁原因は約7割が生活排水で、その45%が調理操作によるものである。米の研ぎ汁は窒素、リンなどの有機成分が含まれ、年間7,000tのリンが放出され汚染源となっている。米の研ぎ回数の工夫により、研ぎ汁の汚濁負荷量と食味調査を行い、水環境及び食味も適した炊飯方法を検…

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  • 糖尿病診療における食事療法・運動療法の現状―糖尿病患者の全国調査集計成績―

    荒川 聡美, 渡邉 智之, 曽根 博仁, 小林 正, 河盛 隆造, 渥美 義仁, 押田 芳治, 田中 史朗, 鈴木 進, 牧田 茂, 大澤 功, 田村 好史, 佐藤 祐造 糖尿病 58 (4), 265-278, 2015

    わが国の糖尿病診療における食事療法・運動療法の現状を調査した.協力が得られた全国各地の医療施設糖尿病外来通院中の糖尿病患者5,100名に対し,質問紙調査を実施した.そのうち,同意が得られた4,176名を解析対象とした.日常診療における食事療法・運動療法の指導状況に関して,指導頻度は食事療法と比較し運動療法が有意に低かった.運動療法継続のために必要なもの,運動療法を実施していない理由は「時間」が最…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • わが国における糖尿病運動療法の実施状況(第2報)―患者側への質問紙全国調査成績―

    佐藤 祐造, 曽根 博仁, 小林 正, 河盛 隆造, 渥美 義仁, 押田 芳治, 田中 史朗, 鈴木 進, 牧田 茂, 大澤 功, 田村 好史, 渡邉 智之, 糖尿病運動療法・運動処方確立のための学術調査研究委員会 糖尿病 58 (11), 850-859, 2015

    わが国における糖尿病運動療法の現状を把握することを目的に,糖尿病運動療法の実施状況に関して,患者側に質問紙調査を行った.全国各地の専門医に通院中の糖尿病外来患者5,100名に質問紙調査を行い,同意が得られた4,176名(81.9 %)を解析対象とした.診察時に運動指導を受けている患者は食事療法とほぼ同率であったが,運動指導を「受けたことがない」が30 %存在し,食事療法の10 …

    DOI 医中誌

  • 大学生における過去および現在の共食状況と 対人コミュニケーションなどとの関連(第1報)

    谷口 泉, 土田 満 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 67 (0), 203-, 2015

    <b>目的</b> 家族との食卓は子供への食育を推進していく大切な時間と場といわれている。本研究では、過去および現在の共食状況と食生活や健康習慣、対人コミュニケーション、精神健康度との関連を明らかにするとともに、継続性についても検討を加えた。今回は現在の共食状況と過去、現在の要因との関連を報告する。<br> <b>方法</b> …

    DOI

  • わが国における糖尿病運動療法の実施状況(第1報)―医師側への質問紙全国調査成績―

    糖尿病運動療法・運動処方確立のための学術調査研究委員会, 佐藤 祐造, 曽根 博仁, 小林 正, 河盛 隆造, 渥美 義仁, 押田 芳治, 田中 史朗, 鈴木 進, 牧田 茂, 大澤 功, 田村 好史, 渡邉 智之 糖尿病 58 (8), 568-575, 2015

    わが国における糖尿病運動療法の現状を把握することを目的に,糖尿病運動療法の実施状況に関して,医師側に質問紙調査を行った.糖尿病専門医(以下,専門医),専門医以外の内科医(以下,一般内科医)各600名を対象に,日本医師会との共同企画により,運動療法の実施状況に関して質問紙調査を行い,合計403名(33.6 …

    DOI 医中誌

  • なぜ精神療法は効果があるのか

    渡辺 久雄 全人的医療 13 (1), 15-24, 2014-12-25

    <p>精神療法はなぜ効果があるのか.その解明のプロセスと結論を示す.精神療法過程で生起した顕著な治療的変化に注目し,そこに劇的な治癒機転が内在しているとして,顕著な治療的変化が生起する前提条件的要因とそれが生起する4つの治療状況を分明にした.しかし,治癒機転の究明は進捗せず,着実な治療的変化に注目して,多角的課題解決療法(DTOP)を開発した.その後,劇的な治癒機転を構成する次の5つの治療的変化…

    DOI Web Site 医中誌

  • 養護教諭のリーダーシップ行動に関する研究

    後藤 多知子, 古田 真司 学校保健研究 52 (3), 191-205, 2010-08-20

    <p> With the promotion of school health being one of the main aims, the leadership qualities of <i>yogo</i> teachers as professionals are in high demand these days. The main objectives …

    DOI

  • 運動習慣の形成を支援するための家庭用体操ロボットの実用性の検討

    種田 行男, 加納 政芳, 山根 基, 笠井 達也, 鈴木 敏博, 加賀 善子 日本健康教育学会誌 17 (3), 184-193, 2009

    目的:中高年女性の運動実施意欲を高めて運動習慣の形成を支援するための家庭用体操ロボットを開発し,その実用性を検討した.<br>方法:対象者は軽度の膝痛を有する中高年女性6名,年齢64(SD11)歳であった.この6名に膝痛軽減のための体操(膝関節の屈伸,大腿四頭筋の収縮,膝関節の屈曲と大腿四頭筋のストレッチ,膝関節まわりの筋収縮)を指導した.体操ロボットはHITEC …

    DOI 医中誌

  • 消費者教育の現代的役割

    伊藤 由美子 消費者教育 29 (0), 85-96, 2009

    This report considers the modern role of education for consumers, mainly the educational role of support for career development. On the point of consumer protection, Japan moved to state the rights …

    DOI

  • 介護予防事業における”パズル式あかね積木”の有用性について

    伊藤 眞知子, 松井 洋子, 河合 利衣, 青山 留美子, 塚田 圭子, 岡田 ひろみ, 早川 富博, 土田 満 日本農村医学会学術総会抄録集 57 (0), 225-225, 2008

    [はじめに]豊田市の山間部の足助地区では、介護予防事業(はつらつクラブ)の認知予防プログラムとして、パズル式あかね積木(パズル積木)が導入されている。3年間の活動状況を報告する。<BR> [対象と方法]介護予防事業としてスタートしたH17年よりH20年までに、延べ153名(男子20名、女性133名)が参加した。また、3年間継続して参加した人は46名(全て女性)であった。<BR> …

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  • アズキ餡製造時に生ずるアズキ‘渋きり水’の抗菌活性

    土田 廣信, 水野 雅史, 木村 忠彦, 小原 章裕, 斉藤 史恵, 伊藤 友美 日本食品科学工学会誌 55 (12), 606-611, 2008

    アズキの製餡過程で生成する食品廃棄物である‘渋きり水’中にはポリフェノール配糖体,少糖類やサポニンなど生理活性を有する成分が多く含まれていると推察される.本論文では,国産で品種の異なるアズキから調製した‘渋きり水’のいくつかの食中毒原因菌,植物病原細菌及び植物生育促進細菌の生育に対する影響について検討を行った.‘渋きり水’は,食中毒原因菌である<I>Staphylococcus …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献24件

  • クッキー様菓子中の澱粉特性に及ぼす各種油脂の影響

    伊藤 友美, 安達 卓生, 山田 哲也 日本食品科学工学会誌 55 (2), 56-62, 2008

    3種類の市販の油脂(バター,ジグリセリド,トリグリセリド)と2種類の試薬としての油脂(トリオレイン,トリパルミチン)を用いてクッキー様菓子を作製し,これらの油脂添加の影響を,クッキー様菓子とクッキー様菓子から分離した澱粉の特性面から調べた.<BR>(1) クッキー様試料の断面は澱粉粒が油脂に覆われた構造であった.油脂の種類による違いは認められなかった.<BR>(2) …

    DOI Web Site 被引用文献7件 参考文献28件

  • LED式交通信号灯の開発に関する基礎的研究

    高橋 佑輔, 中嶋 芳雄, 高松 衛, 三間 賢一, 加藤 象二郎 照明学会 全国大会講演論文集 41 (0), 81-81, 2008

    近年、青色LEDの実用化に伴い、様々な場面でLED素子が利用されている。例として、LED式交通信号灯が挙げられる。今後、LED式交通信号灯の普及は益々拡大していくと思われる。ところで、色覚障害者にとって信号灯の黄色と赤色の識別は困難であり、そのため現在の信号灯は黄色の灯色を赤色より少し明るくしている。だが、それが本当に効果的であるか疑問が残る。そこで本研究では、色覚障害者にも認識しやすい交通信号…

    DOI

  • アズキ餡製造時に生じる煮熟廃液中のスタキオース含量とその回収法

    伊藤 友美, 土田 廣信, 小原 章裕, 水野 雅史, 木村 忠彦 日本食品科学工学会誌 55 (10), 506-509, 2008

    5種類のアズキを用い,餡製造工程において廃液として取り扱われている渋切水と煮熟液中の有効利用の検討を目的にスタキオースの含量を測定するとともに,煮熟液の各種処理による回収率および脱色率を測定した.<BR>(1)スタキオース含量は,アズキ中のスタキオース総量の26~49%が煮熟液に溶出されることがわかった.一方,渋切水中のスタキオース含量は,アズキ中のスタキオース総量の2.1~10.1%であった.…

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献12件

  • 各種モノグリセリド中で加熱処理した澱粉の特性

    伊藤 友美, 安達 卓生, 小原 章裕, 山田 哲也 日本食品科学工学会誌 55 (12), 589-596, 2008

    3種の澱粉(ウルチ種およびモチ種とうもろこし,小麦)を不飽和度の異なる脂肪酸組成の3種のモノグリセリド(ステアリン酸,オレイン酸,リノール酸)中で加熱処理(150℃,1時間)し,その澱粉特性を調べた.その結果,<BR>(1) SEMで澱粉粒の外観は,どの澱粉試料も変化が見られず,糊化,膨化していなかった.<BR>(2) …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献15件

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